「本当の自分」って何?変わる自分を受け入れる文人主義の考え方
音声配信を文字起こしをしています
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おはようございます、JAYです。
ついつい朝から仕事のメールをチェックしたり、ニュースを見たり、LINEで誰かとやりとりをしてしまったり…
そんなふうに無意識のうちに誰かとのコミュニケーションを始めてしまい、気づけばモヤモヤした気分になっていることはありませんか?
もしそうなら、ぜひ意識的に朝の時間を大切に使ってみてください。
朝は、潜在意識がつながりやすいオープンな状態、いわゆるトランス状態になっていると言われています。
この時間にポジティブなことを思い浮かべると、潜在意識に良い影響を与えやすく、前向きな固定観念を育てることができるのです。
だからこそ、朝のひとときは、できるだけ良いイメージを思い浮かべるようにしてみてください。
こういった潜在意識に関する学びを、私は8年ほど前から深めてきました。
認知心理学や催眠療法(ヒプノセラピー)などを学ぶ中で、人の思考や認知の仕組みについて理解を深めていったんです。
実は、こうした分野の研究は、今のAI技術にも応用されているんですよ。
AIがどのように思考し、考察するのかという技術は、まさに人間の認知の仕組みを反映したものです。
人が言語を介してどのように情報を処理し、どのように思考していくのか—こうしたプロセスがAIの発展にも活かされているんですね。
たった5%の顕在意識?人生を左右する「思い込み」の正体
僕は潜在意識について学ぶ中で、そのパワフルな力を知りました。
僕たちが日々の行動や選択をしているように見えて、実は多くの部分が潜在意識に動かされているんです。
よく聞く話かもしれませんが、顕在意識というのは全体の5%にも満たず、僕たちが意思の力で考えていることが人生に及ぼす影響は意外と少ない。
逆に言えば、ほとんどの行動や判断は、潜在意識に根付いた固定観念によって決まっているんですね。
「こうあるべきだ」
「私はこういう人間だ」
といった思い込みが、無意識のうちに僕たちを動かしているというわけです。
この「思い込み」がどれほど強力なのか、学んでいく中で数多くの事例を知ることができました。
そして、昨日もまた新たな気づきを得たんです。
本当の自分とは?セミナーで現れる“陽”の自分を観察してみた
昨日、僕は「マインドフルネス21日レッスン」の説明会を初めて開催しました。
久しぶりに人を集めて、Zoomで10名ほどの方に向けて話をしたんです。
いつも通り、意気込んでスタートし、説明会が終わった後にふと気づいたんですよね。
「あれ、今日の自分、なんかすごく“気張って”たな」って。
僕が意識的に力を入れて話そうとすると、自然とテンションが上がるんです。
説明会の場では、まるで演者としての自分がいるような感覚になりました。
普段の僕は、こんなにテンションが高いわけではなく、どちらかというと落ち着いた雰囲気でいることが多い。
もちろん、テンションが高い自分もいるけれど、長い時間を過ごすのは“陰”の状態なんですよね。
でも、人前に立つと「スイッチを入れなきゃ」と思って、“陽”のエネルギーを意識的に引き出していることに気づきました。
そして、「なんで僕はこういうスイッチを入れるんだろう?」と、自分自身の固定観念について考えてみたんです。
そうすると、「陰のままだと良い評価を得られないんじゃないか」という思いが、自分の中にあるのかもしれないと思いました。
最初のうちは“陽”の自分を前面に出して、だんだん慣れてきて、周りから受け入れられていると感じると、“陰”の自分を出していく。
そんなパターンがあるんじゃないかと。
これが良いとか悪いとかではなく、ただ「そういう傾向があるな」と思ったんです。
テンションを使い分ける理由…自分を観察して見えてきたこと
分かりやすく言うと、もしこれを聞いている方が「YouTube大学」をご存じならイメージしやすいかもしれません。
中田敦彦さんのYouTube大学ってありますよね。
彼はYouTube大学の動画では、すごく陽気に発信している。
でも、一人語りの時は、どちらかというと落ち着いた雰囲気で話している。
もちろん、完全に“陰”というわけではないけれど、やはり一人で喋っている分、テンションは少し抑えめになっているんですよね。
つまり、場面によって「使い分けている」ということ。
僕もそれに近いことを無意識にやっているなと思いました。
特に説明会のように、一対多で話す場面では、テンションを上げて“陽”の自分を出している。
でも、それって本当に必要なことなのかな?と改めて考えてみたんです。
もし、最初から“陰”の自分のままで説明会に臨んだらどうなるんだろう?
そんなことを考えた時に、なんとなく「受け入れられないんじゃないか」という思いが出てきました。
恐怖というほどではないけれど、“陰”の自分ではあまり良い印象を持たれないんじゃないか、という固定観念が自分の中にあるのかもしれない。
これまでも、なんとなく感じていたことではあったけれど、今回改めて強く意識しました。
もし、初めての場面で“陽”の自分を出して、その後に“陰”の自分になっていったら、相手にギャップを感じさせてしまうかもしれない。
例えば、明るいキャラだと思って近づいてくれた人が、後になって「思ってたのと違った」と感じることもあるかもしれない。
でも、こういう気づきがあったからといって、それをネガティブに捉えているわけではなく、「ああ、そういう自分がいるんだな」と観察している感覚ですね。
こういう発見は、自分を深く知る上で面白いなと思いました。
どんな自分も「自分」…文人主義が教えてくれること
共感できる部分があったら、ぜひ教えてください。
僕自身、いろんな自分がいるなと感じることがあります。
でも、それは自然なことなんですよね。
「文人主義」という考え方があって、これは“会う人によって自分の人格が変わる”というものです。
例えば、家族といる時の自分、仕事での自分、友達と話している時の自分、子供と接している時の自分…
それぞれ違っていて当然なんです。
だから、1対1の時と1対多の時で人格が変わるのも、僕にとっては自然なこと。
でも、もしその変化が「ネガティブなセルフイメージ」から生まれているのなら、それは少しずつ変えていくこともできるのではないかと思いました。
そのためには、小さなトライをしてみること。
たとえば、いつもの自分でいても大丈夫だった、という成功体験を少しずつ積み重ねていくことが大切かもしれません。
そして、必ずしも“より良くする”ことがゴールではないとも思っています。
どう生きたいかは自分次第なので、変える必要があるとも限らない。
ただ、「一貫性のある生き方をしたい」と思うなら、まずは自分を素直に表現する練習をしてみるのも一つの方法ですよね。
どんな自分であっても、一定数は批判する人がいます。
でも、必ず価値観や相性が合う人もいる。
だからこそ、どんな自分であっても大丈夫なんです。
そんな気づきを、今日はシェアさせていただきました。
今日もマインドフルな素敵な一日をお過ごしください。
いってらっしゃい!
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