「夫の怒りと子どもの心」母としてできること
音声配信を文字起こしをしています
▽ ▽ ▽
おはようございます、JAYです。
今日はご質問をいただいておりますので、お答えしていきたいと思います。
主人が息子に罵声を浴びせることがよくあります。私が主人にそれを指摘しても、一切聞く耳を持ちません。本当にストレスです。息子がかわいそうになります。どうすればいいでしょうか?
シンプルながら、とても考えさせられるご質問ですね。
こういった家庭内の問題は、どこのご家庭でも起こりうることだと思いますし、実際に「あるある」な話だと思います。
実は、うちでも似たようなことがあります。
罵声を浴びせる、というほどではないですが、妻が長女に対して感情的になってしまうことがあるんです。
相性が悪く、長女の言動に対してイライラしてしまい、つい強く言ってしまう。
そういうことが繰り返されると、家の中の雰囲気も悪くなりますし、長女自身もつらい思いをしてしまうんですよね。
だからこそ、ご質問者さんの「息子さんがかわいそうになる」というお気持ちは、すごくよく分かります。
誰かが責められている様子を目の当たりにすると、見ている側も心が苦しくなるものですよね。
これは、家族がいる方なら誰しも一度や二度、もしくは何度も経験することではないでしょうか。
では、こういった状況をどのように受け止め、どのように対応していけばいいのか……
そのあたりについて、少しお話ししていきたいと思います。
母の愛が生む痛みと慈悲の心
まず、ご主人が息子さんに罵声を浴びせているとき、それがまるで鋭い刃のように、自分の心を切り裂くような感覚になる……この気持ちは、とても自然なことです。
それは、息子さんに対する母としての深い慈悲の心、大きな愛があるからこそ感じるものなのだと思います。
まずは、その母としての愛の大きさに気づいてみてください。
あなたが息子さんを思いやり、彼の苦しみを自分のことのように感じていることは、本当に素晴らしいことです。
世の中には、こうしたことをあまり気にしない人もいます。
でも、あなたは大切だからこそ、息子さんのことを案じ、自然とその痛みを共有しようとしてしまう。
その結果、心がつらくなってしまうのですね。
ただ、この場合、実は苦しんでいるのは息子さんだけではなく、あなた自身でもあるのです。
ご主人の言葉を「聞いている」ことで、あなたの心が深く傷ついている。
これこそが、慈悲の心が生む感覚の一つです。
大切な人が攻撃されているのを目の当たりにすると、それをまるで自分が受けているかのように感じてしまう……これは、仏教的に言えば悟りに近い状態とも言えます。
たとえば、アスリートを応援しているとき、その選手が批判されたり攻撃されたりすると、自分のことのように悔しくなったり、悲しくなったりすることがありますよね。
それと同じように、あなたは息子さんのことをそれほどまでに大切に思い、彼を守りたいと感じているのです。
「まだ自分が罵声を浴びせられたほうがマシ」と思うほどに。
まずは、その自分の心に気づき、認めてあげてください。
これまでの人生で、ここまで大切な人が攻撃されることで、こんなにも心を痛める経験は少なかったのではないでしょうか?
