MINDFUL BLOG

JAYのマインドフルブログ

蓮の花

音声配信を文字起こしをしています
▽ ▽ ▽

どうも、JAYです。

さて、今日もこの時間がやってきましたね。

いい時間ですね。

ただただ、「今」というこの瞬間を過ごしていきましょう。

マインドフルに過ごしてみてください。

では、深呼吸をしましょう。

鼻から吸って……
はぁーっとため息をつくように吐いて……
もう一回、鼻から吸って……
吐いて、ふぅー……

さて、どうですか?

今、感覚として、安心感やリラックス感、気持ちが落ち着いたような感じがしたんじゃないでしょうか。

これ、本当に簡単なことなんです。

深呼吸、それを思い出してみてください。

特に何か嫌なことがあったときや、心がモヤモヤしたとき。

そんなときは、深呼吸です。

そして、何かプレッシャーを感じたり、緊張したりしたときにも、呼吸を思い出してみてください。

……でもね、これがなかなか難しいんですよね。

特にイライラしているときや、否定的な感情に支配されているときって、その思考や感情にどっぷり入り込んでしまっていて、「呼吸しよう」なんていう余裕がないんです。

でも、そんなときこそ、深呼吸を思い出せるかどうかで、すべてが変わってくるんです。

これって「回復力」って言いますね。

手放して、普通の状態に戻っていく、その力が高まっていくんです。

だから、ぜひ深呼吸、やってみてください。

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「ただ見る」ということの難しさ

ということで、今日は前回に引き続き、「マインドフルネスとは?」というテーマでお話ししていきたいと思います。

前回の音声では、「マインドフルネスとは何ですか?」という定義をお伝えして終わりました。

覚えていらっしゃいますか?

マインドフルネスとは、「今この瞬間の体験に、意図的に意識を向け、評価をせずに、ただ単に見ている状態」のことですよ、というお話でした。

さて、どうでしょう?

その状態、実感としてわかりますか?……難しいですよね。

それでは、ここでもう一度、深呼吸をしてみましょう。

鼻から息を吸って……口から吐いて……。

もう一度、鼻から息を吸うときに、胸が膨らんでいる感覚に意識を向けてみてください。

そして、吐くときに「ふーっ」と胸がしぼんでいく感覚に意識を向けてみてください。

もう一度、吸って……胸が膨らんで……吐いて……胸がしぼんでいく。

胸に手を当てる女性

どうでしょうか?

この瞬間、まさに「今この瞬間の体験に意図的に意識を向ける」ことができましたね。

そして、評価をせずに、ただ単に見る、つまり「観察する」ことができた状態です。

この状態のときって、あまり思考が湧きにくかったと思います。

何かを考えながら深呼吸するのは難しいですよね。

そして、考えながら胸の動きや体の感覚に意識を向けるのも、なかなか難しいものです。

だからこそ、思考でいっぱいの状態から、体の感覚に意識を向けることで、自然とマインドフルな状態へとシフトしていくんです。

そして、もし自分に対して何か評価……ジャッジメントが湧いてきたら、それをそっと手放していく。

そしてただ単に「見る」。

たとえば、何かイライラする出来事が起きたとします。

でも、そのイライラという感情は、自分の内側にある“期待”や“こうあるべき”という思い込み……「こうしなければならない」といった思考から生まれているんですね。

「こうあるべきだ」
「こうできなかった私はダメだ」など、

そういった評価が入っているからこそ、イライラが生まれるんです。

だから、「ただ単に見る」ということが、すごく難しい状態になってしまうんですね。

※前回の記事はこちら↓

「ただ見る」力を育てるヴィパッサナー瞑想

これがね、上手になっていくと、「ただ単に見る」という状態が少しずつできるようになっていきます。

これはやはり、禅の考え方が入っているんですね。

そして、ヴィパッサナー瞑想の要素がとても強くあります。

マインドフルネスというのは、ヴィパッサナー瞑想を現代版にアレンジしたようなもので、1980年代にジョン・カバット・ジン博士という方が日本に来られ、ヴィパッサナー瞑想を体験して、「これはすごい」と感動し、アメリカに持ち帰って、いろいろ変更を加えて現代版のマインドフルネスとして世界に広げていったという背景があります。

つまり、ヴィパッサナー瞑想……観察する瞑想ですね。

その「観察することのすごさ」、これがマインドフルネスの核にあります。

「観察する」というのは、本当に大きな力を持っているんです。

これは、ブッダが悟りを得るために実践したテクニックでもあるんですね。

でも、この「ただ単に見る」ということは……本当に難しい。

ものすごく難しいです。

たとえば、子育てをしていると、どうしてもイライラしますよね。

なぜイライラするのか?

