「自己開示」で他者と深く繋がる方法を具体的に解説
おはようございます、JAYです。
今日は「人間関係の執着を手放す」
というテーマでお話しします。
ご質問は
人とすぐに打ち明けてコミュニケーションは取れるし、ある程度信頼関係は築けるけれど、心から自分をさらけ出して深く繋がることができない
ということです。
この問題を一言で言うならば、
「自己開示への抵抗」にあると思います。
ですから、今日はこの「自己開示への抵抗」をテーマに、そして自己開示をすることでどうやって人との信頼関係を深めていけるのかについてお話ししたいと思います。
心から自分をさらけ出すのが難しいという気持ちは、多くの方が共感できるものではないでしょうか。
実際に、完全に自分をさらけ出せる人というのは少数派です。
なので、「自分だけがさらけ出せないのではないか」と思う必要はありません。
おそらく、ほとんどの人が「100%さらけ出せるか?」と問われれば「そうではない」と答えるでしょう。
ですので、まず最初に心配しないでいただきたいです。
「みんな同じですよ」ということです。
そのうえで、「どうすれば少しずつ上手に自己開示ができるようになるか」をお伝えしていきたいと思います。
これは、ある意味で「練習」が必要なものなのです。
それでは、「どのように自己開示の練習をしていけばよいか」について、4つのステップをご紹介します。
自己開示の練習4ステップ
①自己理解
自己開示の練習の1つ目は「自己理解」です。
まず、自分が何に対して不安や恐れを感じているのかをじっくりと考えてみてください。
人と深く関わる際、
・自分をさらけ出すことへの不安
・見捨てられてしまうのではないかという恐れ
・拒否されるかもしれない恐怖
が多くの場合、自己開示をためらわせる原因になっています。
特に、自分をさらけ出すことに抵抗がある人は、「いい人でいなければならない」「嫌われたくない」といった気持ちが強く、相手に良い評価を求めて自分を少し偽ってしまうことが多いかもしれません。
これは、子供の頃に親から見捨てられないようにと無意識に身につけた生存本能のようなもので、私たちの中に深く根付いている癖なのです。
このような傾向を克服するためには、まず日常生活の中で自分を観察し、どのようなシチュエーションで特に不安や抵抗を感じているのかを把握することが大切です。
例えば、自己防衛に入ってしまう瞬間や、人との距離を感じるような場面を思い浮かべ、その時にどのような感情がわいてくるのか、自分を観察してみてください。
このように自己理解を深めていくことで、自分が何を恐れているのか、どのような不安があるのかが徐々に見えてきます。
それをしっかりと把握することが、深い人間関係を築くための第一歩となるのです。
②小さな自己開示の練習をしていく
2つ目のステップは「小さな自己開示の練習をしていくこと」です。
いきなり自分をすべてさらけ出すのは難しいものですから、少しずつ、ゆっくりと始めてみてください。
まず、1つ目のステップで学んだように、どんな場面でどのような不安や抵抗が湧いてくるのかを理解したうえで、その気持ちを少しだけ周りの人や信頼できる友人にシェアしてみるのが良いでしょう。
例えば、「こういう時に不安が出てしまうんだよね」と打ち明けることで、相手も「わかる」と共感してくれるかもしれません。
すると、「自分だけじゃないんだ」と感じられるようになり、自己開示が少しずつ楽に感じられるようになります。
また、信頼できる人に自分の本音や弱みを少しずつ話してみることも効果的です。
最初は小さな自己開示からで構いません。
そうして相手に受け入れられる経験を重ねることで、「みんな同じようなことで悩んでいるんだ」ということに気づき、自己開示への恐怖が徐々に薄れていきます。
意外に思われるかもしれませんが、多くの人が本質的には似たような悩みを抱えています。
考え方や価値観は違っても、自己開示が怖いと感じたり、人間関係を築くことに難しさを感じたりする点では共通する部分が多いのです。
少しずつ自己開示してみて、相手から共感を得たり、受け入れてもらえる体験を積み重ねていくと、
「これなら大丈夫かもしれない」
「安心して自己開示してもいいんだ」
という感覚が育ってきます。
成功体験を重ねることで、自己開示が次第に自然にできるようになっていくのです。
③他者への理解と共感の練習
3つ目は「他者への理解と共感の練習」です。
自己開示を進めるだけでなく、深いつながりを築くためには、まず相手の立場や感情を理解しようとする姿勢が非常に重要です。
相手に寄り添い、共感する姿勢を示すことで、自然と信頼関係が生まれ、相手も自己開示しやすくなります。
また、関係を深めるには「ノンジャッジ」、つまり相手をジャッジしないという心構えが欠かせません。
判断せず、良し悪しで評価せず、好き嫌いで相手を見ない練習を少しずつ積んでいくと、相手もこちらに心を開きやすくなり、互いに深い関係を築くことが可能になります。
例えば、コミュニケーションの中で自分が否定的な言葉やジャッジをしてしまったことに気づいたら、そのような姿勢をやめ、オープンな心で接するように心がけてみてください。
自分の物差しで相手を判断するのではなく、「そっかそっか」「そうだよね」と共感しながら、相手の言葉を受け入れていくことが大切です。
このように、自分の感覚や価値観を押し付けず、相手を理解しようとする姿勢を示すことで、より信頼感のある関係を築けるようになり、お互いが心を開きやすくなるのです。
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