手放せば幸せになる執着5選
音声配信を文字起こしをしています
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おはようございます、JAYです。
皆さん、今朝はどんな朝をお迎えでしょうか〜ご機嫌で過ごせていますでしょうか?
日々の生活の中で、私たちの心は様々なことに影響を受けます。
心を平静に保つのは難しいと感じることもあるかと思いますが、これは練習を重ねることで徐々にできるようになります。
そして、そんな心の練習を続けていくと、日々の暮らしが自然とご機嫌になっていくものです。
誰しも日々の中で悩み事を抱えることがあります。
それでも、「この悩みは案外大したことではない」と思える視点を持つことができれば、心が少し軽くなります。
高い視点から物事を俯瞰することで、目の前の小さな問題に囚われることが減り、どうでもいいことに気づけるようになっていくのです。
振り返ってみると、1年ほど前に感じていた悩みや問題を今はほとんど覚えていないことに気づきませんか?
人間は、どうしても視点が低くなると目の前の課題が過剰に大きく見えてしまうものです。
しかし、それも一時的なものだと理解できると、より冷静に対処できるようになるのではないでしょうか。
執着を手放すことで得られる自由と幸福
そもそもですね、私たちはちっぽけな存在だということに気づき、それを受け入れられるようになると、自然と執着を手放せるようになっていきます。
執着が手放せると、不思議と悩むことが少なくなっていきます。
なぜなら、悩みの多くは単に執着から生まれているだけだからです。
今日はその「執着を手放す」というテーマについて、一緒に考えていきたいと思います。
お釈迦様も、「執着を手放せば人生は幸せになる」と説いています。
なぜ執着が苦しみを生むのかというと、お釈迦様の教えによれば、苦しみとは「思い通りにいかないこと」だからです。
人生には思い通りにならないことがたくさんありますよね。それを嘆いている限り、常に苦しみ続けることになるわけです。
そもそも、「思い通りにしよう」という執着そのものが、私たちの心を悩ませたり傷つけたりする原因になっています。
もし、そういった執着を少しずつ緩めたり、手放したりすることで、もっと自由で楽しい人生を送れるとしたら、どうでしょうか。
具体的に考えてみると、例えば、私たちは次のようなものに執着しがちです。
家族や人間関係、今の仕事、これまでの実績、または自分がこれまで大切にしてきた何か――
こうしたものに対する強い執着があると、それを失うことへの恐れや不安が生まれます。
しかし、この執着心を少しでも緩めることで、心が軽くなり、より自由になると言われています。
そこで、誰にでも当てはまりそうな「これを手放せば心が自由になり、日々をご機嫌に過ごせる」というものを5つ考えてみました。
この5つを具体的に見ていくことで、執着を手放す方法について少しでもヒントを得ていただけたらと思います。
手放すべき執着5選
①コントロールへの執着を手放す
まず1つ目は、「コントロールへの執着を手放す」ということです。
私たちは、ついつい物事を自分の思い通りにしようとする欲求を抱いてしまいますよね。
これ、誰にでもありますし、もちろん私にもあります。
でも、この「コントロールしたい」という心に気づき、それを少しずつ緩めていくことが大切なんです。
コントロールを手放すことは、今の現状や目の前にある「そのまま」を受け入れることにつながります。
すべての出来事をありのままに受け入れられるようになると、不思議と心が穏やかになり、日々をご機嫌に過ごせるようになります。
一方で、現状を受け入れられないと心がザワつき、荒波のように感情が揺さぶられます。
その波に飲み込まれるのではなく、サーフィンのように波に乗って進んでいく感覚を目指したいものです。
たとえば、人間関係でイライラを感じる時ってありませんか?
