MINDFUL BLOG

JAYのマインドフルブログ

大野愛子さん

音声配信を文字起こしをしています
▽ ▽ ▽

JAY:このチャンネルは、聞いているだけで人生がとんでもなく全開になっちゃう、そんなコンセプトでお届けしております。

JAY:さて、今日もゲストをお呼びしております。

どうぞよろしくお願いします。

愛子さんです。

愛子さん:よろしくお願いします。

JAY:愛子さんは片付けの専門家ということで、普段から…収納アドバイザーでしたっけ?

愛子さん:はい、整理収納アドバイザーです。

JAY:整理収納アドバイザーをされているということですね。

愛子さん:はい。

JAY:どういうお仕事なんですか?

整理収納アドバイザーというのは。

愛子さん:はい。最近は結構流行っているというか、メディアでも取り上げられているんですけど、家の中を片付けるっていうところですね。

「片付けられない」というようなお悩みをよく聞いたりもするんですけど、そういう片付けを手伝ってほしいというご依頼を受けて、それぞれの家庭に訪問してサポートするというお仕事になります。

JAY:そうなんですね。いや、僕もですね、捨てるのが苦手で。

JAY:なんかね、本当、つい最近も「これ、もう誰かに全部捨ててもらった方がいいんじゃないか」って思ったんですよ。

JAY:自分で捨てようと思うと、いろいろ、ほら、思い出が出てきたり、「これまた使うんじゃないか?みたいな。

すごくマインドレスな…

愛子さん:うーん。

JAY:考えが出てきますね。

なので、マインドフルネスの実践者として声を大にしてその断捨離の素晴らしさを伝えたいんだけれども。

愛子さん:んん。

JAY:自分自身が下手で、とてもマインドフルネスやってる人とは思えないくらい、捨てるのが下手なんだよね。

だから、そういう方がいたら助かるんじゃないかなと思いますけどね。

捨てるコツとかあるんですか?

ただ断捨離だけではないんですもんね。

愛子さん:そうですね。やっぱり「断捨離」と聞くと「捨てなければならない」って、今のJAYさんの話でもありましたけど、捨てることが先っていう感じで思考が行くので、それができないと思うと進められないですよね。

JAY:う~ん。

愛子さん:でもやっぱり、物事の捉え方と、心理的なところが…繋がっているっていう思考で。

JAY:うんうん、

愛子さん:思い込み。自分の片付けに対する概念を変えると、少しアプローチしやすくなるっていうところで、私はマインドフルネスを、瞑想しながら整えるっていうところからもアプローチしているところはあります。

JAY:愛子さん、マインドフルネスの実践者、朝の瞑想の実践者でもありますもんね。

愛子さん:そうですね。

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収納があるから物が増える?

JAY:いや、これね、本当ね、難しいんだよなぁ。

僕、半分海外にいて、その間は小さいスーツケース一個で生活してるんですよ。

荷物も10キロくらいで、スーツケースの重さを引いたら実質数キロだけ。

着替えも3日分だけあって、南国だから長袖もいらないんです。

JAY:そんなふうに全然余裕で暮らせるんだけど、日本に帰ってくると荷物がやたら多くて。

収納も部屋もあって、ものがあふれてるわけじゃないけど、いらないものいっぱいあるなぁって。

JAY:物がなくても生きていけるのは実感してるのに、収納があるとついそこに詰め込んじゃう。

これってなんでなんですかね?

