「我慢を教えない国」と「気遣いを育む国」の文化の違い
音声配信を文字起こしをしています
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おはようございます、JAYです。
ハノイに来て、もう1週間ほど経ちました。
あと2日ほどで東京へ飛び、そこでGLAYとLUNA SEAのライブを観てから京都に帰る予定です。
僕はまさにGLAY、LUNA SEA、X JAPAN、そしてL’Arc〜en〜Ciel世代です。
青春時代はこれらのバンドの音楽とともにありました。
奇跡的にも、GLAY、LUNA SEA、L’Arc〜en〜Cielの3バンドは今もなお活動を続けています。
一方でX JAPANは、ほぼ活動停止状態ですね。
いつかX JAPANが復活しないかと期待していますが、難しいのかもしれません。
ベーシストは2人とも亡くなり、ギターのHIDEももういません。
それでも、ToshlとYOSHIKIは今も健在ですから、彼らが再びX JAPANとしてステージに立つ日が来ることを願っています。
ガラパゴス化する日本、世界との違いとは?
さて、少し外が騒がしいですが……。
海外に出るようになると、日本の良いところも悪いところもよく見えてくると言いますよね。
もしあなたも海外に行ったことがあるなら、日本の特徴や違いを強く感じることがあるのではないでしょうか。
今日は特に、日本のユニークな点についてシェアしたいと思います。
日本という国は本当に独特です。
これは僕が日本人だからそう感じるのかもしれませんし、海外に出るからこそ気づくのかもしれません。
もしかしたら、アメリカ人が海外に出たときに「アメリカって独特な国だな」と思うのと同じような感覚なのかもしれませんが、日本はやはり特異な国だと感じます。
例えば、昔「ガラパゴス携帯」と呼ばれていたものを覚えていますか?
日本独自の進化を遂げた携帯電話のことです。
当時、海外ではすでに異なる形の携帯が普及していましたが、日本では折りたたみ式の「パカパカ携帯」が主流でした。
しかも、取扱説明書が分厚くて、読むのも一苦労でしたよね。
今では、携帯を買っても説明書なんてついていません。
それだけグローバル化が進み、どこの国に行ってもiPhoneかAndroidを使っているのが当たり前になりました。
ただ、ベトナムに来てみるとAndroidユーザーの割合が圧倒的に多いことに驚きます。
一方で、日本はiPhoneの所有率が世界でもトップクラスです。
これは、日本が豊かな国であり、高価なものを持つことが当たり前になっている証拠なのかもしれませんね。
こうしたスマートフォンの普及の仕方ひとつを見ても、日本のガラパゴス化の傾向が表れているように思います。
独自の文化や発展の仕方には、日本ならではの優れた点もたくさんあるのですが……。
日本の先進性、アメリカより10年先を行く?
海外に行くと、日本はすごいという声を本当によく耳にします。
「日本人です」と言うだけで、
「日本は素晴らしい国だね」
「日本の文化が好きだよ」
といった言葉をかけられることが多いんです。
これは僕たちが日本人だから特別に言われているわけではなく、世界の多くの人が本当に日本を高く評価しているからなんですよね。
この前、2週間ほど前にアメリカ人の友人と話していたときも、「日本はアメリカの10年先を行っている」と言われました。
僕たちは逆に、アメリカのほうが進んでいると思いがちですよね?
でも、その人曰く、日本のテクノロジーや文化的な部分を含めて、全体的に10年先を進んでいると感じるそうです。
今、アメリカは様々な問題を抱えていて、社会が混乱しつつある状況です。
トランプ大統領の影響で大きな変革が起きていますが、それはさておき、やはり海外にいても日本のすごさは感じます。
ベトナムでも、日本の技術や製品が高く評価されていますし、世界の至るところで日本のものを目にします。
特に自動車や電化製品は、日本が誇る代表的な産業です。
この前ドバイに行ったときも、タクシーの運転手に「日本人です」と言うと、「日本は世界だ」と言われました。
何を根拠にそう言ったのかまでははっきり聞けませんでしたが、「エレクトロニクスがすごい」と言っていました。
ちなみに、そのとき乗っていた車もトヨタでしたね。
そんな風に世界中で評価されている日本ですが、僕が特に素晴らしいと感じるのは……。
日本人の「次の人を思う心」が生む美しい習慣
やっぱり日本のすごいところって、「次に使う人のことを思いやる」文化があることだと思うんです。
これは本当に異常なほどにすごい。
他の国では、ここまで徹底して気を配る文化ってあまり感じたことがありません。
例えばトイレ。
綺麗なのはもちろんですが、それは単なる習慣や監修だけでなく、「次に使う人のために綺麗にしておこう」という意識がどこかにあるからこそなんですよね。
それから、飲食店のテーブルでもそう。
もし自分でテーブルを汚したら、綺麗に拭いてから帰るとか、食べ終わった食器をスタッフが持ちやすいように重ねておくとか。
もちろん全員がやるわけではないけれど、自然とそうする人が多い。
日本人にとってはこれが当たり前すぎて、普段意識することはないかもしれません。
でも、海外に行くとその違いがはっきりわかります。
トイレは汚れているし、机の上は散らかり放題。
物を出したら出しっぱなし、椅子を引いたら引きっぱなしで、誰も気にしない。
こういうのを見ると、日本の公共マナーの素晴らしさを改めて感じます。
特に交通ルールなんかは顕著ですね。
例えばベトナムでは、みんな「我先に」と進もうとするんです。
信号があっても関係なく、隙間があればどんどん入っていく。
これは「気が短い」というのとはちょっと違って、単純に「待つ」という概念があまりないんですよね。
良くも悪くも、そういう国民性なんです。
「我慢を教わらない国」と「思いやりを育む国」の違い
なぜ国によってこれほどマナーや公共意識の違いがあるのか?
それは幼少期の教育の違いにあるのかもしれません。
例えば、ベトナムでは「我慢すること」をあまり教わらないそうです。
それが良いか悪いかは一概には言えませんが、彼らは常に「もっと自分に合うものがあるはず」と考え、仕事に就いてもすぐに辞めて転職を繰り返すことが多いのだとか。
つまり、自分にとって最適な環境を探し続ける文化なんですね。
また、子どもがレストランで騒いでいても、大人は特に叱ることはありません。
しつけやマナーに関しても、日本とは異なる価値観があるのです。
一方で、日本は幼い頃から
「次の人のことを考えなさい」
「使ったものはきれいにしなさい」
と教わります。
その積み重ねが、日本の街の美しさや、公共マナーの高さにつながっているのでしょう。
例えば、電車やバスの中で周囲を気遣う姿勢、人混みでぶつからないように歩く意識などは、まさにその表れです。
海外に出ると、日本では当たり前だと思っていたことが、実は特別な文化だったことに気づかされます。
街にゴミが落ちていないこと、公共のトイレが綺麗なこと、誰もが自然と周りを思いやること……
こうした日本の良さを、もっと誇りに思っていいのではないでしょうか。
もしまだ海外に行ったことがないなら、一度外に出て、日本を客観的に眺めてみるのも面白いかもしれません。
外から見ることで、日本の素晴らしさをより深く実感できるはずです。
今日も日本人として誇りを持って、一日を過ごしましょう!
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