もしかしたら似たようなことがあったかもしれませんが、それだけあなたの心が深く慈悲に満ちているという証拠なのです。
だからこそ、まずは「こんなに息子を大切に思える自分」を認めてあげましょう。
自分のその感情を受け止めることが、次のステップへとつながるはずです。
夫の行動にとらわれず、自分の心を整える大切さ
そして、ここで大切なのは、ご主人の心を直接変えようとしないことです。
それは、とても難しいことだからです。
ご主人の行動は、ご主人自身の心の状態が表れているもの。
しかも、その心の状態は、常に変化し続けるものです。
だからこそ、その一時的な状態に振り回されるのではなく、もっと高い視点から見つめることが必要になってきます。
つまり、ご主人の行動そのものに執着しないことが大切なのです。
なぜそういう言動をするのか、その根本の原因を探ろうとする前に、まずは自分の心を整えることが最優先です。
多くの場合、相手の行動が気になると、「どうしてこんなことをするのか?」と原因を追究したくなりますよね。
でも、それよりも大事なのは、自分の心を平穏に保つことなのです。
なぜなら、あなたが心を乱してしまうと、息子さんの気持ちを軽くしてあげることも難しくなるからです。
心が乱れた状態のままでは、相手を変えようとしても、むしろさらに混乱が生まれてしまいます。
だからこそ、まずは自分自身を落ち着かせることが大切なのです。
そのためにできることはいくつかあります。
たとえば、
瞑想や深呼吸をしてみる
自然の中で過ごしてみる
少し散歩に出てみる
こうしたシンプルな行動を通じて、まずは自分自身の心を静めることができます。
心が静かになれば、より明瞭な判断力も生まれます。
感情に流されず、冷静に状況を見つめることができるようになるのです。
だからこそ、まずは自分の心を整えることから始めてみてください。
夫を変えようとするのではなく、愛情を息子に注ぐ
ご主人を変えようとしたり、ご主人に何かを提案したりするのではなく、まずは自分が今感じている気持ちを大切にしてみてください。
息子さんを抱きしめてあげたい、かわいそうだから「大丈夫だよ」と声をかけてあげたい、そういう優しさや愛情があなたの中にあるはずです。
それを、できるだけ息子さんに伝えることを意識してみてください。
たとえご主人の罵声がどんなにひどくても、あなたの愛情が息子さんにとって大きな支えになります。
優しくハグをして、温かい言葉をかける。
それだけでも、息子さんの心の傷を癒す助けになります。
これこそが、本当の意味での「慈悲の実践」なのです。
また、あなたの中には「無条件の愛」がすでに備わっています。
それをぜひ、息子さんに向けてあげてください。
まずは、そこから始めることが大切です。
直接的にご主人の態度を変えようとするのが難しいのであれば、間接的なアプローチを試してみるのも一つの方法です。
たとえば、ご主人がイライラを感じる原因を深掘りしようとするのではなく、ご主人が少しでも落ち着くような行動をとってみる。
たとえば、ご主人が負担に感じていることを手伝ってみたり、ご主人の話を静かに聞いてみたり、共感を示してみるのも良いでしょう。
もちろん、これはとても難しいことだと思います。
ご主人が怒りをぶつけている最中に、「この人のことを理解しよう」なんて気持ちにはなれないですよね。
でも、本質的にはそこが大事なんです。
ご主人の気持ちに寄り添うことで、少しずつ関係性が変わっていく可能性もあります。
無理をする必要はありませんが、ほんの少しずつ、できることから試してみるのも良いかもしれませんね。
一人で抱え込まずに、周りの力を借りる大切さ
また、このような状況で一人で悩み続けるのはとても辛いことです。
信頼できる友人に相談するのも一つの方法ですし、必要であれば専門家のカウンセリングを受けるのも良いでしょう。
第三者の視点を取り入れることで、新たな気づきを得られるかもしれません。
この問題は、一朝一夕で解決するものではありません。
でも、あなたの持つ深い愛情と、執着を手放す仏教的な考え方を少しずつ取り入れながら進んでいけば、状況は少しずつ良い方向へ向かうはずです。
難しいテーマではありますが、今日お伝えした方法を試していくことで、少しずつ心の重荷が軽くなり、気持ちが和らいでいくのを感じられるかもしれません。
参考になれば嬉しいです。
今日も素敵な一日をお過ごしください。
いってらっしゃい!
マインドフルネス×潜在意識勉強会はコチラ
↓
ご案内ページへ
※紹介者名欄にJAYブログとご記載いただくと無料で参加できます
JAYへの質問・相談はこちら
↓
フォームページへ