やる気が起きない時にやってはいけないこと
音声配信を文字起こしをしています
▽ ▽ ▽
どうも、JAYです。
今日もベトナムの南の島からお届けしています。
朝はヨガに行ってきました。
久々だったので体が硬くなっているのを実感しながら、ポーズを取っていました。
加えて、仕事のことが頭をぐるぐる巡ってしまい、次から次へと考えが湧き上がってくる状態でした。
その都度気づいて、体に意識を戻すというマインドフルネスの練習を行ったんです。
結果的に、これがとてもいい練習になりました。
ヨガの後はすっきりして、そのまま戻ってきて海の近くで収録しています。
今日は「やる気が起きない時にやってはいけないこと」というテーマでお話ししていきます。
情報過多の時代に必要な「脳疲労」との向き合い方
やる気が起きない時、なんとなく体が重だるくて、謎の疲労感に襲われていませんか?
あまり体を動かしていないのに、頭が重く、ぼんやりとした不調を感じること、きっとあると思います。
そんな時、つい「やる気を出す方法」を調べたり、自己啓発本を手に取ったりすることはありませんか?
しかし、実はそれが逆効果になってしまう場合があるんです。
私自身、偏頭痛持ちなので、脳外科の先生や脳科学を研究している方々とお話しする機会があります。
彼らが口を揃えて言うのは、現代社会の大きな問題は「脳疲労」だということです。
そして、この脳疲労とどう向き合うかが、やる気や疲労感を改善する鍵だと教えてくれました。
人類、つまり私たちホモ・サピエンスが誕生したのは約20万~30万年前と言われています。
しかし、その後の長い歴史を経て、この100年ほどの間に急激に社会が発達しました。
そして、さらにこの10年ほどでスマートフォンが普及し、私たちは日常的に膨大な情報を脳に流し込む生活を送っています。
その結果、何かしなければと焦ったり、「やる気が出ない私はダメだ」と思い込んでしまったりします。
そして「やる気を出す方法」をYouTubeで探して試してみても、なかなか変わらない。
気づけば、より疲れを感じて何も変わらない毎日を過ごしてしまう…
そんな悪循環に陥っていませんか?
脳疲労と向き合い、それに対処する方法を取り入れることで、このループから抜け出すことができるかもしれません。
重要なのは、無理に自分を変えようとするのではなく、まずは今の自分を見つめ直すことです。
自分らしいエンジンで生きる大切さに気づくまで
ということで、この脳疲労と向き合うことが本当に重要だなと、私自身も強く実感しています。
実は一時期、仕事ばかりに没頭していた頃がありました。
その結果、疲労がどんどん溜まってしまい、ついYouTuberや成功者たちの活躍を目にすると、「どうしてあの人たちはこんなにエネルギッシュなんだろう」と感じるようになったんです。
そして、どうすれば彼らのようになれるのか、いろいろと考えたり研究したりしてみました。
結論を言うと、彼らと私たちでは「積んでいるエンジン」が全く違う、ということです。
YouTuberや成功者たちが発信する言葉というのは、彼ら自身のエンジンがあってこそ成り立つものなんですよね。
だから、私のような「ポンコツエンジン」の持ち主には、彼らのやり方や考え方は当てはまらないのです。
当時の私は、例えば堀江貴文さんのチャンネルやDaigoさんのチャンネルなど、成功者たちが半分自己啓発的な内容を伝えてくれる動画をよく見ていました。
今でも好きなチャンネルですが、その頃は彼らと比較して「どうやったらあんな風になれるんだろう」と考えていました。
けれど、気づいたんです。
体力もエンジンもまるで違う。
彼らはフェラーリに乗っているような存在で、私は原付バイク。
それではどれだけ頑張っても追いつけないんですよね。
記憶力や賢さ、IQなども全然違うわけですから、彼らの言葉を完全に鵜呑みにしても意味がないことに気づきました。
ただし、参考にすることは大切だと思います。
しかし、それを自分と比較してしまうのは、逆効果でしかありません。
原付エンジンを持つ私たちには、私たちなりの幸せな生き方、豊かに生きる方法があるんです。
そこに気づいてから、自分に合ったペースで進んでいくことの大切さを実感するようになりました。
やる気が出ない理由は脳疲労?今こそ「休む力」を磨く
やる気が出ない、謎の疲労感がある。
そんな時こそ、まずは「休む」ことが大切です。
ついついYouTubeを見たり、情報を集めたりしてしまいがちですが、それは逆効果。
脳にとっての負担が増え、脳疲労がますます進んでしまいます。
