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おはようございます、JAYです。

今日も「人間関係の執着を手放す」というテーマでいただいたご質問にお答えしたいと思います。

ご質問内容は以下の通りです。

以前は抜けていってボンミスが多い自分を許せず
優秀な価値ある人間だと認めてもらいたくて仮面をかぶって、かっこいい格好をすることが多かったです。

そんな人間関係が苦しくなっていた時
JAYさんのレッスンを受けるようになったおかげで自分をとても大切に思えるようになり
己のポンコツを認めてその自分を出せるようになってきて気持ちがとても軽く楽になり、人と接するのが億劫ではなくなって楽しいと思えるようになってきました。

ありがとうございます。

ただある特定の人に対しては私を認めてほしいという思いが強く
心にもないことを言ってご機嫌を取ったりすることが今もありますどんな人に対しても平等にありのままの自分で接したいのですが相手によって態度を変えている自分がいます。

どうすればよいでしょうか。

これについてですが、まず第1に、これは非常によくあるお悩みだと思います。

いつもお伝えしていることですが、どんな人に対しても平等にありのままの自分で接するというのは、実際にはほとんどの人ができていないことです。

これが理想だと思われるかもしれませんが、それ自体が目的ではありません。

むしろ、結果的にそうなるものだというふうに考えたほうがいいと思います。

ですので、まずやるべきことは「自己需要感を高める」ことです。

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文人主義とは

そんな自分も「OK」って、そりゃそうだよね、という話ですよね。

人によって態度が変わるのは当然のことで、それがむしろ自然なあり方なんです。

この考え方を「文人主義」と言います。

文人主義とは、相手によって態度が変わる自分がいるとき、「本当の自分はどれなんだろう?」「ありのままの自分ってどの自分なんだろう?」と迷ってしまう状態を指します。

ですが実は、どんな相手に対しても違う自分が出てくるのはごく自然なことなんです。

どんな自分も自分です。

例えば、

・Aさんにはすごく親切でいい人な自分が出る一方
・Bさんに対しては怒りが湧いて嫌な態度を取ってしまう。

どちらもあなた自身なのです。

それでOKなんだ、という考え方を持つことが重要です。

ですから

「ありのままの自分でいなければいけない」
「仮面をかぶるのはダメだ」

と自分を縛る必要はありません。

そして「どうやったらそれを払えるんだろう」と無理して頑張る必要もないんです。

自分のすべてを「これで大丈夫」と受け入れることができたとき、自然とどんな人に対してもフラットで飾らない自分でいられるようになります。

いつもお伝えしていることですが、結局のところ大切なのは「自己需要感を深める」ことです。

「そんな自分でも大丈夫だ」と心の底から思えるようになったとき、結果として相手によって態度を変えることがなくなり、本当にありのままの自分でいられるようになるのです。

川の写真

「好かれたい」という感情を肯定する

この過程というのは確かにあると思います。

そして、だんだんといろんな人に対して自然に自分を出せるようになっていくのはとても素敵なことです。

でも、その中でも「この人には好かれたい」という特別な感情が出てくる場合がありますよね。

ここで大事にしてほしいのは、「その人に好かれたい」という気持ちはとても素敵な感情だということです。

それは、その人のことを大切に思ったり、「好きだな」と感じたりする、ポジティブな感情があるからこそ生まれるものなんです。

ぜひその気持ちを相手に伝えてみてください。

例えば

「あなたのこういうところが素敵だと思う」
「ここが好きだ」

と、自分がその人に対して抱いている肯定的な感情を言葉にしてみるんです。

これは、単なる自己表現に見えるかもしれませんが、実は「自己介入」の一つでもあります。

自分の中の感情を整理し、相手に伝えることで、徐々にその人に対してもフラットな感覚を持てるようになっていくのです。

ただ、ここで重要なのは、自分を無理に変えたり、「ありのままでいなければ」とプレッシャーを感じる必要はないということです。

無理をする必要はまったくありません。

少しずつ、自然に変化していきます。

また、今マインドフルネスのレッスンを受けてくださっている皆さんのように、練習を始めてまだ数か月や数年といった時間の方も多いでしょう。

これは時間をかけて徐々に身についていくものです。気づいたときには、以前は難しかった相手にも自然体で接することができるようになっているはずです。

そのプロセスを信じて、焦らず進んでいきましょう。

ありのままの自分でいる勇気

もう1つ、自分自身に問いかけてほしいことがあります。

それは、なぜその方に対して特別にご機嫌を取ろうとしてしまうのか、ということです。

もちろん、「好かれたい」という気持ちがあるのは自然なことです。

ただ、その裏側には

「ご機嫌を取らないと好かれない」
「もっと自分をよく見せなければ」

と思っている自分がいるのではないでしょうか。

ここで大切なのは、その方が本当にあなたにとって素敵なご縁のある相手なのであれば、あなたがどんな状態であってもそのご縁は続いていくということです。

ありのままの自分で接しても、その方があなたのことを肯定的に受け止めてくれるなら、それは本物の縁です。

反対に、もしあなたが普通の、いつも通りの自分で接したときに、その方があなたをネガティブにジャッジするようであれば、それはもともとご縁がなかったということかもしれません。

その縁は続かないものであり、無理に繋ぎとめる必要はないのです。

だからこそ、自分らしくあることが大切です。

「相手をコントロールしよう」とするのではなく、「自分は自分らしく生きていく」ことを心がけてください。

そして、自分の価値を過小評価しないことも重要です。

相手に価値があって自分には価値がない、なんてことはありません。

価値は誰にでも平等にあるものです。

ぜひ、そんな自分を大切にしながら、少しずつ「自分らしさ」を実践してみてください。

自分を大切にすることで、自然と本物の縁や関係性が築けるようになっていきます。

応援しています。

今日も素敵なご質問をありがとうございました。

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