MINDFUL BLOG

JAYのマインドフルブログ

日の出を眺める女性2

音声配信を文字起こしをしています
▽ ▽ ▽

おはようございます、JAYです。

今日は少し海辺の方に行って、海の音を聞きながら配信をお届けしたいと思っています。

一緒に海の音を楽しんでいただけたら嬉しいです。

私は今、ベトナムの離島にいます。

時刻は朝5時過ぎ。まだ真っ暗な時間帯です。

少なくとも朝の間は、海の音に耳を傾けながら、良いことだけを考えて過ごしてみませんか?

一緒にこの静寂の中で、自然が奏でる癒しの音を感じていただければと思います。

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ネガティブ思考が起きる理由

つい気づかないうちに、頭の中で「自動思考」が1日中おしゃべりしていること、皆さんも経験があるのではないでしょうか。

この自動思考というのは、どうしてもネガティブな方向に流れがちです。

実は、これには脳の仕組みや進化の過程が関係しているといわれています。

進化の過程で、人間はネガティブなことを考える能力を手に入れたそうです。

前向きなことだけを考えるタイプの人たちは、自然淘汰の中で生き残るのが難しかったのでしょうね。

死のリスクを回避するために、未来の危険を予測し、対策を立てる能力が必要だったのです。

現代ではどうでしょう?

どこに行っても、何をしていても死ぬ確率は非常に低い時代です。

お腹が空いたらコンビニに行けば何でも手に入る、そんな生活が当たり前になっています。

日の出を眺める女性

しかし、このような恵まれた環境は、ほんのここ50年くらいの話です。

私の父は81歳ですが、彼が生き抜いてきた時代は「物がない」ことが当たり前でした。

その世代の人々にとって、今のような生活環境は信じられないほどの変化だと言います。

確かに、飢えとの戦いが何万年も続いた人類史の中で、現代のような時代は本当に例外的です。

その進化の結果、私たちは未来の危険を予測し、ネガティブな想像を働かせる能力を持ちましたが、今の時代では、あまりネガティブに考えなくても大丈夫なことがほとんどです。

楽観的に、適度に肩の力を抜いて生きても問題ありません。

だからこそ、少なくとも朝くらいは、良いことを思い浮かべて過ごしてみませんか?

ポジティブな思考で始める1日が、きっと心を軽くしてくれるはずです。

波の音と風の中で、心を解き放つ

海までやってきました。波の音を聞きながら、マインドフルネスをしてみませんか?
※是非音声をお聞きください。2分40秒〜

マインドフルネスとは、思考を手放し、五感に意識を向けて「今ここ」に戻る練習のことです。

この穏やかな時間を、一緒に味わいましょう。

風が少し強いかもしれません。

この音が耳障りに感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はマインドフルネスはどんな状況でもできるものです。

どんな音や環境でも、「今ここ」に意識を戻すことが大切です。

さあ、一緒に呼吸に意識を向けてみましょう。

大きく鼻から息を吸い込んで、ゆっくり吐き出します。

この深呼吸だけでも心がほぐれていくのがわかるはずです。

自分のペースで何度か深呼吸を繰り返しながら、目の前に広がる広い海を想像してみてください。

波の音、風が頬に触れる感覚、それらを五感で感じながら心地よく呼吸に集中しましょう。

そして、もし思考が浮かんできたら、それをイメージの中でノートに書き出し、そのノートを消しゴムで「消し消し」と消すイメージをしてみてください。

思考がまた湧いてきたら、同じようにノートに書き、消していきます。

そして、再び呼吸に意識を戻しましょう。

風の音、波の音、そして自分自身の自然な呼吸。この瞬間をそのまま感じ取る時間です。

目を閉じて、まるで海の前に座っているような感覚を味わってみてください。

広がる海、耳に届く心地よい波の音、そして頬に触れる風。

今この瞬間を、ただありのままに受け入れてみましょう。

美しい海

「今ここ」に戻る時間の大切さ

今、波の音を聞きながら、どんなことを考えていましたか?

