「『今この瞬間』を意識しすぎると
未来の計画を立てられなくなるのではないか」
という懸念があるかもしれません。
しかし、私の経験では、むしろ逆なのです。
最近、私は明日のことをほとんど考えなくなりました。
予定はGoogle のスケジュール帳を確認するまでわからず、今日1日の予定さえ、ほとんど意識していません。
これが「今を生きる」
ということなのかもしれません。
この意識の変化により
幸福度が驚くほど上昇しています。
未来の心配や不安を
考える必要がないことに気づいたからです。
今日を楽しむことに集中することで、思考は徐々に前向きになっていきました。
頭の中は、今や前向きな考えでいっぱいです。
ネガティブな心配事や不安な思考は、簡単に手放せるようになりました。
これが、レジリエンス(復活力)
を高めることなのでしょう。
脳内がいつも穏やかで前向きな状態であると、いいことが起こりやすくなるように感じます。
前向きな視点に意識を向けることで、良いことを多く発見できるようになったのです。
逆に、以前のようにネガティブなことばかり考えていたときは、無意識のうちにネガティブな出来事を引き寄せていたように思います。
おそらく、潜在意識が特定の状況に焦点を当てることで、似たような経験を引き寄せていたのでしょう。
今、この瞬間に意識を向けることで、人生の質が劇的に変わることを私は実感しています。
今を生きる喜びは
まさに意識の転換から生まれるのです。
時間の本質的な価値を再発見する瞬間
12月もまもなく終わりを迎えます。
「師走」という言葉には興味深い語源があります。
「教師が急ぐ」「教師が走る」と書いて「シワス」
教師が忙しく走り回るため
師走といわれているそうです。
皆さんは毎日どれほど忙しいでしょうか。
1つ大切なアドバイスをするならば
あまりに忙しくしすぎないことです。
体に無理をかけすぎないよう、気をつけてください。
私は、多くのクライアントと「本当はやらないといけないことは何1つない」という考えを共有します。
親として、社会人として、会社員として、事業主として
「やらなければならない」
と思い込んでいることは、実は自分で作り出した幻想かもしれません。
その思い込みに気づき、手放すことができたとき、私たちは驚くべき発見をします。
自分の人生で最も価値のある時間を、実は無駄なことに費やしていたことに気づくのです。
もっと大切なのは、その時間を自分の人生をより豊かにすることに使うことです。
自分自身を満たし、大切にすることで、周りの人たちにも肯定的な影響を与えられるはずです。
忙しさの中にも、自分を見つめ直す瞬間は常に存在しています。
今この瞬間を
本当に大切なことに使う選択ができるのです。
ノートとペンが最強の自己成長ツール
最近、チームインフィニティで10人でジャーナリングを始めました。
月曜から始まったこのプロジェクトは、まだ10日も経っていませんが、驚くべき変化を生み出しています。
参加メンバーは、気づきを深め、感情を手放し、頭の中のおしゃべりを書き出すことの重要性を実感しています。
このプロセスは、自分を俯瞰する力を高め、瞑想のような効果も生んでいます。
レジリエンスも向上し、参加者たちは徐々に自己成長を遂げています。
私自身、ノートとペンは最強のツールだと確信しているんですね。
毎日、パソコンに触れる前にノートを開き、アイデアを膨らませ、具体化し、アクションプランに落とし込んでいます。
特に忙しい時は、頭の中のおしゃべりを書き出すことで、思考を整理し、シンプルにできます。
この実践は、エッセンシャル思考の一種です。
テーブルの上に出してみると、本当に大切なものはごくわずかであることに気づきます。
多くのことは無駄であり、本当に重要なものはほんの数パーセントしかないのです。
パレートの法則(8対2の法則)も、この考え方を裏付けています。
8割の時間は非生産的で、収入や成果を生み出しているのは、たった2割の行動だけなのです。
私は、仕事や人間関係を整理する際にもこの考え方を活用しています。
本当に大切なものは20%程度であり、残りは取り除くべき「さまつなもの」で
ジャーナリングとエッセンシャル思考は、自己理解と成長のための強力な武器となっているのです。
エッセンシャル思考とは
ほとんどのことが無駄だと気づけば、自分らしさを活かして、自分が本当にやりたいことに意識を向けられるようになります。
この考え方を突き詰めていくと、「8対2の法則」がまた働いて、実際に数パーセントの時間が大きな成果を生み出しているのではないかと感じるんです。
だからこそ、そのわずかな時間にどれだけ集中して力を注げるかが大事なんだと思います。
私が特におすすめしたいのが『エッセンシャル思考』という本です。
一時期、この考え方を徹底して実践していました。
ほとんどのことは些末なことだと割り切り、本当に重要なことを探求し、それに全力を注ぐ。
このプロセスを経て、時間のゆとりが大きく生まれるようになりました。
その結果、一時期はスケジュールがほぼ真っ白な状態にまでなり、今もほとんど真っ白に近い状態で過ごしています。
自分がやりたい時にやりたいことをする、そんな生活が実現できたんです。
例えば、朝起きて
「締め切りに追われる」
「これをやらなきゃ」
といったプレッシャーがない状態というのは、本当に気持ちがいいものです。
自分のやりたいことをリストアップしておけば、それに集中できる。やらなければならないことがほとんどない状態だからこそ、1つひとつの行動に全力を注げるんです。
朝のスケジュールが真っ白で、「今日は何をしようか?」と考える余裕があると、自然と前向きな気持ちになります。
そして、1日の活動がより創造的で充実したものになるんですよね。
『エッセンシャル思考』を読んで、この考え方をぜひ取り入れてみてください。
このテーマで勉強会を開催したいとも思っています。
解説を交えたセッションや、ジャーナリングの具体的な方法も共有できればと考えています。
最近、またこうした解説欲が湧いてきているので、機会があればぜひやりましょう。
昔はいろいろな講座をよく開催していましたが、最近は少し手放してインプットを控えていました。
インプットといえば、今はYouTubeで英語の学習くらいしかしていない状態です。
でも、これからまた新しい活動や学びを取り入れて、さらに充実した毎日を送りたいと思っています。
まとめ
考えてみれば、いろいろとインプットはしてるのですが
「これをコンテンツにしよう」という欲が最近はあまり湧かなかったんです。
でも、そろそろまた何かやりたいなという気持ちが出てきました。
例えば、『7つの習慣』なんていいですよね。
具体的な計画ができたらご案内しますので、よかったらぜひ参加してみてください。
きっと、学びの場としても楽しく充実した時間になると思います。
ということで、今日もあなたらしく素敵な1日を過ごせますように心から応援しています。
それでは、行ってらっしゃい!