MINDFUL BLOG

JAYのマインドフルブログ

人をコントロールしたい

音声配信を文字起こしをしています
▽ ▽ ▽

おはようございます、JAYです。

さて、今日はどのような朝をお迎えでしょうか?

私は朝5時に起きてそのまま海に飛び込みました。

まだ真っ暗な時間帯で、ここベトナムのフーコック島では日の出が5時50分頃。

そのため、5時の海は完全に闇の中です。

しかし、そんな暗闇の中で見上げた星と月が本当に美しく、特別な時間を感じることができました。

その暗い海で1人全身を動かし、ストレッチをして、運動をしてきたのですが…

正直なところ「やばいやつ」だと思われるかもしれませんね(笑)

朝の真っ暗な海は少し怖いですが、空の美しさが恐怖を上回ります。

その後はプールで泳ぎ、温かいシャワーを浴びて、今こうして収録をしています。

これが私の今日の朝のスタートです。

朝の時間は特に大切です。

できる限り前向きなことを考えながら過ごしたいものです。

もし、朝から仕事のことやSNSを見てネガティブな気持ちになってしまうようであれば、ぜひ朝の時間くらいは心を前向きに切り替える習慣を取り入れてみてください。

日々どんな感情を持ちながら過ごすかが、人生全体に大きな影響を与えるといわれています。

ポジティブで心地よい感情を持つ時間を増やすことを意識してみてください。

もちろん、ネガティブな気持ちになることもあると思いますが、その幅を少しずつ狭めていくことが重要です。

「自分のご機嫌は自分で作る」とよく言いますが、それは練習によって可能になります。

気づいたら毎日が前向きで、自分のご機嫌を保てるような日々になっていきます。

ぜひ、そうした練習を取り入れて、人生をより良いものにしていきましょう。

真っ暗な海の前のビーチで運動する男性

人間関係のモヤモヤに関するご質問

今日のテーマは「人間関係の執着を手放す」についてです。リスナーの方からいただいたご質問を共有します。

自分が「もっとこうしたらいいのに!」押し付けているのかな、と感じることがよくあります。
私は自分の思い通りにしたいのでしょうか?
自分が想定する解決策と他人の想定が違った時、他人のやり方で進むことが多いのですが、結局私の想定した方でやり直すことになり、モヤモヤします。
問題が起こることを想定し、解決策を投げかけてもスルーされ、実際に問題が起きると『あの時は想定できていなかった』と言われます。
その結果、イライラして口調が強くなり、それを咎められる…これを何度も繰り返しています。
自分の思い通りにしたいだけなのか
自分の方がうまくいくというおこがましい心持ちからなのか
それとも事象に入り込みすぎなのか
自分が認められたいという思いが強いからなのか…
ぐるぐると悩んでしまいます。