愛子さん:それは人間の習性ですよね。

JAY:あ、人間の習性なんだこれ。

愛子さん:そうなんです。

だから棚や収納ケースを先に買って、片付くと思われる方も多いんですけど、それで物が増えてしまうこともあるんですよ。

入れる場所があると、埋めなきゃって思考が働くので。

JAY:うん、

愛子さん:だから本当は、まず今持っているものを見直して、手放すものを決める。

それで、今ある収納で十分っていうことも結構あるんですよ。

JAY:うんうん、

クローゼット

愛子さん:つくづく感じるのは、モノを詰め込みたくなるのが人間なんだなって。

JAY:収納あるといっぱいに詰まってるんですよ。

引き出しとかクローゼットとかさ。

JAY:で、さっき話に出た「物を減らしたい」っていう気持ちはあるんだけど、じゃあ何から始めればいいのかなって。

愛子さん:捨てることからではなくて、まず「分類する」ことから始めるのがいいですね。

全部を捨てるわけじゃなくて、残したいものも当然ありますよね。

愛子さん:だから、まずはジャンル分けをする。

その中で、手に取って「これいらないな」って感じるものが自然と出てきたりします。

JAY:ほうほう。

愛子さん:いるものはまとめて、文具とか日用品とか、用途ごとにカテゴリーに分けていく。

そうすると、何がどれだけあるかが目で見てわかる。

同じ用途のもので「これひとつで代用できるな」って気づいて、少しずつ減らしていけるんです。

JAY:うんうん、

愛子さん:それでスペースが生まれる。

スペースができると、心にも余裕が生まれます。

そうすると、考えがまとまりやすくなって、判断力も上がるんですよ。

愛子さん:最初は判断できなかった「これいる?いらない?」も、スペースができることで頭が回ってくるんです。

だから、まずは分類して、その中で似たようなものを比べながら、いる・いらないを考えていくのがやりやすいと思います。

JAY:うんうん、

愛子さん:捨てるっていうより「残す」っていう考え方でいいと思いますよ。

大切なものを大切に残して、その上でスペースに応じた量に調整していくということもできます。

JAY:う~ん。

旅のように軽やかに

JAY: 本当に不思議なんですよね。

日本に帰ってくると、家には荷物がいっぱいあることに気づくんです。

JAY: でも、たぶんそのほとんどが必要ないんでしょうね。

愛子さん: うん。

JAY: ミニマリストの動画とかを見ると憧れます。

物がほとんどなくて、シンプルに生きている人たちを見ると。

そういう人たちは、そもそも「探す」という行為が発生しないですよね。

あれどこいったかな?なんてことも。

愛子さん: そうですね。(笑)

JAY: 海外にいるときなんかは、「あれどこだろう?」と思っても、スーツケースの中のどこかにあるから、すぐ見つかるんですよ。

愛子さん: うん。

JAY: それに、海外に行くときは持っていくものをすごく厳選しているのに、日本にいるとできない。

それとは別にあと2つあって、「いつか使うかも」と思って捨てられないものとか、もう3年以上も着ていないのに、好きなブランドのスーツとかはどうしても手放せないんです。