パートナーや家族、恋人の行動や考え方が自分の期待通りにならないと、どうしても不満や怒りが生じてしまいます。
これって、自分の中の「相手をコントロールしたい」という気持ちが原因なんですよね。
そしてその背景には、自分の価値観や正義を押し付けている自分自身の姿が隠れています。
イライラを感じた時は、それが「自分が相手を思い通りにしたい」と思っているからだと気づくチャンスです。
そんな時は、一度その気持ちを手放してみましょう。
相手や状況をそのまま受け入れてみる――これができるようになると、驚くほど心が穏やかになります。
結局のところ、コントロールしようとすることで苦しむのは自分自身です。
相手にイライラして、状況をどうにかしようとすればするほど、心が不自由になり、自滅してしまいます。
それよりも、相手や状況を「そのまま」にさせておく。
そして、それを受け入れる。
この練習ができると、本当に楽になります。
ぜひ実践してみてください、きっと心が軽くなり、日々がより穏やかに感じられるようになるはずです。
②結果への執着を手放す
2つ目は、「結果への執着を手放す」ということです。
これもまた難しいことですよね。
私たちは何かを始めると、ついその結果に固執してしまいます。
例えば
「売上を上げるぞ」
「仕事で素晴らしい結果を残すぞ」
「この試験に絶対合格するぞ」
といった目標を掲げたとします。
最初は何もなかったところから始めたはずなのに、いざやり始めると結果を求める気持ちが強くなり、知らず知らずのうちにそれに執着するようになります。
ですが、結果というのは「成功」か「失敗」のどちらかに過ぎず、それが得られても得られなくても、結局は元の状態に戻るだけなんです。
重要なのは、結果そのものよりも「今」というプロセスを楽しむことです。
成功しなければならない、という過剰なプレッシャーを少しでも緩めてみましょう。
そして目の前の行動や過程に集中し、その一瞬一瞬を楽しむことを意識してみてください。
そうすることで、自然と良い結果が得られることもありますし、たとえ結果が思い通りにならなくても「やってよかった」と思える充実感が残ります。
結果に執着してしまうのは人間の性分かもしれませんが、その執着を手放し、「結果はどうであれ、今を楽しもう」という気持ちを持つことで、心が軽くなります。
そして、そのプロセスそのものが楽しいと感じられるようになれば、それが本当に理想的な状態ではないでしょうか。
ぜひ、結果への執着を手放して、今この瞬間に目を向けることを試してみてください。
それが、心の自由を取り戻す大きな一歩になるはずです。
③過去への執着を手放す
3つ目は、「過去への執着を手放す」ということです。
これもまた多くの人が経験することですよね。
過去に起こった出来事や感情に囚われて、つい後悔したり、怒りや悲しみを何度も繰り返したりしてしまうものです。
例えば、恋愛がわかりやすいかもしれません。
大切な人を失ったとき、その人との思い出を何度も思い返しては悲しみや寂しさ、孤独感に浸ってしまうことがあります。
もう終わったことだと頭ではわかっていても、心がそう簡単に整理できないのが人間というものです。
ただ、それに苦しんでいるのであれば、ぜひ少しずつでも「過去への執着を手放す」ことを試してみてください。
これは、無理に忘れるという話ではありません。
過去に囚われてしまっている自分に気づいたとき、その執着を手放して「今」に意識を戻す練習をしてみるのです。
私自身、反省をしないと決めているんです。
怒りを感じることはあっても、それに引きずられて過剰に反省することはありません。
淡々と改善の策を考えるようにしています。
それでも時々、過去の出来事に心が持っていかれることはあります。
「昨日、なんであんなことをしてしまったんだろう」と思う瞬間も、もちろんあります。
ただ最近は、そういうこともほとんどなくなりましたね。
やはり大切なのは、「今この瞬間」に意識を向けることです。
過去の失敗を引きずって、自分を責めている自分に気づいたら、一度その思考を止めてみましょう。
そして、今ここに戻る練習をしてみてください。
これだけで、驚くほど心が軽くなるはずです。
過去への執着を手放すことで、私たちはより自由に、そして穏やかな心で日々を過ごせるようになります。
④所有物や物質的な執着を手放す
4つ目は、「所有物や物質的な執着を手放す」ということです。
私たちはつい、持ち物や物への豊かさに執着してしまうものです。
それを手放して、本当に必要なものだけに目を向けることが大切です。
物への執着というのは、よく「自分のアイデンティティの強化」と言われます。
自分に何かが足りないと感じると、高級品などの物を持つことで、その不足感を補おうとするのです。
例えば、「これを身につけている自分は素敵だ」と思い込むことで、自分を肯定しようとします。
しかし、その物を失うと、自分そのものを否定的に感じてしまう。
これでは本当の意味での豊かさにはつながりません。
本当に必要なものとは、物質的なものではなく、豊かな心や自己受容の感覚ではないでしょうか。
「こんな自分でも大丈夫だ」と思える感覚こそが、私たちを幸せに導いてくれるものです。
しかし、それでも
「あれが欲しい」
「これを手放せない」
と思ってしまうのが人間の常ですよね。
そんな時におすすめしたいのが、断捨離の練習です。
これは禅の教えにも通じるもので、マインドフルに「今ここ」を生きることを目指す生き方です。
例えば、もう使っていないけれど「昔高かったから」といって手元に置いている物や、「いつか使えるかも」と思って取っておいている物はありませんか?
