マインドフルネスで変わる仕事術:焦りゼロの生産性向上法
音声配信を文字起こしをしています
▽ ▽ ▽
おはようございます、JAYです。今日は「Ask JAY」でご質問をいただきましたので、そちらにお答えさせていただきます。
今回は、まささんからのご質問ですね。
「結果に執着しないことについてですが、人からの評価や自分への不安から、動けなくなることがあります。今年の仕事がまさにその状態です。
動けないというより、あえて動かない自分がいます。しかし、このままではいけないと焦りも感じています。どう捉えれば良いのでしょうか。
楽しいから動く、そして結果的に変化が訪れるというのが理想です。」
まささん、質問ありがとうございます。
このような不安、よくわかります。僕も人からの評価を気にして、仕事で成果を出さなければと焦っていた時期がありました。
未来への不安も強く感じて、「今のままじゃダメだ、もっと頑張らなきゃ」と思っていましたね。
そんな時に、僕が学んだのがマインドフルネスや瞑想、そして潜在意識についての知識です。それによって、僕の中で「断捨離」という感覚が芽生えました。
あたかも彫刻を削るように、自分の中の不要な部分をそぎ落としていく、という実践を始めたのです。
それまでは、人生を粘土細工のようにどんどん積み重ねて作っていたんです。しかし、ある時からその積み上げた粘土を削り落とし、彫刻のように形を整える生き方に変えたんです。
これは単なる物の整理ではなく、生き方、仕事、スキル、そして人間関係まで含めた断捨離でした。その時は正直、不安でいっぱいでした。
でも、このプロセスが僕にとって大きな変化をもたらしました。
焦りを原動力にしていた過去の自分
それまではずっと人の評価を気にして、自分が何をしたいかというよりも、どうすれば他人に評価されるかを基準に選択をしていました。焦ると、その焦りが原動力となって行動に移していたんです。焦りこそが自分を動かす力だと信じていましたから。
しかし、ある時から「焦ってもすぐ動かない」という考え方を取り入れるようになりました。焦った時こそ、一度立ち止まって観察するんです。焦りを原動力にするのではなく、自分が本当に何をしたいのかを見つめ直し、それを原動力にしたいと思うようになりました。
自分の心がときめくかどうか、それを基準にして動くのです。
皆さんもご存知かもしれませんが、こんまり(近藤麻理恵)さんの「ときめきお片付け術」、つまり、物に触れて心がときめくなら残し、ときめかないなら捨てる、という考え方に似ていますね。
彼女が自己啓発の一環としてお掃除に落とし込んだ感覚に、僕も非常に共感しています。自分の心がときめくなら行動し、ときめかないならやらない。それくらいシンプルなんです。
どんなに高価な服でも、手に取った瞬間にときめかなければ捨てる。それが彼女の流儀です。でも、「この服、高かったからもったいないな」と感じると、なかなか捨てられませんよね。そこには執着や迷いがあるからです。
しかし、もしその服が100円だと言われたら、どうでしょうか?ときめかないなら、すぐに手放せますよね。それと同じなんです。
実践できている自分に「はなまる」をあげよう
これまでやってきたことを手放すのって、本当に勇気がいりますよね。怖いし、ドキドキするし、簡単には捨てられません。
でも、まずはまささんがこれまで学んできたことを、実際に今、実践できていることに「はなまる」をあげましょう。
文章では簡単に書かれているけど、焦った時に動かず冷静に対処できる人は少ないです。頭では分かっていても、なかなか行動に移せないものです。でもまささんはそれを実際に実践できている。それって素晴らしいことですよ。
私たちはつい、できていないことばかりに目が向きがちです。でも、こうして振り返ってみると、焦ってもすぐに動かず、立ち止まって選択できている自分に気づくはずです。
これまでのコンフォートゾーン(居心地の良い場所)は、焦ったらすぐに動く、人から評価されるために頑張る、という行動だったと思います。でも今、マーさんはその外に出て、新しい選択、つまり「静止」を選んでいるんです。それって、実はすごく難しいことです。