脳疲労がなぜ起きるのか。
その理由の一つに、人間の脳が未だに何十万年も前の環境に適応したままであるという点が挙げられます。
現代社会のように、大量の情報や映像を一度に処理する設計にはなっていません。
特にスマートフォンやSNS、TikTokなど、次々と情報をスワイプして流し込む行為は脳にとって大きな負担となります。
その結果、脳がエラーを起こし、いわゆる「謎の疲労感」ややる気の低下を引き起こします。
脳疲労の特徴は、体の疲れと区別がつきにくいことです。
身体的には休んでいるはずなのに、重だるい感じが抜けない。
そんな場合は、目から入る情報量を減らすことが重要です。
これを防ぐために私が取り入れているのが、「デジタルデトックス」です。
デジタルデトックスとは、定期的にデジタル機器を完全に遮断することです。
1日中ゴロゴロするのも良いですが、その際にYouTubeを見たり、スマホをいじったりするのはNGです。
むしろ、スマホを置いて外に出たり、散歩をしたり、自然の中で過ごす時間を作りましょう。
さらに理想を言えば、週に1回程度は丸1日、仕事もデジタルも手放して、脳を完全に休める時間を持つことが効果的です。
マインドフルな活動もおすすめです。
例えば、ヨガ、ハイキング、音楽、ウォーキングなど、今この瞬間に集中できる趣味に没頭することで、思考を緩め、脳をリフレッシュさせることができます。
これにより、脳疲労が軽減され、やる気や活力が自然と戻ってきます。
私のクライアントでも、「体を休めているはずなのに疲れが取れない」という悩みを持つ方が多くいます。
その場合、多くの原因は目から入る情報が脳に負荷をかけ続けていることにあります。
ですので、完全にデジタルを遮断し、1日中ゴロゴロしたり、2~3日旅行に行ってみたりすることで、脳の負担を減らし、本来のやる気やエネルギーを取り戻すことができるのです。
やる気というものは、そもそも人間が動物である以上、自然と湧き上がるものです。
もしそれが出てこないと感じた時は、脳疲労のサイン。
無理にやる気を出そうとせず、ぜひ休むことを優先してみてください。
それが結果的に、日々のパフォーマンスを高める秘訣となるでしょう。
やる気が出ない時に試したい「脳の休息法」
子供の頃を思い出してみてください。
やる気がなくて困った、なんてことはありませんでしたよね。
おままごとや野球、大好きな遊びに夢中になり、気づけば何時間も没頭していたものです。
モチベーションややる気という概念を必要とせず、ただ好きなことに向かって行動できていた時代。
そんな純粋な「集中」を大人になった私たちは忘れがちです。
そして今、多くの人が「やる気が出ない」と悩みますが、その解決法として「やる気を奮い立たせる」ことを試みるのは逆効果です。
自分を鼓舞して無理に行動を起こしても、それは長続きしません。
本当に必要なのは、まず心と体を休めること。
自分を大切にすることです。
疲れ切った体や心を放置しては、他人のために尽くすことすら難しくなります。
自分のケアをおろそかにしていては、持続可能なエネルギーを生み出せません。
自分を大切にするからこそ、他人を思いやる力が湧いてくるのです。
特に、脳が疲れていると感じた時には、情報を遮断することが重要です。
脳は大量の情報を処理する設計にはなっていません。
情報過多の状態は、食べ過ぎで胃がもたれる感覚に似ています。
消化しきれず、吐き出したくても吐けない脳が、やる気の低下や体のだるさという形でSOSを発するのです。
そんな時は「デジタルデトックス」を試してみてください。
3日ほどスマホやデジタル機器から離れ、リトリートに参加したり、自然の中で過ごすのも良いでしょう。
情報の流入をストップさせ、脳に「空白」を与えることで、本来のリズムを取り戻せます。
私たちは幼い頃から
「もっと頑張れ」
「そのままではダメだ」
と言われ続け、自分に厳しくなる癖がついています。
しかし、もうそんな必要はありません。
自分を否定するのではなく、自分をいたわることで、より良い未来が開けることに気づいていきましょう。
疲れた時、やる気が起きない時には、ぜひ情報をシャットダウンし、自分自身を休ませてあげてください。
それがあなた自身を救うだけでなく、結果的に他者をも幸せにする方法です。
心と体を第一優先にして、今日もマインドフルな一日をお過ごしくださいね。
マインドフルネス×潜在意識勉強会はコチラ
↓
ご案内ページへ
※紹介者名欄にJAYブログとご記載いただくと無料で参加できます
JAYへの質問・相談はこちら
↓
フォームページへ