【自己肯定で変わる】執着を手放して自由に生きる方法
音声配信を文字起こしをしています
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おはようございます、JAYです。
今日もご質問をいただいておりますので、早速お答えしていきたいと思います。
今回は人間関係についてのお話ですね。
「仕事や友達関係において、メッセージを送っても返信がなかったり、遅かったりするとモヤモヤして気になってしまいます。
何かしたかな?とか嫌われてるか?とか考えてしまいます。
返事待ってますとか、お返事くださいとか送りたいですが、それもどうかと思って我慢したりしてそれもモヤモヤの原因だと思います。
どのように考えればよいですか?」
ということでした。
人間関係の悩みというのは、本当に多くの人が抱えているものだと思います。
実際、ほとんどの悩みは、
「人間関係」
「お金」
「健康」
に関わるものだと言えますね。
この3つが大半を占めていると思います。
ただ、人間関係の悩みというのは、他の悩みに比べて、向き合いやすい部分があるのではないかと思います。
手放しやすい、という感じでしょうか。
人間関係の悩みが解決してくると、だんだん悩まなくなってくる。
すると、本当に自由になれます。
生き方そのものも変わってくるし、もっと楽に、もっと楽しく生きていけるようになります。
ですので、この人間関係の悩みというのは、できるだけ早めに向き合って、解消していくことがとても重要だと思います。
さて、今日のご質問に関連する
「メッセージを送っても返事がこない」
という状況。
これは確かにモヤモヤするものですよね。
実は、僕自身も以前は同じようなことで悩んでいました。
メッセージの返信が遅いと
「あれ、何か悪いことを言ったかな?」
「相手が怒っているのかな?」
とか、ついつい考えてしまっていたんです。
でも、今はそのようなことをあまり気にしなくなりました。
それは、マインドフルネスやヴィパッサナー瞑想を実践するようになったおかげで、心の持ち方が変わったからです。
もちろん、完全にゼロになったわけではありませんが、以前ほど影響を受けなくなりました。
今日は、そのためのポイントを6つお伝えしたいと思います。少し多くなってしまいましたが、ぜひお付き合いいただければと思います。
人間関係に悩まなくなる秘訣
自分と相手を切り離す秘訣:境界線を引く重要性
1つ目のポイントは「境界線を引くこと」です。
他人の感情と自分の感情をきちんと切り離す練習が必要です。
これは、本当に重要なことです。
不機嫌な態度を見たり、感じたりした時にも
「これはその人の問題であって、自分の問題ではない」
と意識的に考えるようにすることが大切です。
そうすることで、自分自身の感情に境界線を引き、他人の感情に巻き込まれないようにする練習をすることが重要になります。
「他人軸」を手放す、ということですね。
「あの人にどう思われているのか」「よく見られたい」
という思いは、自分を苦しめる原因になります。
相手の感情はコントロールできません。
相手がどう感じるかは相手の課題であって、自分が介入するべき問題ではないのです。
例えば、何かをやらかして相手が怒ってしまった場合、謝罪が必要だと感じたら、しっかりと謝ることが大切です。
しかし、それ以上に相手が怒り続けるなら、それは相手の問題です。
自分がその怒りに振り回される必要はありません。
怒っているのは相手の感情であり、こちらがどうこうする問題ではないのです。
「それって冷たいんじゃないか」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、そう感じるのは、相手の感情を自分の問題として捉えてしまっている証拠です。
実際には、相手が怒り続けるのは、相手自身のアンガーマネジメントの問題であり、自分がコントロールできるものではありません。
ですので、相手が怒っている場合でも、「ほっといていい」と考えるのが健全な姿勢です。
境界線を引くということは、自分の感情の領域に他人を侵入させないだけでなく、自分自身も他人の境界線を侵害しないということです。
