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JAYのマインドフルブログ

菩提樹の下で悟りを開くブッダ

おはようございます、JAYです。

今日はどのような朝をお迎えでしょうか。

さて、今月のテーマ「人間関係の執着を手放す」についてお届けしています。

そろそろテーマを変えたい気持ちもありますが、今月はこのテーマで進めるとお伝えしたので、もう少しこの話を続けたいと思っています。

本音を言えば、次は「願望実現」に関する話題に切り替えたいのですが、それはまた次のお楽しみですね。

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「人間関係の執着」を考える

人間関係と向き合っていると、さまざまな感情が生まれます。

イライラしたり
寂しくなったり
悲しさや怒りを感じたり
逆に「いいな」と思うことがあったり

本当にいろいろな感情が渦巻いてきますよね。

そういった感情に疲れて「一人になりたい」と思うこともあります。

しかし、実際に一人になってみると、今度は寂しさや孤独感に襲われることもあります。

このような状況は人間関係の難しさを感じる一因なのかもしれません。

ただ、これらの悩みや感情に対して「なんとかしよう」と頑張りすぎないことも大切だと思います。

無理に解決しようとせず、自分自身を許しながら、自然と変化が訪れるのを待つのも1つの方法です。

例えば、こうした練習を続けるうちに、ふと「最近あまり悩まなくなったな」「イライラしにくくなったな」と気づく瞬間が訪れるかもしれません。

これを目標にしすぎると、逆にその「目標」に執着してしまい、自分の未熟さやできない部分と向き合うことに苦しみを感じることもあります。

このテーマについては、また続けてお話ししていきますので、引き続きお付き合いくださいね。

ブッダの教え

ブッダは「思い通りにならないことが苦である」と説きました。

理想の形を思い描いた瞬間、その理想が手に入らない現実に直面すると、私たちは苦しみを感じます。

このように、理想や執着が生まれることで、それが叶わない苦しみが伴うわけです。

しかし、ブッダの教えでは、その執着を手放すことで苦しみから解放されるとも説かれています。

人間関係においても、どのような「執着」があるのか、また、どのようなことで自分の「感情」が揺さぶられるのかを観察することが大切です。

今日は、この「観察」についてお話しできればと思います。

分かりやすい例として、人と向き合い、関わり合う中で生まれる感情について考えてみましょう。

人と接していると、さまざまな感情が湧き上がります。

嬉しい、悲しい、腹が立つ、寂しいといった感情です。

この感情に気づき、それを冷静に観察してみることが、最初のステップとして取り組みやすいのではないかと思います。

感情を観察することで、私たちは自分が何に執着し、それがどのように苦しみにつながっているのかを理解できるようになります。

その理解が、執着を手放し、心を軽くするための第一歩になるのです。

菩提樹

イライラから学ぶ

例えば、「主人と話しているとイライラする」という感覚について考えてみましょう。

具体的には

「どうしてこの人は家に帰ってきても何もしないんだろう」
「私はこんなに一日中頑張っているのに、何も共感してくれない」

と感じることがあるかもしれません。

さらに、問題を相談したときに「こうしたらいいんじゃないか」と解決策だけを提示されると、余計に腹が立つこともありますよね。

このような「ムカつく」という感情が生まれたとき、その感情を観察することから始めるのがよいです。

「ああ、私は今ムカついているな」とまず気づく。

そして、もしできれば「ムカついている自分がいるな」と、その感情を少し距離を置いて眺めてみます。

ここを掘り下げていくと、面白い発見があるかもしれません。

「なぜ私はムカつくんだろう?」と自分の心の中を丁寧に見つめてみると、その感覚の裏には、自分の思考や期待が隠れていることに気づくはずです。

例えば、「私はもっと頑張っていることを認めてもらいたい」「『ありがとう』と言ってほしい」という期待があるかもしれません。

あるいは、「こんなに頑張っているんだから、少しくらい手伝おうかと言ってくれるべきだ」という理想像が心の中にあるかもしれません。

このように、自分の中に「こうあるべき」「こうしてほしい」という期待や理想があるとき、それが執着として働きます。

その理想をパートナーに押し付けてしまうことで、期待通りにいかない現実にイライラしやすくなるのです。

感情を観察することで、自分がどのような理想に執着しているのか、そしてその理想がどのように苦しみを生んでいるのかが見えてきます。

