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JAYのマインドフルブログ

家族が歩いている後ろ姿、悲しい雰囲気

音声配信を文字起こしをしています
▽ ▽ ▽

おはようございます、JAYです。

今月は「人間関係の執着を手放す」というテーマでお話ししています。

今日はいただいたご質問にお答えしながら、特に家族との関係について考えていきたいと思います。

ご質問の内容は、
「家族に対してさえもどう思われるかが気になってしまう」
というものです。

この音声を最後までお聞きいただければ、家族との関係の築き方がわかり、ひいては社会での人間関係の作り方にも役立つヒントになると思います。

ぜひ最後まで聞いてくださいね。

ご質問内容は次の通りです。

家族に対してもどう思われるか気になります。

それによって相手から見放される恐れが根強く、そうなったら悲しいし寂しいです。

だから気を使ってしまうし、争いも嫌なので事なかれ主義になりがちです。

でもその結果、気疲れして孤独感も感じます。

だったら素直な自分でつながりたいとも思うのですが、やっぱりどう思われるかが気になります。

このループから抜け出す方法を教えてください

このご質問をくださった方は、以前からこうしたお話を何度かされていた方です。

今日は特に、具体的な解決方法として
5つのポイントに絞ってお話ししていきたいと思います。

まず、家族に対して気を使ってしまうことについてですが、そもそも「家族だから気を使わないのが当たり前」とは思わないでほしいです。

家族に対しても気を使えるというのは
実はとても素晴らしいことです。

家族も他人の一部であり、自分と違う個性を持つ存在だからこそ、気を使うことができる自分をまず責めないでいてほしいと思います。

さて、ここから具体的な5つのポイントについてお話しします。

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家族に気を使いすぎる時の5つの対処法

①自分には価値がある」と認識する

1つ目は、「自分には価値がある」
と認識することです。

これは自己受容とも言えますね。

「どう思われるか」
「見放されてしまうのではないか」
と気にしてしまうのは、まだ自己受容が十分でないからかもしれません。

もっと自己受容を深めて、「どんな自分でも価値があるんだ」と感じられるようにしていきましょう。

家族や他人からの評価に関わらず、自分には確かな価値があるということを認めることが大切です。

他人からの評価によって自分の価値が増えたり減ったりするわけではなく、それはあくまで自分の思い込みにすぎません。

評価に依存せず、自分の価値を認めることから始めてみましょう。

「私は私に価値がある」――この意識がしっかりと根付いてくると、自己信頼が安定してきます。

じゃあ、どうやってその自己信頼を築くのかというと、いくつかの良い方法があります。

その1つがセルフアファメーションです。

たとえば、「自分の気持ちや価値観を大切にしていいんだ」と自分に伝えてあげること。

「たとえ誰かに理解されなくても、私は自分を信じ続ける強さを持っている」と自分に語りかけることです。

また、「私は私のままで価値がある」というメッセージを自分に送り続けることが大切です。

これは頭の中での独り言としてでも、実際に声に出してでも構いません。

今、もしかしたら頭の中では無意識にネガティブなことを言い続けているかもしれませんね。

気づいた時にはアファメーションを取り入れると良いでしょう。

そして、瞑想もまたおすすめです。

特にヴィパッサナー瞑想を通じて自分の思考に気づき、生成と消滅を観察しながら執着を手放していくのも効果的です。

何度も言いますが、あなたの価値は他者の評価や誰と一緒にいるか、何を持っているか、どんな生き方をしているかによって決まるものではありません。

他人の評価に左右されて自分の価値が上下すると思い込んでしまうこともあるかもしれませんが、そんなことはないのです。

「私は私のままで価値がある」

このことを認識してみてくださいね。

丘の上で遠くを眺める女性

②恐れの正体を理解する

2つ目のポイントは
「恐れの正体を理解する」ことです。

見放されることへの恐れというのは、過去の経験や出来事から学んでしまったものかもしれません。

無意識のうちに、過去の何か怖い出来事が、今の自分の言動や行動に影響を与えていることがあります。

ここで大事なのは、その恐れがどこから来ているのかを自分で考えてみることです。

「見放されたら何が起こるんだろう?」と問いかけてみてください。

確かに、見放されたら寂しい気持ちになるかもしれませんが、それによって得られる新しい気づきやポジティブな変化があるかもしれません。

見放されることを怖いと思うのは、もしかしたらただの思い込みかもしれません。

じっくり観察して、「なぜそんなに怖いのか?」と自分に問いかける時間を持つことが大切です。