この境界線をしっかりと引いていくことが、人間関係においてとても大切なスキルです。
「深呼吸の力」でストレスを手放し、心を整える
2つ目のポイントは「深呼吸をすること」です。
たとえば、相手からメッセージが返ってこなくてモヤモヤしている時や、不機嫌な人に対してどう対応するか悩む時、まず深呼吸をしてみてください。
自分がストレスを感じていることに気づくことが大切です。
そのタイミングで、ゆっくりと深呼吸をして、呼吸を整えることで、心を落ち着かせることができます。
他人の感情に引きずられないようにするためにも、自分を整えることが大事なんです。
相手がどう思っているかなんて、実際にはわからないんですからね。
そしてもう1つ、重要なのは「なんとかしようとしないこと」です。
例えば、メールを送ったのに返事が返ってこない場合、その事実があるだけです。
それに対して「どうにかしよう」とすることが、執着を生み、それが手放せないからこそ苦しくなるんです。
返事が遅い、返ってこない、相手が自分を嫌っているかもしれない——そうかもしれませんが、それでも構わないんです。
それを無理にコントロールしようとするのは、自分の理想を相手に押し付けようとしている証拠です。
「返事は早く返すべき」とか「返事を必ずするべき」
という考えがあるから、返事が遅いとイライラしたり、モヤモヤしたりするんですよね。
でも、相手には相手のペースがあるんです。相手が返信するかどうかは、相手の自由です。
それを自分の中で「仕事だから返事をするべきだ」と考えてしまうのが、実は自分を苦しめているんです。
相手をコントロールしようとすればするほど、自分がその状況に縛られてしまうんです。
こうして、他人をコントロールしようとする気持ちは、自分自身をコントロールしているようなものです。
そして、その結果、感情を無駄に消耗してしまうんです。
ネガティブな感情を自分の中に生じさせる必要はありません。
少しドライに聞こえるかもしれませんが、やはり「ほっとく」ことが大切です。
相手をコントロールしようとせず、事実をそのまま受け入れる。
それができるようになると、物事をもっと広い視点で見られるようになり、目の前の小さな問題にとらわれなくなります。
この「なんとかしようとしない」という姿勢が、自分を自由にしてくれるんです。
相手の感情を受け取らない
3つ目のポイントは「相手の感情を受け取らない」ということです。
例えば、メッセージのやり取りで、相手がイライラしていたり、気分が悪いと感じた場合、どう対処するかについてです。
他人が不機嫌であることの多くの原因は、実は自分とは関係ないことが多いです。
先ほどお話ししたように、仮に関係があったとしてもそれは相手の課題であり
自分が受け取るべきものではないのです。
相手の感情を自分への批判や攻撃と受け取るのではなく、
「今、この人は何か自分自身で対処すべきことがあるんだな」
と認識することが大切です。
例えば、私も経験がありますが、家の中で家族がイライラしていると、その感情が移ってしまいそうになることがあります。
でも、そこで気づくんです。「これは私が受け取る必要はないんだ」と。
相手がイライラしていても、自分が同じようにイライラする必要は全くありません。
たとえ、もし自分がその原因だったとしても、相手の感情、つまりイライラは相手の中で起こっているものです。
私たちがその感情を受け取る必要はありません。
このように、感情を受け取らないという練習をすることで、自分の心を上手に扱えるようになります。
自分自身の機嫌を自分で取ることができるようになれば、いつでも自分を落ち着かせたり、ご機嫌にすることができるようになるのです。
そのためには、執着を手放すことが重要です。
相手に対する執着、つまり
「こう思われたい」
「こうして欲しい」
という感情があるからこそ、コントロールしようとする気持ちが生まれます。
それを手放すことで、相手の感情に振り回されず、自分の心を穏やかに保つことができるようになります。
「共感と距離感」:巻き込まれずに寄り添うスキルとは?