これは自分自身を理解する大きなきっかけになりますし、そのプロセスを通じて心が軽くなることもあるでしょう。

感情は「今の自分」を知るためのヒント

これはあくまで一例ですが、「自分がどのような理想や価値観を掲げているのか」を観察することは大切です。

たとえば、「こんな人であってほしい」と理想を持ち、それと現実を比較してしまうことがあるかもしれません。

そんな時に、「ああ、自分はこんな風に思っているんだな」と気づくことができれば、それだけで一歩前進です。

ただし、その気づきが「自分はなんて傲慢なんだ」と自分を責める方向に向かう必要はありません。

ただ、「自分はこういう理想を持っていて、それが事実を見ることを妨げているんだ」と受け止めれば良いのです。理想に執着していると、どうしても相手の嫌な部分ばかりが目についてしまいますよね。

実は、私たちが日常で見ているものはすべて「解釈」に過ぎません。

私たちは本当の事実をそのまま見ることはできません。

ただ、執着を手放すことで、事実に少し近づくことはできるかもしれません。

では、事実が完全には見えないのなら、どのように現実と向き合っていけばいいのでしょうか。

ネガティブな感情が生まれるとき、その感情は自分が相手や状況をネガティブに捉え、ジャッジしている証拠です。

そのときこそ、「自分は今どのような世界を見ているのだろう?」と観察するチャンスです。

イライラや悲しみ、その他のネガティブな感情を抱いたとき、自分がどのような見方をしているのか、どんな理想を押し付けているのかに気づけるかもしれません。

そして、その感情をきっかけにして「自分は今どんな捉え方をしているのか」を意識してみることで、視野が少しずつ広がっていきます。

さらに余裕があれば、少し異なる観点を取り入れてみるのも良い方法です。

たとえば、相手の立場になってみる、まったく逆の解釈をしてみる、あるいは俯瞰して物事を眺めてみるなどです。

これらは難しい作業かもしれませんが、捉え方を変えることで、これまでとは違う世界が見えるようになるかもしれません。

それが、新しい気づきへの大切なステップになります。

ジャーナリングをしている女性

レジリエンス(復活力)を育てる

私たちは、つい自分の思い込みやジャッジを通じて物事をネガティブに捉えてしまうことがあります。

しかし、その時に「違う捉え方をしてみたらどうだろう?」と考える余裕があれば、少し心が軽くなるかもしれません。

もちろん、これは難しい場合もありますが、まずは「気づくこと」が大切です。

たとえば、「あ、今自分は怒っているな」「こういう感情が湧いてきているな」と気づくだけで、感情が少し穏やかになることがあります。

このプロセスが「レジリエンス(復元力)」を育てるきっかけになります。

怒りや悲しみといったネガティブな感情が現れても、その感情に気づき、向き合うことで、元の状態に戻りやすくなる力がついていきます。

まずは、ネガティブな感情が湧いていることに気づく練習から始めてみてください。

たとえば、「今、私はイライラしている」と自分に言葉で伝えるだけでも効果があります。

それによって、その感情に振り回されることなく、一歩引いた視点で自分を観察することができます。

この観察の練習が日々の習慣になると、感情に飲み込まれることが少なくなり、心が軽くなる瞬間が増えていくでしょう。

焦らず、まずは気づくことからスタートしてみてください。

それだけでも、少しずつ心の変化を感じられるはずです。

まとめ

今日1日、少し意識して感情の観察を練習してみると、少しずつネガティブな感情が日常に現れにくくなることを感じられるかもしれません。

ただ、私たちが何かをジャッジしながら生きるのは自然なことです。

それが悪いというわけではなく、むしろ人間として当たり前のことです。

人間はエゴの塊でもありますし、そのエゴがあるからこそ生きているとも言えます。

エゴがあるから良いとか悪いとかではなく

「もっと幸せに生きたい」
「もっと楽に生きたい」
「人生を全力で楽しみたい」

という気持ちがある方には、この練習に取り組む価値があると思います。

何よりも、あまり物事を深刻に考えすぎないことが大切です。

軽やかに、そして楽しく生きること。

それが今日のテーマです。

そんな心持ちで過ごせば、きっと素敵な1日になるでしょう。

あなたにとって、今日が自分らしい1日になりますように。

肩の力を抜いて、軽やかに生きることを意識してみてくださいね。

それでは、素敵な1日をお過ごしください。

いってらっしゃい!

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