私自身もスーツを例に挙げると、もう必要ないものがたくさんあるなと気づかされます。
もちろん、物を大切にするという考え方も重要ですが、使っていない物や役目を終えた物であれば
感謝を込めて手放してみてください。
それだけで心が軽くなるはずです。
私は旅をしているときにそれを強く実感します。
例えば、小さなスーツケース1つで数ヶ月海外で過ごすと、持ち物が少ない分だけ、心も軽やかになります。
必要最低限の物で生活することで、心がより自由になり、自分らしくいられる感覚が得られるのです。
ぜひ、この機会に所有物への執着を手放すことに挑戦してみてください。
心も暮らしも軽やかになりますよ。
⑤べき思考を手放す
5つ目は、「べき思考を手放す」ということです。
私たちは無意識のうちに「こうでなければならない」という固定観念や理想を抱えてしまうことがありますよね。
それは時に、自分自身を苦しめる原因にもなります。
たとえば、「自分はもっと優れた人間であるべきだ」と思い込んでしまうことはありませんか?
「こうしなければ価値がない」
「もっと結果を残さなければ」
「みんなから認められなければ」
と、どんどん「もっともっと」という思いが積み重なっていく。
ですがこの思考にとらわれていると、どんなに結果を出しても、どれだけ称賛を受けても満足することはなく、心の平穏は遠のくばかりです。
仏教の教えでは、この「べき思考」が思い通りにならない時に「苦しみ」を生むと言われています。
そもそも「こうでなければならない」という思い込み自体が幻想だと気づくことが大切です。
そして、その幻想を手放し、今ここにある自分をそのまま受け入れることが、心を自由にし、人生を豊かにする鍵となるのです。
もちろん、「こうありたい」と願うこと自体は悪いことではありません。
ただ、それに執着しすぎて、「今の自分」を否定してしまうことが問題なんです。
「今の私でも大丈夫だ」と思える感覚を育てていくことが重要です。
この練習を続けることで、心が解放されていきます。
「こうでなければならない」という思いに気づいたら、一度立ち止まってみてください。
そして、その思考を手放すことで、今の自分を受け入れてみましょう。
それができると、自然と心が穏やかになり、日々がより豊かに感じられるはずです。
ぜひ、「べき思考を手放す」ということを実践してみてください。
それが、あなたの心の自由と幸せにつながる第一歩となるでしょう。
まとめ
ということで、今日は「執着を手放す」というテーマで5つのポイントをお伝えしました。
改めてまとめると、以下の5つです。
- コントロールへの執着を手放す
- 結果への執着を手放す
- 過去への執着を手放す
- 所有物や物質的な執着を手放す
- べき思考を手放す
これらを意識していくだけで、日々の暮らしがより豊かで自由なものに変わっていきます。
執着を緩めることで、心が軽くなり、自分自身を受け入れられる感覚が広がります。
ぜひ今日という1日を「執着を手放す」ことを意識して過ごしてみてください。
その1日が、あなたにとって穏やかで豊かなものになりますように。
それでは、いってらっしゃい。
ありがとうございました。
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