4つ目のポイントは「共感を持つが巻き込まれない」ということです。
たとえば、相手がイライラしていたり、何か不安定な感情を抱えているとき、こちらもそれに対して共感を持つことは大切です。
「何かあったのかもしれないな」
と感じることができることは、人間関係において重要なスキルです。
しかし、その共感を持ちながらも、その感情に巻き込まれないことがポイントです。
さっきお話ししたように、相手の感情に引きずられず、境界線を保つことが大事です。
共感を持ちつつも、相手の感情に飲み込まれないためには、優しい態度や前向きな姿勢で接しつつも、自分自身のバリアを張ることが必要です。
つまり、「そっか」と共感の気持ちを伝えながらも、冷静に適切な距離を保つことです。
相手がイライラしているからといって、こちらもイライラで返してしまいたくなる時がありますよね。
でも、そこで「ちょっと待てよ」と立ち止まってみることが大切です。
適切な言葉を選ぶために、少し距離を置いてみる。
それが、感情に巻き込まれず、相手に寄り添いつつも自分を守る方法です。
この「少し距離を置く」というのは、簡単そうで実は難しい部分かもしれませんが、意識してトライしてみる価値があると思います。
透明なバリアを張る:他人の感情に巻き込まれないために
5つ目のポイントは「心のバリアを作る」ということです。
これは1つのテクニックで、自分の周りに「透明なバリアを張るイメージを持ってみる」ことが重要です。
あくまでもイメージですが、これが非常に効果的なんです。
自分の周りに透明なバリアがあって、
他人の感情がそのバリアを通して自分の中に入ってこない
という感覚を持ってみてください。
このイメージを持つことが、他人の感情に巻き込まれず、自分自身を守るための手段となります。
そのバリアを張っている感覚があると、他人の感情を観察することはできるけれど、それに引きずられることはなくなります。
これによって、自分の心の平穏を保ちやすくなります。
自分の心を守るために、この「バリアを張る」というイメージを
日常の中で活用してみるといいでしょう。
感情の波に飲まれず、自分をしっかりと保つために有効なテクニックです。
「ポジティブな自己対話」:自分を支える言葉で心を強くする
6つ目のポイントは「ポジティブな自己対話」です。
感情に引っ張られそうになった時、自分に対してポジティブな言葉をかけることがとても大切です。
「大丈夫だよ」「私は私のままでいいんだよ」
と、自分に対して優しく肯定的な言葉をかけてあげることが、感情を安定させる助けになります。
他人の感情に左右されないこともまた重要です。
「他人の感情に影響されなくていいんだ」
と自己対話を通じて自分に語りかけることで、自分自身の気持ちを保つことができるようになります。
多くの場合、誰かがイライラしている時や嫌な気分になっている時、私たちは「自分に原因があるのではないか」と感じがちです。
自分がその状況に反応してしまうということは、どこかにネガティブな自己ジャッジがあることが多いのです。
しかし、そんな時こそ、自分にこう語りかけてみてください。
「私は私のままで大丈夫だ」
「誰にも怒られないし、脅かされることもない」
と。
そうすると、少しずつ強く、そしてしなやかで安定した心を自分の中に築くことができるようになります。
ポジティブな自己対話は、自分自身の心を強くするための非常に有効な手段です。
ぜひ、日々の中で意識してみてください。
「私が私であれば大丈夫」:自己肯定で執着を手放す
とにかく「執着を手放していくこと」が大切です。
「どう思われるか」「より良く思われたい」「他人から認められたい」
という執着が自分の中にあることに気づいたら、「その必要はないんだ」と自分に言い聞かせましょう。
「私が私であれば大丈夫なんだ」という心構えを持つことが重要です。
これは一度にできることではなく、少しずつ練習していくものです。
日々の中で、少しずつ意識していってみてください。
人間関係にはいろいろな悩みがありますが、こうした執着を手放すことができると、とても楽に生きることができるようになります。
また、これからも人間関係に関するアドバイスや考え方をシェアしていきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
今日も素敵な一日を過ごしてください。
いってらっしゃい!
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