だからこそ、自分を「すごいな」と認めてあげてください。なかなかできることじゃないですからね。
そして、心の声が少しずつ汲み取れるようになってきているからこそ、無視できなくなっているんですよ。それは大きな成長の証です。
変化を恐れずに:自分らしい選択と新たな評価
今、「これちょっとやりたくないな」と感じたら、一度立ち止まってみるのが大切です。すると、自分が「これをやりたいな」と思うことに自然と気づくようになります。そして、その気づきに基づいて行動してみる。それを仕事に取り入れたり、新たなスキルとして学んで、仕事で活かしていくことができます。
おそらく、まささんもマインドフルネスや執着しないことにとても興味があり、だからこそ何度も学び、実践しているのだと思います。それをぜひ、仕事に活かしてみたり、職場での人間関係や周りの方々への声掛けに変化を取り入れてみると良いでしょう。
これまでのまささんは、頑張っている姿を褒められてきたかもしれません。もしかしたら、これからは違う選択をすることで、今まで褒めてくれていた人たちが褒めなくなることもあるかもしれません。しかし、それでも気にせず、学んだことを日常や仕事に活かしていくと、必ず新しい評価をしてくれる人が現れます。
ここで学んだことを実践し、仕事や生活に取り入れていくことで、周りの言葉や反応も変わってきます。自分が好きなことを仕事に生かしていく、それが本当に大切です。そして、そのプロセスは意外とシンプルです。
今、まささんが学んでいることは、おそらくとても好きなことだと思います。それを仕事や日常生活に少しずつ取り入れてみてください。それが、心地よい変化につながっていくはずです。
「静止」から「集中」へ:マインドフルな仕事の取り組み方
そしてもう一つ、ぜひ試してみてほしいことがあります。それは「静止」も大事ですが、「今できることにフォーカスする」ことです。
「これやりたくないな」と思ったら、その代わりに「どうすれば自分は前向きに行動できるか」を考えてみてください。
たとえば、少し声掛けを変えてみることにワクワクするなら、それをぜひ取り入れてみましょう。マインドフルネスを活かし、今できることに集中してみるのです。
今日1日、この時間は何に集中したいのかを心に問いかけてみてください。
仕事中だからといって、無理に嫌なことを続ける必要はありません。それでは前向きにはなれませんよね。そうではなく、「今日、この1時間は、何に対してなら前向きに取り組めるか?一生懸命になれるか?」と心の声に耳を傾けるんです。
ずっと嫌だなと思っていた書類整理を片付けたい気持ちが芽生えたら、その瞬間に一気に集中して取り組む。それが「今ここに集中する」ということです。
これまでの習慣的な行動を見直して、「今、何なら前向きに取り組めるか?」を探ってみてください。最初は少し難しいかもしれませんが、少しずつ自分の心の声をキャッチできるようになります。焦らずに続けてみてくださいね。
明日への希望:日々の小さな実践が導く大きな変化
そうやって日々続けていると、気づけば前向きに仕事ができるようになった、という事例がたくさんあります。僕自身もそうでした。どんどん断捨離をして、自分が本当にやりたいことに集中するようになった結果、ものすごく前に進めるようになったんです。
また、この「断捨離」と似た考え方に「エッセンシャル思考」があります。僕はこのエッセンシャル思考を通じて、自分にとって本当に重要なものに絞り込む方法にたどり着きました。これについても、また機会があればシェアしていきたいと思います。
ということで、マーさんもぜひ、今の実践を続けてくださいね。そして、素敵な1日をお過ごしください。いってらっしゃい!
【YouTube動画】「片づけで人生が変わる」って…一体どういうこと?🤔
マインドフルネス×潜在意識勉強会はコチラ
↓
ご案内ページへ
※紹介者名欄にJAYブログとご記載いただくと無料で参加できます
JAYへの質問・相談はこちら
↓
フォームページへ