MINDFUL BLOG

JAYのマインドフルブログ

指をさす

音声配信を文字起こしをしています
▽ ▽ ▽

どうも、JAYです。

先日いただいたご質問への回答を受け取りましたので、それについてお話ししていきたいと思います。

かなさん、

回答ありがとうございました。何度も聞き返しました。私と気の合わないおじいちゃんとの関係がギフトに変わる…ってハッとしました。重たい何かがパカッと外れ落ちた感じです。さて、その後のミーティングですがアドバイス通りやると、その日は穏やかな感じで終わりました。が、今日はおじいちゃんの機嫌が悪く、来るや否や矢継ぎ早に私たちがやってないことの一つ一つすごい圧で指摘されました。イッラ~!としましたが、かろうじて持ち直したかなと。同時に、ありのままを見るというのは無関心でいることに近い?ありのままを受け取れたら、その後どうすればいいの?何かが降りてくる?と疑問が、どうでしょう?。

ということでした。

実践、素晴らしいですね。

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指摘の奥にある深い愛情

実践できたときは、穏やかに過ごせるものです。

でもその後、少し忘れたり、また同じようなことが繰り返し起こったりしますよね。

それに何度も気づいていくことが大切なのだと思います。

おじいちゃんが機嫌が悪いという前提を持っていると、その瞬間もフィルターを通して見てしまっていることに気づいてみてください。

本当は、おじいちゃんが機嫌がいいのか悪いのか、正確には分かりませんよね。

実は、おじいちゃんはとても愛情深いのかもしれません。

表面的には機嫌が悪く見えたとしても、そこには何かしらの思いがあるのです。

もちろん、おじいちゃん自身も

「何かを伝えたい」
「アドバイスをしたい」
「指摘をしたい」

と思っているのかもしれません。

私はその方に直接お会いしたことはありませんが、聞いている限りでは、もしかすると腹を立てやすいタイプなのかもしれませんね。

でも、指摘をするという行為自体に、その人の情熱が込められている可能性もあります。

来てくれる人たちに何かを伝えたい、気づかせたい、という深い愛情からの行動かもしれません。

そう考えてみることもできるのではないでしょうか。

眉間のしわ

ただ、最初から「機嫌が悪い」と決めつけてしまうと、「ああ、今日は機嫌が悪いな」とその前提で物事を見てしまいますよね。

そうすると、相手が来た瞬間からすぐに「ほら、やっぱり機嫌が悪い」と確認するように見てしまい、結局、その通りの展開になってしまいます。

そうすると、イラッとするけれど、何とか気持ちを持ち直す…という流れになりがちです。

その瞬間にも、「ああ、私は今こういうフィルターを通して相手を見ているんだな」と気づいてほしいんです。

ありのままを見ることと無関心の違い

「ありのままを見ることは無関心と近いのですか?」という質問ですが、それは逆なんですね。

自分の感情や勝手なフィルターを通さずに物事を見られるようになると、むしろ「慈悲」や「慈愛」といった感覚が育まれていきます。

無関心というのは、どちらかというと冷淡な感覚ですが、それとは全く逆の方向に進んでいくものなんです。

だからこそ、「ありのままを見る」というのは、非常に慈悲深い行為であり、感情的な反応をせずに物事を受け取れるようになることです。

そして、ただ突き放すのではなく、むしろ積極的な関与やつながりを維持することにつながっていくのです。

手を添える

もちろん、「無関心」の定義にもよりますが、単なる冷淡さとはまったく異なるものだということを、ぜひ意識してみてください。

無関心というのは、相手に対して関心がないということだと思います。

でも、実際には関心はあるんですよね。

ただ、ありのままを見ることができないと、親子のコミュニケーションにおいてもイライラしてしまうことがあるわけです。

しかし、しっかりとありのままを見ることができるようになると、より愛情深く、より明瞭さを持ってその人や出来事を観察し、理解できるようになります。

でも、最初の段階ではどうしてもイライラが先行してしまい、理解する前に「ムカつくな」とか「冷たいな」といった感覚が出てきて、相手を拒否してしまいがちです。

でも、そうした感情が手放されていくと、逆の方向へと変化していくんですね。

そうなると、「ありがたいな」と感じる瞬間が増えたり、さらにはおじいちゃんの幸せを願うようになったりすることもあります。

つまり、ありのままを受け入れることができるようになると、そうした変化が自然と起こってくるのです。

イライラは気づきのチャンス?
感情をコントロールする練習法

人生の出来事を練習の場にする

「その後、どうすればいいのか?」という問いについてですが、何か特別なことをしなければならないわけではありません。

ただ気づいている状態でいることが大切です。

それは「何かが降りてくるのを待つ」ということでもなく、ただそこにいて、感情的な反応が薄れていくのを感じること。

それによって、よりその状況の本質が明確に見えてくるんです。

例えば、おじいちゃんが言っていることの本当の意味が、以前とは全く違った形で理解できるようになるかもしれません。

あるいは、自分が今までとは全く異なる視点で世界を捉えるようになり、「おじいちゃんはこういうことを伝えたかったのか」と、以前とは違った解釈が生まれることもあるでしょう。

でも、それに執着する必要はありません。

笑顔の女性

そうした気づきが起きてもいいし、起きなくてもいい。ただ、その状態を楽しんでみることが大切なんです。

そう考えると、私たちの周りにいる「自分を揺さぶる存在」は、とても貴重なものに思えてきますよね。

イライラさせられる人や、心をかき乱す出来事は、すべて私たちが学ぶための機会とも言えます。

だからこそ、そうした瞬間を観察し、手放す練習として捉えてみてください。

もし悩んでしまったとしても、次の日にはそれを前向きなエネルギーに変えて、新しい一日を迎えてください。

かなさん、素晴らしい実践をありがとうございました。

そして、また質問があれば、いつでも気軽に聞いてくださいね。

今日も素敵な一日をお過ごしください。

いってらっしゃい!

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