愛子さん: そういうの、ありますよね。

でもそれって、「着るか着ないか」よりも、「思い出として残しておきたい」とか、掘り下げて聞いてみると、ものに対する自分の思いがいろいろ出てくると思うんです。

JAY: 確かに。

愛子さん: たとえば「この服はあのときに着たから、思い出として残しておきたい」とか。

そういうふうに、物との向き合い方を少し変えてみると、気づけることがあると思います。

JAYさんはマインドフルネスも実践されているからこそ、より深く理解できる部分もあるのではないかと。

JAY: 僕の場合、もったいない精神が強いんです。

捨てられない理由の根本には、やっぱり「もったいない」と感じる心があるんです。

それをさかのぼると、子どもの頃の親の…なんだろう…

JAY: 僕の家は節約や倹約を大事にする家庭で、物を大事にしましょう、という時代でもありましたから。

愛子さん: へぇ。

JAY: そういう価値観が、深く根付いているんでしょうね。

愛子さん: それも多いですよね。

昔は物が少ない時代でしたし、そういう親のしつけもあって、同じような価値観を持っている方って多いと思います。

JAYさんは少しお若いかもしれませんが、私たちの世代でもよくある話です。

JAY:ね~。

愛子さん: でも、JAYさんが旅を通して実践されているように、人生を「旅」に例えると、やっぱり物が少ない方が身軽ですし、動きやすいし、見つけやすいですよね。

JAYさんもご自身の体験から、それを実感されているのではないかと。

JAY: うーん。

愛子さん: だからこそ、「もったいない」を取るのか、それとも「自由」を取るのか。

そういう感覚も大事になってくると思うんです。

JAY: なるほど。

愛子さん: そんなイメージを持つと、手放す判断もしやすくなるかもしれませんね。

JAYさんのように身軽な生活をされているからこそ、ちょっとした思考の切り替えで、できることがもっと増えるかもしれません。

JAY: 実はこの前、妻と話してたんです。

不謹慎かもしれないけど、「火事で全部燃えてしまったら、全部手放せるのにね」って。

で、僕が「お互いのものを交換して捨てるってどう?」って言ったら、妻に「じゃあ全部捨てるね」って即答されて(笑)。

愛子さん: すごいですね(笑)。

JAY: 感情がくっついてなければ、「この服、もう着ないでしょ」ってあっさり捨てられるんですよね。

愛子さん: うんうん、

JAY: でも自分で選んだ服だと、勝手に価値をつけちゃって。

人から見たら「何この汚い服?」って思うものでも。

JAY: そういうふうに、自分の感情を少し切り離せたらいいなと思っています。

やっぱり、できることならもっと身軽に、自由に生きていたい。

愛子さん: う~ん。

JAY: ピポット的に生きたい僕としては、正直、家すらいらないんじゃないかと思うこともあるんですけど…

でも家族がいると、そういう考えってなかなか受け入れられないですね。

スーツケース

物を捨てることの心理的な壁とは?

愛子さん: あ、でも今は家族という言葉が出てきましたけど、やっぱり一人で生活されている方ってミニマリストでお一人生活って多いと思います。

JAY: うーん。

愛子さん: 家族でいることで、本当に自分一人の考えではないことが家の中にあのいろいろあるわけです。

自分一人で判断できないから、ごちゃついてそれ整理つかないまま置かれているものも多いですね。

JAY: うーん。

愛子さん: それを理解しているだけで、全部納得だと思います。

納得してそれをしているっていうと、ストレスを感じにくくなります。

JAY: うーん。

愛子さん: すると、じゃあ納得してそれをどうするかっていう考えになると思います。

片付けられてないのが悪くてどうしたらいいのかっていう悩みなだけだったら進まないですね。

JAY: ん。そうだね。

JAY: いや、本当に。だから今またちょっと再燃してるわ。

愛子さん: (笑)

JAY: どうしてもまた、いや、本当になんかさ、スペースが欲しい。

なんか例えば上のクローゼットの上を開けたら全部空いてるとか、それだけで心地いいもんね。

愛子さん: うんうん、

JAY: でも今開けると、もう上から下までぎっしり入ってるっていう心の状態と一緒かもしれませんね。(笑)

JAY: 海外いるとスッキリしてるのはそのせいかもしれないななんて思ったりしますけど。

愛子さん: だから海外に行くのが好きっていうところがイコールなんでしょうか?

JAY: 海外に行くのが好きなのは、まあやっぱり自由で、もう身軽だしね。

ホテルも住まいを点々とするから、そういう暮らしが、昔憧れてたのもあってね。

そういうのができるけど、日本にいると移動しないし、妻は京都から出たくない人なので…

愛子さん: うんうん、

JAY: この前も隣町に引っ越そう提案をしたらすぐ却下されましたね。無理って。(笑)

愛子さん: 引っ越しが大変だからですかね?

そこの場所が好きだから?

JAY: そうそう、もう実家の近くに住みたいらしくて、徒歩圏内から離れたくないっていう人なので。

愛子さん: うーん。

JAY: まあなので家は家でじゃあこの辺で構えながら僕は自由にフラフラと生きていくということなんですけど…

JAY: 片づけを一緒に行ってアドバイスしてくれて、物が減っていく感じ?

