MINDFUL BLOG

JAYのマインドフルブログ

月、水面に映る、湖

音声配信を文字起こしをしています
▽ ▽ ▽

おはようございます。JAYです。

今日は、ご質問にお答えしていきたいと思います。

よかれと思ってやっていたことが裏目に出る。
これは、やりたくないと思ったことに対して、結果やらざるを得ないような状況になってしまう。
裏目に出てしまうということで、失敗を挽回するようするかのように やらざるを得ない状況になっていく気がしてしまいます。

こういうとき、やりたくないと思って断固拒否していた自分が、ただただ意地悪で性格の悪い人に思えてしまう。
やりたくないことをやらなかった私は偉いよ。何も間違えてなんかないよ。大丈夫。

と自分に言っても、失敗というワードに飲み込まれて、落ち込んでしまったり、無能な自分にがっかりしたりします。
これも思い込みですか。

このような質問をしてくださるのは、本当にありがたいです。

こうやって勇気を出して聞いてくださることで、多くの方が共感し、助けられるのではないかと思います。

勇気を持って質問を書いてくれたこと、心から感謝しています。

思い込みに気づく

さて、「これも思い込みですか」というご質問についてですが、これは確実に思い込みです。はい。

そもそも、「裏目に出ている」と感じること自体が、自分の判断、つまり自分自身のジャッジだと思うんですね。

「こうなってしまう気がする」「性格の悪い自分に見えてしまう」といった思いも含めて、すべては自分の中の「我」、つまり自分のエゴがそうさせているわけです。

エゴや自己の欲求は誰もが持っているもので、それを感じること自体は決して悪いことではありません。

まず大事なのは、今感じていることに対して自分がネガティブなジャッジをしているという点に気づくことなんです。

実際、こうして文章にして書いてくださっていること、そして普段からマインドフルレッスンや21日レッスンを受けてくださっているからこそ、自分に気づけているのだと思います。

さらに、もっと執着を手放して、心を緩めていきましょう。

大丈夫、すべてはただの思考に過ぎません。ただの思い込みです。

自分を苦しめる「べき」という観念に気づく

自分の中に「こうあるべき」とか「私はこうだ」という観念があって、それがネガティブな思考を生み出してしまう。

頭の中でぐるぐるとその思考が回り続け、勝手に思い込んで、さらにネガティブな感情が湧いてしまう。

結局、それだけのことなんですよね。

「よかれと思ってやったことが裏目に出ている気がするだけ」であって、実際には「よかれと思ってやった」自分にはちゃんとはなまるをあげていいんです。

どうしても「できていない自分」に意識が向いてしまうかもしれませんが、失敗を挽回しなきゃと思う必要もないんです。

果たして、本当に裏目に出たのか、誰もが「ダメ」と評価しているのか、そこをよく考えてみましょう。

仮に周りからネガティブな評価を受けたり、怒られることがあっても、自分が良いと思ってやった選択であれば、それでいいんです。

僕も時々ありますよ。

「みんなのために」と思ってやったことが周囲から評価されないこともあります。

でも、そこで「その言葉は受け取らない」と決めたら、自分が良いと思って行った選択に自信を持つことができます。

結局、「やっぱりダメだ」と思ってしまうのは、自分の頭の中のおしゃべりだけなんです。

ここでもう一度、この質問の内容を読み返してみると、「性格の悪い人に見える」というのは、自分がそう思っているだけでなく、周りにもそう思われているんじゃないかという心配なんだろうと思います。

無能・有能にとらわれない「自分らしさ」の見つけ方

女性が頭を抱えている、悩んでいる

周りからどう思われるかというのは、やっぱり気になる部分もあると思います。

しかし、そのことばかりを気にしすぎると、自分がぶれてしまい

「自分がどうあるべきか」
「どうありたいか」

がわからなくなってしまうんですよね。

失敗に対する執着や、うまくいかないことを避けたい気持ちも自然にあるかもしれませんが、何かに執着しすぎると、物事の本質が見えなくなってしまうことがあります。

たとえば、何かを「こうしたい」と強くコントロールしようとすると、それが逆に障害になって、自然に受け止められなくなるんです。

物事をそのままに受け入れることが難しくなり、自分自身も取り繕ったり、できるように見せたりしようと必死になってしまう。

「無能な自分」にがっかりしないように隠そうとしますが、実際には「無能だ」と思うのも単なる思い込みなんですよね。

有能か無能かで自分を測ってしまうと、無能と感じるたびに自分を責めるループに陥ります。

もちろん、社会は有能な人を評価することが多いですが、それも能力主義という枠の中での話に過ぎません。

どちらかが優れているわけではなく、自分がどう感じ、どう生きたいかが大切なはずです。

最も大事なのは、自分の人生に意識を向けること。

他者からの評価にばかり気を取られていると、自分の意識や感情、自分の心や体がなおざりになってしまう危険もあります。

自分を大切にするには、周りの評価や思い込みを手放し、今ある自分の人生に集中していくことが必要なんです。

有能さよりも心を大切にする生き方

1回しかない人生だからこそ、自分の人生や自分の心にもっと意識を向けて、大切にしていくことが何よりも重要です。

他人のことに集中するのではなく、自分のことに集中することが大切ですし、その人生を「有能に生きる」ことよりも、自分を心から楽しませてあげることが本当の意味で価値のあることだと思います。