はい、ご質問ありがとうございます。

まず結論をお伝えすると、「全部」だと思います。

人は誰しも

「自分が正しいことを証明したい」
「自分の思い通りにしたい」
「自分の方がうまくいくはずだ」

という気持ちを持っています。

特に、「ほら、私の言った通りだったでしょ」という瞬間を相手に知らしめたい――そう感じるのは自然なことです。

ただ、その一方で「こんな自分は嫌なやつだ」と感じるのもまた自然です。

つまり、自分の中にある「正しさを証明したい気持ち」と「それを押し付ける自分への嫌悪感」がぶつかり合って、モヤモヤの原因になっているということですね。

実は、このような感情は誰もが持っています。

重要なのは、それをジャッジしすぎないことです。

「こんな自分はダメだ」「嫌なやつだ」と思い込むことが、感情を複雑にしている原因なのです。

まずは、そうした感情が人として当たり前のものであると認めることから始めてみてください。

その上で、「どうすれば自分の正しさに執着しすぎずにいられるか」を少しずつ探っていきましょう。

執着を手放す練習をすることで、心の中に軽さが生まれていくはずです。

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自分の感情を受け入れることが最重要

では、どうすればよいのかということについてお話ししますね。

まずは、自分の感情を受け入れることが大切です。

これはいつもお伝えしていることですが、どんな思考をしても、どんな感情を持っても問題ありません。

「私は嫌なやつだな」と思ってしまうのも自然なことです。

そして、それは自分だけではなく、みんな同じなんです。

人はみんな「自己正当化の天才」です。

誰もが自分が正しいと認められたいし、理解されたい――それが人間の本質です。

だからこそ

「自分は思い通りにしたいだけなんだな」
「自分の方がうまくいくと思っているんだな」
「認められたいと思っているんだな」

と、自分自身を客観的に捉えてみてください。

そして、その自分に対して「可愛いじゃないの」と思ってみることが大切です。

「こんな自分はダメだ」と否定的に捉えるのではなく、「そんな私、頑張ってるじゃない」と肯定してあげることが、心のモヤモヤを解消する第一歩です。

人間はみんなそんなものだ、と受け入れることができれば、自然と心が軽くなっていきます。

これがセルフコンパッション、自分に対する思いやりの一歩です。

自分を受け入れることで、他人の気持ちや行動も自然と受け入れられるようになります。

「自分だけがこんな嫌なやつなのでは?」と感じることも少なくなり、「みんな同じだ」という共感を持てるようになります。

ここからは、さらに具体的なポイントをお伝えしていきますので、一緒に考えていきましょうね。

自分を受け入れるための5ステップ

①感情と向き合う

まず1つ目のポイントは、「自分の思い通りにしたい」という感情について考えることです。

この気持ちは、自分がしっかり準備をし、真剣に考えているからこそ湧いてくるものです。

ですから、まずその努力を認めてあげてください。

それ自体は決して悪いことではありません。

しかし、その一方で、自分の考えが必ずしも相手にとって最善であるとは限らない、という視点を持つことも大切です。

たとえ相手が失敗する可能性が見えていたとしても、その失敗から学べることがあるかもしれません。

人は失敗を通じて成長するものですから、相手にその機会を与えることが、長い目で見て大切な場合もあります。

例えば、自分が最善策を提案して相手を助けたいと思うのは自然なことですが、それが「相手の成長や学びを奪ってしまう可能性がある」ということも意識してみてください。

そのうえで、自分自身にこう問いかけてみましょう。

「私の提案が通らなくても、相手がその結果から何かを学べるなら、それはそれで意味があるのでは?」

このように自分に語りかけてみることで、自分の感情を整理し、相手を見守る余裕が生まれます。

結果として、関係性もより良いものになっていくでしょう。

②モヤモヤやイライラを整理する

2つ目のポイントは、モヤモヤやイライラを整理することについてです。

これらの感情は、自分の意見が認められなかったと感じる時に特に湧き上がりやすいものです。

このような感情は、自分が

「認められたい」「貢献したい」

と思っているからこそ生まれるもので、決して否定する必要はありません。

しかし、その感情をただ抱え込むのではなく、冷静に整理することで気持ちが楽になります。

1つの方法として、感情筆記法を試してみてください。

紙を用意し、今の自分の気持ちをそのまま書き出してみるのです。

例えば、「私がモヤモヤしているのは、自分の意見をちゃんと聞いてほしいと思っているからだ」といった形で書いてみてください。

そして、その感情の奥にある一次感情を探ることが大切です。

モヤモヤやイライラといった二次感情の背後には、実は「悲しい」「寂しい」といった一次感情が隠れていることが多いのです。

自分の一次感情に気づき、「そうか、私は本当は悲しいんだな」と受け入れることで、自然とその感情を手放しやすくなります。

このプロセスを「自己共感」といいます。

自分の感情に共感し、優しく寄り添ってあげることで、自分の心を軽くしていけるのです。

具体的には、次のような手順を試してみてください:

  1. 紙とペンを用意する。
  2. 今の感情をそのまま書き出す(モヤモヤ、イライラの理由を言葉にする)。
  3. その感情の奥にある一次感情を探る(例:悲しい、寂しい)。
  4. 「私はこう感じているんだな」と自分の気持ちを受け入れる。

感情を紙に書くことで、その感情と少し距離を置くことができます。

冷静に自分を見つめ直すきっかけになり、結果としてその感情を手放しやすくなるでしょう。

ぜひ試してみてくださいね。

ジャーナリングノート

③相手への伝え方を工夫する

3つ目のポイントは、相手への伝え方を工夫することです。

提案をしてもスルーされてしまう場合、伝え方やタイミングを見直してみることが有効です。

特に、共感を示しながら意見を伝える練習を取り入れることで、相手も意見を受け入れやすくなります。

例えば、次のような伝え方を試してみてください。

「これって、こういう方法もあると思うんだけど、どうかな?」
「以前こういう状況で、これを試してみたらうまくいったよ。だから提案してみたんだけど、どう思う?」

このように、自分の正しさを証明するためではなく、「相手のため」を意識した姿勢で伝えることが大切です。

特に、過去の経験をベースにして「シェアする」という形で提案すると、相手は提案を押し付けられていると感じにくくなります。

さらに、提案にあたっては相手の判断を尊重する姿勢を見せることも重要です。

「これが正しいからこうしてほしい」と断定的に伝えるのではなく、「この方法も試してみない?」と柔らかく伝えることで、相手の意見や選択を尊重する余地を残せます。

相手に共感し、相手の立場や気持ちを理解しながら意見を伝えることで、コミュニケーションの質がぐっと高まります。そしてその結果、提案が受け入れられる可能性も自然と高まるでしょう。

提案がうまく通らないと感じたときは、ぜひ「共感」と「尊重」を意識して伝え方を工夫してみてください。

それが、より良い人間関係を築く第一歩になるはずです。

④結果を受け入れる練習

4つ目のポイントは、結果を受け入れる練習です。

相手が自分とは異なる方法を選び、それによって問題が起きた場合も、その経験を「必要なプロセス」として捉えることが大切です。

「だから、言ったのに」という気持ちが湧くこともあるかもしれませんが、その証明をする必要はありません。

相手が気づいたタイミングでサポートをする、という柔軟な姿勢を持つことが、良好な関係を築く鍵になります。

例えば、相手がうまくいかない状況に直面したときには、こう伝えてみるのはどうでしょうか?