愛子さん: そうですね。で、ちょっとさっきの補足をしていいですか?

人のものだったら捨てれるっていう話もありましたけど、執着がないからってね。

でも自分で捨てられないっていうのは納得してないからだと思うんですよね。ものに対して、

JAY:ほう。

愛子さん: だからそのストーリーを考えて、納得したら捨てれるっていうケースもあるんです。

一つの例としては、娘さんの制服が捨てれないっておっしゃる方がみえました。

でももう使ってないし、なんでだろう?なんで置いてますか?という問いかけによって、お子さんがちょっと不登校になってほとんど使ってなかったっていうことがわかりました。

JAY: はいはい

愛子さん: そういう時に大変な思いをされてたと思いますね。

JAY: うん。

愛子さん: ね。大変だったしあんまり使ってないし、そういう時もあったことをお話しすることで、でも今はもう元気に過ごしているし、娘さんも過ごしているし、自分も次のステップに行ってるし、と納得できた段階でもういらないなっておっしゃったんです。

すぐに手放せたんです。

JAY: うんうん。

愛子さん: だから、やっぱりそれぞれ人のものが捨てれるのは執着がないからだし、自分のものでも見直して納得して府に落ちれば、手放すっていうことに至るんだなと思いました。

それもマインドフルネスの瞑想でやっていることと同じだなと思っていて、瞑想をやってて気づいたことなんですけど。

JAY: ね。ただの執着だもんね。

愛子さん: そうですね。

JAY: そこに感情をくっつかなければポイポッっていけるもんね。

愛子さん: 自分の考えていることに納得できればネガティブであっても。

JAY: そうだね。

愛子さん: 手放せるっていうのは同じかなってやってて感じました。

JAY: 海外のときに家に何があったかなんかはね、考えてもしないし。

愛子さん: う~ん。

JAY: その頭にないのに帰ってきたら当たり前にあって捨てれないって変な話だもんね。

愛子さん: それと家にあるから安心するというところもありますよね。

JAY: そうなのかな?すてますか?(笑)

愛子さん: (笑) 一回その思考で見直してみてください。

JAY: ありがとうございます。

蓮の花

マインドフルネスと断捨離の繋がり

JAY: そうですね。

でも僕も、断捨離に興味を持ち始めたのは、マインドフルネスや禅の概念を学び始めたからなんです。

手放していくこと、身軽になることの素晴らしさに気づいて、それが僕にとって、今ここにいることを体験する素晴らしいツールになったんですね。

愛子さん: そうですね。

JAY: 掃除をするときに、感情に気をつけてみてください。

愛子さん: 自分と向き合って、自分の感情を感じてみるということですね。

JAY: はい、いい時間になるかもしれません。

愛子さん: そうですね。

JAY: ところで、愛子さんが今ご紹介されたいサービスはありますか?

愛子さん: はい。実は私は、片付けが苦手な方へのサポートも行っているんですが、そのアプローチとして、パン作りを提案しています。

JAY: ほうほう。

愛子さん: 本当に小さなスペースでもできるパン作りで、オーブンがなくても、トースターで簡単に作れる方法を伝えています。

これによって、片付けと同じように、やり方や考え方を少し変えることで、簡単にできることに気づけるんです。

愛子さん: その中でも、片付けの目的は家庭から笑顔を広げることです。

幸せを感じる空間を作り、みんなでその幸せを分かち合うことが大切です。

パン作りも、そんな思いを込めて行っています。

JAY: 大阪の長堀橋で開催されているんですね。

もし大阪に行くことがあれば、ぜひ参加してみてください。

愛子さん: はい、ぜひお越しください。

JAY: リンクも貼らせていただきますね。

※こちらになります
⇒ https://ameblo.jp/a1pur1n/entry-12490282911.html

JAY: 今日は愛子さん、ありがとうございました。

愛子さん: ありがとうございます。

JAY: はい、今日もマインドフルな素敵な時間をお過ごしください。

いってらっしゃい!

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