それは、「ただ単に見る」ということができていない状態だからなんです。

もし、子どもの行動を評価や判断を加えずに「観察できている」としたら、それは本当にすごい状態です。

でも、私たちが普通に生きていると、なかなかそうはいきませんよね。

「あれができていない」
「これが間違っている」

と、当然のようにイライラする。

そして、イライラすることを否定する必要もまったくありません。

それは自然なことです。

でも、イライラするというのは、実は自分自身の中に

「こうしてほしい」
「こうあるべきだ」

という“主張”があるからなんです。

そういった自分の中の思いと異なることが現実として起きると、イライラが湧いてくるわけです。

「ただ単に見る」とは、たとえば目の前で子どもが騒いでいるという状況に対して、それを評価せずに、そのまま観察するということです。

何もしない。
ただ観察する。
反応しない。
判断を加えない。

これが、心が「フル(満ちている)」状態、つまりマインドフルネスの状態です。

そして、これをずっと続けていくことで……といっても、私自身が「完璧にできるようになった」というわけではありません。

これはあくまで「練習」です。

練習を重ねていくことで、いろんな効果が現れてきます。

そして、そういった状態が「得られるようになっていく」ということなんです。

クッションの中身をまき散らす子供二人

マインドフルネスがもたらす2つの大きな効果

いろんな効果については、すでに耳にされたことがあるかもしれません。

今日はその中でも特に大きな2つ……「メンタルの向上」と「パフォーマンスアップ」について、お伝えしたいと思います。

まず、なぜマインドフルネスによってメンタルが向上するのか?

それは、「ただ単に見る」ということができるようになってくるからです。

私たちは普段、無意識のうちに物事を判断(ジャッジ)しています。

誰かの言動を見てイライラしたり、自分に対して否定的な感情が出てきたりすること、ありますよね。

そのとき、実は体の中では“ストレス性のホルモン”が分泌されているんです。

このストレスというのは、私たちの心や体、そして行動にまで影響を与えています。

ストレスを強く感じる人は、当然ながらパフォーマンスが落ちやすい。

逆に言えば、ストレスを感じやすい人でも、うまく軽減する方法を知っていれば、パフォーマンスを上げることができるわけです。

そして、その軽減のための鍵となるのが「ただ単に見る」というマインドフルネスの実践です。

ストレスを感じた瞬間に、それに気づき、評価を加えずに観察することができれば、手放すことができる。

その積み重ねが、ストレスの軽減につながります。

このマインドフルネスの効果については、医学的・科学的にも明確に証明されています。

ですから、私がこうしてマインドフルネスをお勧めしているのは、単なる精神論ではなく、根拠のある実践法としてなのです。

一番大きな恩恵は、やはり「ストレスの軽減」です。

そして、ストレスが軽減されることで自然と「メンタルの安定」や「パフォーマンスの向上」もついてくる。

さらには、ストレスが原因とされる病気にもなりにくくなるとも言われています。

実際に、免疫力が高まるという研究結果もあります。

このように、マインドフルネスを日々実践することには、やらない理由が見つからないくらい、たくさんのメリットがあるのです。

だからこそ私は、この素晴らしさを実際に体験しながら、皆さんにもお伝えしたいと心から思い、こうしてお話しさせていただいています。

他人に期待・執着しないことで
自分の人生を取り戻せ

次回は「効果の中身」をもっと詳しく

では、次回はさらにもう一歩踏み込んで、「マインドフルネスを実践すると、具体的にどんな変化があるのか?」という部分をお伝えしていきたいと思います。

今回は、“メンタルの向上”と“パフォーマンスアップ”という2つの大きな効果についてお話ししましたが、

「そもそもメンタルの向上ってどういうこと?」
「パフォーマンスが上がるって、具体的にはどんな場面で?」

と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

そうした部分を、次回はもう少し具体的に、わかりやすくお伝えできればと思っています。

どうぞ次回もお楽しみに。

それでは今日も、素敵にマインドフルな1日をお過ごしください。

いってらっしゃい!

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