頭の中でのおしゃべり――これは一日中、絶え間なく続いているものですよね。

日々浮かぶ思考の99%はどうでもいい内容かもしれません。

本当に考えなければならないことなんて、たぶん全体の1%ほどではないでしょうか。

この「頭のおしゃべり」に振り回されてしまうと、幸福度が下がるという研究結果もあるそうです。

だからこそ、時々こうして「今ここ」に戻る時間をつくることが大切なんですね。

五感を使い、自分自身とつながるひとときを練習として取り入れてみましょう。

毎朝こうした時間を持つと、少しずつその練習が上達していきます。

頭のおしゃべりに気づく癖がつき、特にネガティブな思考に気づきやすくなります。

夕焼けに染まるノートとペン

そのうち、前向きなことを考えたり、小さなことに感謝できるようになる自分に気づくはずです。

「今ここ」に戻れるようになると、自然と「ありがたいな」と感じる瞬間が増えていきます。

「あることが難しい」と書いて「ありがとう」と読む――昨日か一昨日にもお話ししましたが、まさにそんな感覚です。

1日の中で「ありがたい」と思える瞬間が少しでも増えると、不思議とどんな環境にいても幸せを感じられるものです。

自分の中に湧き上がる感謝の気持ちや幸せの感覚に気づくこと。

それが、毎日をより豊かにしてくれる鍵なのかもしれませんね。

幸せの本質は条件ではなく「今ここ」にある

「ああなったら幸せなのに」と、つい環境や状況、自分のステータスに幸せを求めてしまうこと、ありませんか?

私も以前はそう思っていました。

でも、実は幸せはそういった条件とは関係がないんですよね。

大切なのは、毎日の中でどれだけ小さな幸せを見つけられるかどうかです。

たとえば、「この強い音が聞けて幸せだな」と感じたり「仲間に

恵まれて幸せだな」
「家族がいることが幸せだな」
「パートナーがいて幸せだな」

と思う瞬間。

たしかにこれらは条件付きの幸せかもしれませんが、それでも良いのです。

たくさんの幸せに気づけることが重要なんです。

究極的に言うと、今生きていること、息をしていること自体が、ものすごく低い確率で成り立っている奇跡のようなものです。

今日まで生き延びているという事実。

そして、自分が存在している背景には、たまたま両親が出会い、そのまた両親が存在し……と遡れば、一人でも欠けていたら自分はいなかったかもしれない。

そう考えると、この「生きている」ということだけでも、十分にありがたいことだと感じられるのではないでしょうか。

そういった視点から、日々に感謝の気持ちを持てるようになると、自然と「すべてがありがたい」と思えるようになります。

そして、どんな条件も必要なく、「今ここ」で幸せを感じられるようになります。

こうした心の持ち方が、毎日を幸せにしてくれるのだと思います。

何気ない瞬間に「ありがたいな」と気づけるようになれば、人生そのものが豊かになるのです。

ネガティブ思考を手放す方法

それまでは、どうしても自動思考に身を任せてしまいがちですよね。

「ああでもない、こうでもない」と頭の中で思い巡らせたり、外の環境や他人に対して文句を言ったりしてしまうこともあるでしょう。

また、嫌な出来事を引きずって過去に囚われたり、未来への不安や現状への不満に目が向いて、ネガティブな感覚に飲み込まれることも多いかもしれません。

しかし、このマインドフルネスの練習を通じて、そういった自動思考を手放すのが少しずつ上手になっていくのです。

その結果、心が穏やかになり、日々の中で自分自身の「ご機嫌」を感じられるようになります。

そして、小さなことにも幸せを感じ取れる自分に変わっていくのです。

毎日の生活の中で、頭を占めるネガティブな思考を少しずつ手放していく。

これがマインドフルネスの力です。

ぜひ、あなたもこの実践を日々の中に取り入れてみてください。

一歩ずつ穏やかな日々が広がり、本当の幸せを感じられるようになるはずです。

夕日に佇む若い男

今日が1番若い日

朝、この音声を聞くだけでも、マインドフルな感覚を少し味わっていただけるのではないでしょうか。

「いいことだけを考えましょう」とお伝えしていますが、それもマインドフルネスの1つです。

朝は特に、つい仕事のことや今日やらなければならないことを考え出して、「ああ、また1日が始まるのか」と感じてしまうことがありますよね。

でも、そこで少し立ち止まって、「今日も朝を迎えられたというのは素敵なことだな」と思えると、1日の見え方が大きく変わるものです。

私は、この配信を通じて、そんなきっかけを少しでもお届けできたらと願っています。

朝のひととき、少しでも心を整える時間を持つことで、その日1日の質がぐっと変わるのを感じていただければ幸いです。

今日も、あなたにとって最高の1日をお過ごしくださいね。

そして、「今日が一番若い日」という言葉を胸に刻んで、1日をスタートさせてみてください。

それでは、行ってらっしゃい!

ありがとうございました。

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