身近な人との関係を穏やかに保つための4step
音声配信を文字起こしをしています
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どうも、JAYです。
今日はいただいたご質問にお答えしたいと思います。
大切な人を優先できず、つい怒らせたり悲しませてしまいます。
身近な人ほど雑に扱いがちで、感謝を伝えたり、機嫌よく接することも、たまに会う人なら簡単にできるのに、普段一緒にいる人には不機嫌になったり、わがままを言って困らせてしまいます。
同じ態度で接するべきだとわかってはいるのですが、どうしても難しいです
というご相談ですね。
このような悩みは、実は誰にでもあるものだと思いますので、自分だけがこんなふうに悩んでいると感じる必要はありません。
僕自身もそうですし、きっと皆さんも身近な人ほど甘えが出てしまうことがあるでしょう。
甘えが出るということは、裏を返せば「自分をさらけ出せる相手」であることを意味しています。
近しい人には、安心して自分のすべてを見せることができるからこそ、悪い態度や雑な対応になってしまうことがあるんです。
「この人は離れない」と思えるからこその安心感が、時には相手を大切に扱えなくなる原因にもなるのだと思います。
人間関係において、これはごく自然なことです。
分人主義
そして、大前提として「人によって態度が違う」というのは、誰にでもあることなんですよね。
これを「分人主義」とも言いますが、身近な人にはついわがままを言えてしまい、遠い人には気を使うというのはごく自然なことです。
だからこそ、まずは「そんなものだ」と受け入れることも大切だなと思います。
無理に「誰に対しても同じ態度で接しよう」と考えると、実際にはとても難しいですよね。
中には、どんな相手に対しても同じ態度で接することができる人もいますが、多くの人にとってそれは難しいことです。
ですから、もし受け入れられるなら「人によって態度が違ってもいいんだ」と思えることが大事だと思います。
僕自身もそのように感じています。
もちろん、どうしても同じ態度で接したい、またはできるだけ近い態度で接していきたいという思いがあるなら、その気持ちを大切にして、これからお伝えする方法を実践していただけるといいかと思います。
「なぜ態度が変わるのか」を理解する
その「今の状態を改善したい」という思い自体が、とても素晴らしい姿勢だと感じます。
現状に満足せず、少しでもより良い関係を築きたい、自分の生活を生きやすくしていきたいと考えることは、本当に大切なことです。
そんな自分自身の姿勢にもぜひ気づいてみてくださいね。
自分をより良くしようとする姿勢は、素晴らしいものです。
まず取り組むべきこととして、なぜ身近な人とそれ以外の人との接し方が変わるのか、その理由を理解することが大切です。
先ほどもお伝えしましたが、親しい人に対しては自分の本音や弱さを見せることで成り立っている関係が多いものです。
このように、自分をさらけ出せる安心感が、無意識のうちに強まっているんですね。
その結果として、外部の人には気を使えるのに、身近な人にはそれができなくなるという現象が起こっているわけです。
この理解をまず土台として持つことが、改善への第一歩になるかと思います。
そして、ここから具体的な改善点として4つのポイントをお伝えします。
身近な人との関係を見直すための4つのポイント
①感謝と尊重を習慣化する
改善点の1つ目は、「感謝と尊重を習慣化する」ということです。
毎日、些細なことで構わないので、相手に感謝を伝える練習をしてみましょう。
言葉にするのが難しいと感じる場合は、日記やジャーナリングを使って「今日はありがとう」と感謝できるポイントを書き出してみるのも良い方法です。
「今日、尊重したいポイント」や「感謝できること」を紙に書き出すことで、自分の心にも良い影響を与えるはずです。
こうした練習を繰り返していくことで、自然と感謝の気持ちを相手に伝えられるようになっていきます。
「ありがとう」や「感謝してるよ」といった些細な言葉を、少しずつでも相手に伝えられるようになるでしょう。
これが、親しい人との関係をより良くする一歩になるのです。
②短いマインドフルネスの実践
改善点の2つ目は、「短いマインドフルネスの実践」です。
日々の忙しさや感情の波を静めるために、マインドフルネスの時間を取り入れてみてください。
たとえ数分でも構わないので、静かに目を閉じ、自分の気持ちに気づくための時間を設けてみましょう。
自分の内側を観察し、心に余裕を持つことで、自然と相手への態度にもゆとりが生まれてきます。
こうした穏やかな時間が、周囲の人とより良い関係を築くための土台になりますので、ぜひ日々の習慣に取り入れてみてください。
③距離を意図的に置く
3つ目の改善点は、「距離を意図的に置く」ということです。
身近な人との関係においても、少し距離を置く意識を持つことが役立ちます。
ここで言う「距離を置く」とは、疎遠になるという意味ではなく、心理的な距離を少し取ることです。
例えば、何か言いたいことがある時には、まず深呼吸をして冷静になってから話し始めるなどの工夫ができます。
また、自分がイライラしていたり、感情が高ぶっていると感じた時には、すぐに伝えるのではなく、冷静さを取り戻すまで自分を待つようにしましょう。
こうすることで、自然と穏やかに物事を伝えられるようになります。
感情が荒ぶっている時こそ、一度自分を静止させることが効果的です。
④自分をいたわる時間を持つ
4つ目の改善点は、「自分をいたわる時間を持つ」ということです。
結局のところ、自分に余裕がない時にこそ、イライラや雑な態度が現れてしまうものです。
日常の疲れやストレスが、つい身近な人への態度に影響してしまうことも多いですよね。
そのため、自分を大切にし、リラックスできる時間を意識して取ることが、周囲の人を大切にするための基盤となります。
長い関係であればあるほど、お互いの理解が深まるため「言わなくても分かる」という思いがちになりますが、それでもやはり表現することは大切です。
表現が難しく感じることもあるかもしれませんが、少しずつ練習していくことで、次第に伝えられるようになっていきます。
まとめ
ぜひ、こうした小さな変化を積み重ねていくことで、自然と身近な人に対しても穏やかな気持ちで接し、感謝の気持ちを持てるようになると思います。
日々の実践を、ぜひ試してみてください。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
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