また、どんな過去の経験がこの恐れを生み出しているのかを考えるのも有効です。

たとえば、幼少期に「お母さんに見放されるのではないか」という不安を感じていたなら、それが成長してからも社会生活や家族との関係構築に影響しているかもしれません。

自分の中にどんな恐れがあり、その恐れが現実になったときにどんなネガティブなことが起こるのか、それをしっかりと理解してみてください。

③自分に寄り添う時間を持つ

3つ目のポイントは、
「自分に寄り添う時間を持つ」ことです。

これは、自分の本当の気持ちと向き合う時間を意識的に作るということです。

他者や家族に無理に合わせるのを手放すためには、まず自分としっかりつながり、素直な気持ちを認識することが大切です。

そして、その気持ちを少しずつでも日常の中で表現していきましょう。

いつもお伝えしているように、本音というのは他人を傷つけるものではありません。

人が傷つくのは、怒りを含んだ表現を相手にぶつけてしまうからです。

でも、「本当はこう感じているんだよね」と穏やかに伝えたときは、相手を傷つけることはありません。

たとえば、「今、何を感じているのか?」を自分の言葉で表現してみたり、紙に書き出してみるのも効果的です。

自分の気持ちを整理し、本当はどうしたいのかを確認する時間をぜひ取ってみてくださいね。

癒されている若い男性

 

④素直さと他者の反応に折り合いをつけていく

本当の自分の気持ちに気づけるようになったら、次に4つ目「素直さと他者の反応に折り合いをつけていく」ということです。

他者の反応が怖くて素直な自分を出せない、というのは自然な感情です。

でも、少しずつでも自分の気持ちを伝える練習を始めてみましょう。

その際、伝え方もとても重要です。

相手がどう受け取るかを意識し、相手の立場に立って伝え方を工夫してみてください。

たとえば、「こういうことを言ってみて、自分はこんなふうに感じているんだけど、あなたはどう思う?」といった形で尋ねてみると、柔らかく自分の気持ちを伝えることができます。

こうした言い方であれば、相手も嫌な気持ちになりにくいでしょう。

少しずつこのようにして安心感を自分の中で育みながら、自己表現を続けてみてください。

家族関係においても、あなたの本当の気持ちを伝えていくことをぜひ試してみましょう。

少しずつでいいのです。

⑤自己愛と孤独感への向き合いをする

5つ目のポイントは
「自己愛と孤独感への向き合いをする」ことです。

気を使いすぎて孤独を感じてしまうのは、相手の期待に応えることで自分の価値が上がると思い込んでいるからかもしれません。

相手の理想に応えようとするうちに、自分の本来の姿を押し殺してしまっているのではないでしょうか。

しかし、改めてお伝えしたいのは
自分の価値は他人の評価に左右されない
という視点をしっかりと持つことの大切さです。

孤独感や不安を感じるときには
「自分が自分にとって最高の仲間である」
ということに気づいてください。

あなたは、自分にとって一番の応援者であり、最高の理解者なのです。

自分が自分を責めてしまうと孤独感が強まりますが、他者との関係が薄くても、自分自身としっかりつながっていれば、1人でいても孤独を感じにくくなります。

孤独感というと、つい他者とのつながりの薄さが原因だと思いがちですが、実は自分とのつながりこそが鍵です。

他人との関係が薄くても、自分が自分の理解者であり応援者であれば、孤独感は少しずつ手放されていくものです。

孤独を感じる原因を外の環境や人間関係に求めるのではなく、自分自身とのつながりに目を向けるようにしてみてください。

そうすることで、少しずつ自己愛が深まり、孤独感も和らいでいきます。

ぜひ、日々の中で自分とのつながりを大切にしていってください。

まとめ

以上の5つのポイントを意識しながら、他人にどう思われるかという執着を少しずつ手放して、素直な自分で家族との関係を築いていきましょう。

この取り組みは、やがて社会でのつながりや人間関係の強化にもつながっていきます。

家族というのは最も身近で、
同時に最も難しい関係です。

ですが、家族との関係性を改善し、向き合っていくことができれば、社会での人間関係構築もやりやすくなるものです。

家族に対して過度に気を使い、疲れてしまうのはつらいことだと思います。

家族は本来、安心できる場であるべきだからです。

もし家族との関係で孤独や気疲れを感じているのなら、少しずつ向き合ってみましょう。

そのためには、まず自己需要を大切にすることが何よりも重要です。

自分を受け入れ、自分自身とつながることが、心地よい関係性を築くための第一歩です。

素晴らしいご質問をありがとうございました。

今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。

いってらっしゃい!

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