「そうだったんだね。じゃあ、次はこういう方法も試してみるといいかもしれないね。」

このように、結果を責めたり証明を求めたりするのではなく、次の行動につながる提案を柔らかい言い方で伝えることで、相手は受け入れやすくなります。

また、問題が起きた際に相手が学びを得ることで、次回はより良い選択ができるようになるかもしれません。

結果を受け入れ、相手の気づきをサポートする姿勢を持つことで、自分も相手も共に成長できます。

これは簡単なことではないかもしれませんが、一つ一つの場面で意識をすることで少しずつ実践できるようになります。

「言ったのに」を手放し、相手が成長するプロセスを見守る心の余裕を持つことで、より深い信頼関係が築けるようになるでしょう。

太陽で輝く海

⑤自分のスタンスを見直す

5つ目のポイントは、自分のスタンスを見直すことです。「自分は認められたいのか、それともただ正しいと思いたいだけなのか?」と自分の気持ちを認識し、観察することがとても重要です。

このプロセスを通じて、自分の感情や行動を客観的に見つめ直せること自体が素晴らしい成長の一歩だといえます。

焦らずに、自分がどう関わりたいのかを深く掘り下げてみてください。

本当のところ、あなたはどんな関係を築きたいと思っているのでしょうか?

・自分の正しさを証明することが目的になっていないか?
・チームとして助け合い、協力しながら進むことが大切ではないか?

こういった問いかけを自分に向けることで、本当に大切にしたいものが見えてきます。

また、結果を重視するあまり、関係性やコミュニケーションの質を見過ごしていないかを振り返るきっかけにもなります。

例えば、「私はどんな関係を築きたいのだろう?」「結果よりも何を大切にしたいのだろう?」と、自分に優しく問いかけてみてください。

こうすることで、自分自身と深く向き合い、理想とする関係性やスタンスを明確にすることができます。

スタンスを見直すことは簡単な作業ではありませんが、そこから得られる気づきは人間関係や日々の選択において大きな助けとなります。

何を大切にしていきたいのかを明確にすることで、より豊かなつながりを築けるようになるでしょう。夕焼けを眺める女性

まとめ

最後に、具体的な行動アイデアです。これまでの話を踏まえて、次のようなステップを意識してみてください。

1. 感情を受け止める

まずは、イライラやモヤモヤをそのまま感じてみることです。
「あ、自分は今こう思っているんだな」と気づくことで、感情と少し距離を置くことができます。
これにより、感情に振り回されるのではなく、冷静に向き合うきっかけを作れます。

2. 相手の視点を考える

提案をするときは、相手にとって意味のある伝え方を工夫しましょう。
共感を示しつつ、相手の状況や感情を考慮した言葉を選ぶことで、提案がより受け入れられやすくなります。

3. 結果にこだわらない

自分の提案が採用されなかったとしても、「提案という役目を果たした」と割り切る心の余裕を持ちましょう。
結果よりも、提案することで相手に選択肢を提供したという事実を大切にしてください。
これが、自分の意見が通らなかった時のモヤモヤを軽減する助けになります。

4. 自分の正しさを手放す

「自分の正しさを証明したい」「認められたい」という気持ちは誰にでもあるものです。
しかし、それが相手への怒りや攻撃につながってしまう時もあります。
そんな自分に気づいたら、「これは自分の気持ちなんだな」と受け止めて、そっと手放す練習をしてみてください。

5. 相手の立場に立つ

最後に、相手の立場や気持ちを考えることを意識しましょう。
「もし自分が相手の立場だったら、どう感じるだろう?」と想像することで、コミュニケーションの仕方や伝え方をさらに工夫できるようになります。

 

これらを日常に取り入れることで、自分の感情を整理しつつ、相手との関係をより良いものにしていけます。

1歩ずつ実践しながら、モヤモヤを解消し、前向きな人間関係を築いていきましょう。

なかなか簡単なことではありませんが、こうした取り組みを少しずつ続けることで、確実に上達していけると思います。

最初から完璧を目指すのではなく、一歩ずつ進んでみてください。

それに、こうして自分の気持ちを観察し、理解し、さらにそれを言葉にして、質問を通じて深掘りしている時点で、すでに自分自身を俯瞰的に見る力がついている証拠です。

この調子で続けていけば、きっと大きな変化を感じられる日が来るはずです。

自分のペースで、無理せず取り組んでいきましょう。

応援しています。

それでは、今日もあなたらしい1日をお過ごしください。いってらっしゃい!

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