トラブルを受け入れる力:マインドフルネスがもたらした心の平穏
音声配信を文字起こしをしています
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おはようございます、JAYです。
昨日は関西空港から録音した音声を配信していましたが、皆さんお聞きいただけましたでしょうか?
その後、私は朝から香港に向かい、そこからベトナムへ飛ぶ予定でした。
しかし、思わぬトラブルが発生しました。
予定では朝9時の便に乗るはずだったのですが、飛行機に搭乗したものの、なかなか出発しない様子。
「点検中です」とのアナウンスがあり、そのまま機内で約2時間待たされました。
そして、突然「タイヤにトラブルが発生したため、降機してください」と案内され、急遽降りることに。
その後も長時間待たされた末、「出発は早くても午後になります」との追加アナウンスが入り、最終的には昼過ぎに「2時半に出発予定」と決定しました。
つまり、9時に出発する予定が5~6時間も遅れ、午後の便に変更されることになったのです。
この影響で、香港からベトナムへ向かう次の便には間に合わないことが確定しました。
今回、関西空港から香港行きのチケットと、香港からベトナム行きのチケットを別々に購入していたため、こうしたケースではほとんど保証が受けられないんです。
一応、香港エアラインに状況を伝えてみましたが、対応は厳しそうな反応でした。
そして現在、私は香港のホテルでこの収録を行っています。
本来ならば、今頃はベトナムの南の島で快適に録音していたはずですが、計画通りにはいかず、香港滞在を余儀なくされました。
新たにチケットを取り直し、今日の夕方、昨日乗る予定だった便の時間に合わせてベトナムへ向かう予定です。
5000円のおにぎりと3000円のラーメンの価値
今回のトラブルで、クレジットカードの付帯保険が役立つ場面がありました。
海外旅行保険には、航空機遅延時の補償がいくつか含まれていて、例えばホテル代として2万円、空港滞在中の食費も2万円まで支給されます。
さらに翌日の滞在中の食費も2万円まで補償されるという、手厚い内容です。
そのおかげで、普段では経験しない贅沢を少しだけ楽しむことができました。
関西空港で滞在している間、普段は100円程度のおにぎりしか食べない私ですが、「どうせ2万円も補償が出るなら」と、一番高級なおにぎりを選んでみることに。
結果として、人生初の1個5000円のおにぎりを食べました。
さらにその後、1杯3000円のラーメンも試しました。
しかしながら、こうした贅沢体験を通じて感じたのは、価格と価値のバランスです。
5000円のおにぎりも3000円のラーメンも美味しかったことは確かですが、
「その値段に見合う満足感が得られたか?」
と考えると、少し疑問が残りました。
正直に言うと、もう一度同じ価格で食べるかと問われれば、答えは「いいえ」です。
もちろんこれは個人の価値観によるものですが、私にとっては、もっと他の体験や活動にそのお金を使う方が、より満足度の高い結果に繋がる気がしました。
現在、香港ではマリオットホテルに滞在しているのですが、贅沢と感じるのはやはり高級ホテルでの宿泊の方です。
贅沢体験そのものには興味がありますが、食事よりも、快適な環境や時間を楽しむ方に価値を見出しているのかもしれません。
とはいえ、そこまでの金額を出してまで楽しむかと問われると、正直「そこまでではないかな」という感想です。
ただ、こうした経験を通じて、自分はやはり食事にはそれほど興味がないのだな、と改めて気づきました。
5000円のおにぎりから学んだこと
今回のケースでは補償が出るからこその選択でしたが、もしこれを自分のお金で支払っていたら、もっといろいろな思いが湧いたかもしれませんね。
とはいえ、保険を使うにしても、一度は自分で支払っておく必要があります。
その瞬間、「自分で購入した」という感覚も体験できたので、ある種の仮想的な自己負担の体験を得ることができました。
これを踏まえても、「もう一度やりたいか」と問われると「しないな」と思いますが、実際に試してみることで得られる気づきが多かったのは確かです。
5000円のおにぎりを食べる機会なんて滅多にないですから、こうした非日常的な経験を楽しむのも良いものだと感じました。
一方で、旅のトラブルはつきものです。
今回は、航空券の取り直しで1万8000円ほど追加で支払い、その上、元の1万5000円分は返ってこないという結果に。
それでも、こうしたトラブルを重ねるうちに、少しずつ受け入れる練習ができるようになってきました。
旅をしていると、何か問題が起きるたびにネガティブに捉えてしまうと、その時間が本当にもったいないです。
今回も、飛行機が遅延して「おいおい」と思う瞬間はありましたが、最終的には「まあ良い経験だったな」と思えました。
そもそも、もしそのまま飛んでいたとして、タイヤがパンクして着陸できなくなるような事態になっていた可能性もあるわけです。
そう考えると、まず無事に香港に到着できたこと自体に感謝しています。
こうした視点でトラブルを受け入れることで、旅の中でもっと楽しみや気づきを得られる気がします。
トラブルも人生の一部として受け入れる練習
今回の遅延中、少し不安になった瞬間がありました。
タイヤ交換が必要だったという話を聞いて、飛行機に乗る前からなんとなく「ガタガタ音がするな」と思っていたんです。
それが本当にタイヤの問題だったのかどうかはわかりませんが、「もしあのまま飛んでいたら?」と思うと少し怖さを感じました。
結果的に交換が済んでから飛び立ったので、航空会社が万全の体制を整えてくれたと思えば安心できますが、それでも不安になるのは自然なことですよね。
近年、航空機トラブルのニュースが増えている印象があります。
チェジュ航空の事故や、去年の年始にJALの機体が炎上した件など、自分がよく利用する航空会社の話だと特に身近に感じてしまいます。
こうした状況に直面すると、余計に「安全であってほしい」と願う気持ちが強くなりますよね。
でも、トラブルは完全に避けられないことも多い。
だからこそ、受け入れる練習が大切だと感じます。
例えば、飛行機が遅延して「降りてください」と言われた時、その事実自体に何の感情もないはずなんです。
ただ、
「なんでこんなことに!」
「次の予定が狂った!」
と頭の中で物語を作り出すことで、不安や怒りが生まれる。
これは過去や未来に意識が飛んでいる状態です。
でも、マインドフルネスの練習をすることで、少しずつ「ただ事実を受け入れる」という心構えが身についてきました。
今では、「飛行機を降りなければならない」という事実をそのまま受け止めることが少しはできるようになってきた気がします。
もちろん、完全に気持ちを切り替えるのは難しい時もありますが、練習の成果で以前よりも早く立ち直れるようになりました。
ただ今ここにいることを意識して、ハッピーに過ごせる時間を増やしていけたらいいなと思っています。
贅沢体験で気づいた「本当に大切なこと」
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