自分の心や生き方について、「どうやったらこの賢い思考を使って、自分自身を楽しませてあげられるか」を考える。

実は、そのためにこそ左脳があって、思考があるんですよね。
私たちはつい、「どうやって有能な自分になるか」「結果を出せる自分になるために何ができるか」を考えがちですが、そんなことよりも、自分を楽しませてあげることを優先してほしいと思います。
これは、私がマインドフルネスや「執着を手放す」こと、心理学を学ぶ中で選んできた考え方のひとつです。

ただ、もちろん私の意見に従う必要はありません。自分自身が、「できる人だと思われたい」と思って、その人生を選択することも尊重されるべきです。

ただし、その選択が本当に自分の望むものか、少し立ち止まって考えてみてほしいのです。

もしかすると、子どもの頃から親や社会、先生といった人々に「こうあるべき」と刷り込まれてきたことが、今の選択につながっているのかもしれません。

そのような生き方が当たり前になり、目指してきたけれど、なんとなく「違うな」と感じていることもあるのではないでしょうか。

人生を変えた瞑想体験

「自分」への厳しいジャッジからの解放

美しい朝陽と、それが映る海

無能な自分にがっかりする必要なんてありませんし、そもそも「無能」「有能」というのは自分が勝手に判断しているだけです。

人それぞれ違う素晴らしい部分があって、それがその人自身の価値を形作っているんです。

僕も、めぐさんのことを知っているからこそ、めぐさんの素敵なところもわかっていますよ。

めぐさんの心はとても繊細で優しく、人のことを気にかけたり、思いやりを持てる力がある。

自分では気づきにくいかもしれませんが、そんな素晴らしい自分、強みや良い部分にもっと目を向けてみてください。

「無能な自分」
「できない自分」
「失敗ばかりする自分」
「裏目に出てしまう自分」

など、そうした側面に意識を向けて「ダメだ」と責める必要なんて、本当はないんです。

私たちは1回しかない人生を生きていて、いつ終わるかもわからない。

その限られた人生を楽しむことが大事だと思うんです。

もちろん、人生にはいろいろな問題や課題もあるでしょう。

でも、力を抜いて物事をそのままにしておくと、問題というのはほとんど自然に生成し、そして消滅していくものです。

「自分の責任だ」とか「これは大問題だ」と意識しすぎると、実際以上に大きく感じてしまいますが、多くのことはそれほど深刻ではありません。

考えてみてください。
本当に大きな問題というのは、例えば自分が重い病気になったり、怪我をして体が動かなくなるようなことです。

そんな本当に重大な出来事に比べれば、日々の失敗なんて大したことではないんです。

失敗したからといって、歩けなくなるわけでも、人生が終わるわけでもありませんよね。

無常を受け入れ、心を軽くするためのマインドセット

遠くを見つめるシャツ姿の男性ビジネスや仕事でうまくいかない状態になったとき、少し気持ちが落ち込むかもしれません。

でも、たとえそうなっても、自分が食事もできないとか、本当に辛い状況になっているわけではありません。

だから、そこまで深く思い込まなくていいんです。

もっと、適当に…と言うと語弊があるかもしれませんが、ざっくりと軽やかに捉えるぐらいで、ちょうどいいんじゃないかなと思います。

もっと自分の心を大切にして、自分の体を労わり、自分の時間を大切にしてあげてください。

そして

「どうやったら自分を楽しませられるのか」
「自分は何が好きだったんだろう」
「どんなことに心がときめくんだろう」
「どんなことをしていきたいのか」

といったことに意識を向けてみてください。自分の人生を自分が一番の応援者となり、自分自身を楽しませるような意識で過ごすことが大切です。

こうした意識で毎日を少しずつ過ごしてみると、「執着って何だろう?」と感じたり、執着が自然に変化し、やがて消えていくことにも気づくでしょう。

執着とは、無常を受け入れられない気持ちの表れです。

でも、物事が変化していく様子に気づき、ただ観察して見守る姿勢でいることで、その執着は少しずつ薄れていくのです。

やっぱり瞑想は効果的

この感覚を、ぜひ自分の中に宿してみてください。

人間関係も同じです。執着するのではなく、自然と人間関係やご縁も生成し、消滅していくものもあれば、長い時間をかけて熟成され、変化していくものもあります。

無理にその関係を自分のものにしようとしたり、無理して自分を変えようとすると、かえって執着が生まれ、「あるがまま」の状態が見えにくくなってしまうんです。

だから、自然にそのものを受け入れ、捉える練習をしていきましょう。

瞑想やマインドフルネスを通して、そうした練習を積み重ねることが役立ちます。

メグさんらしく、自然体で過ごしてみてくださいね。

何度もお伝えしていますが、私は心から応援しています。ご質問、ありがとうございました。

マインドフルネス×潜在意識勉強会はコチラ

ご案内ページへ
※紹介者名欄にJAYブログとご記載いただくと無料で参加できます

JAYへの質問・相談はこちら

フォームページへ

関連記事一覧