瞑想の効果が感じられない時の対処法
音声配信を文字起こしをしています
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おはようございます、JAYです。
今日も朝くらいは、いいことだけを思い浮かべて過ごしていきましょう。
さて、本日はご質問をいただいておりますので、それについてお答えしていきたいと思います。テーマはマインドフルネスについてです。質問者の方を仮にAさんと呼びましょう。
質問者Aさん(主婦の方)からのご質問はこちらです。
マインドフルネスを始めて1年が経ちます。
最初の方はストレスが減り、心が軽くなる感覚を実感できていました。でも最近は効果を感じることが少なくなり、惰性で続けているように思います。
特に仕事が忙しい時は部下への対応でイライラする場面では、瞑想しても心が落ち着かず、雑念だらけで終わってしまいます。
さらに瞑想していると、「もっと深い境地に達しなければならないのでは」という焦りを感じることがあります。
初心者向けのガイドやアプリを使うのも飽きてきたし、次に何をすればいいかなかなか思いつきません。
1年して壁というべきものなんでしょうか?
どうすればこの停滞感を乗り越え、もう1度効果を実感できるようになるんでしょうか?
ということですね。まず質問ありがとうございます。
1年間マインドフルネスを続けるって、実はかなり大変なことなんですよね。
多くの方を見てきましたが、ほとんどの人は途中で挫折してしまうんです。
それでも、続けられる方はしっかり続けています。
そして生活の中で瞑想が習慣となり、「これがなければ自分の人生が成り立たない」とまで言う方も多いんです。
これは本当に素晴らしいことだと思います。
Aさんのように、1年間も続けてきたというのは、それだけで大きな成果なんです。
停滞感を感じるのも、ある意味で自然なことなんですよ。
瞑想を長く続けるためのアプローチ
僕自身もAさんと同じように、マインドフルネスを人生の1つのテーマとして取り組んでいます。
マインドフルネスというのは、ある意味で自分自身に水をやり続けるような感覚なんですよね。
土台をしっかりと固めるために、少しずつでも続けていくものだと思っています。
これは「卒業」とか「クリア」といった終わりのない取り組みです。
だからこそ、これからも続けていく価値があると考えています。
ただ、やはり長く続けていると、だんだんと停滞感を覚えたり、以前ほどの効果を感じなくなったりすることもありますよね。
その気持ちはとてもよくわかります。
実際、そういった時期は誰にでも訪れるものです。
そこで、少しでもこの停滞感を打破できるように、いくつかのアプローチを提案してみたいと思います。
続きをお話ししていきますね。
①期待を手放す
まず、1つ目のポイントとして「期待を手放す」ということがあります。
これが非常に重要で、瞑想の目的というのは何か特定の効果を得るためではなく、今この瞬間に気づくことにあります。
マインドフルネスで言うところの「目的」はここなんです。
未来に何かを得るために瞑想をしてしまうと、それ自体が執着を生み出します。
その結果、注意が「今」から離れてしまうんですね。
このように、効果を求めすぎてしまうことで焦りや、「成長できていない自分」といった自己否定、さらには批判的な思考が生まれてしまうことがあります。
そうなると、本来のマインドフルネスの目的から遠ざかってしまいますよね。
だからこそ、心の中で「今の自分で大丈夫」と受け入れることが重要です。
プロセスそのものを大切にしながら、淡々と継続している自分に丸を与えてあげる。
それが、停滞感を乗り越えるための鍵だと思います。
たとえば、「雑念が多いな」と感じたとしますよね。
でも、それに気づけている時点で、それも立派な気づきなんです。
瞑想というのは、こういった日々の小さな気づきを積み重ねていくものなんです。
②瞑想のスタイルを変えてみる
2つ目のポイントは「瞑想のスタイルを変えてみる」ということです。
Aさんが飽きや惰性を感じるのは、ごく自然なことです。
同じスタイルを続けているとどうしても新鮮さが失われがちですよね。
そういったときには、少し違うアプローチを試してみることで、新しい気づきや楽しさが生まれることがあります。
例えば動的なマインドフルネスとして
「歩行瞑想」
「ヨガ」
「食事瞑想」
といった方法を取り入れるのも1つの手です。
これらは、普段の瞑想とは異なる感覚を得られるものなので、新たな発見があるかもしれません。
特に僕がおすすめしたいのはヨガですね!
ただ体を動かすだけではなく、体感覚に意識を向けながら「今ここ」に集中して行うヨガです。
この体験はとても心地よく、また新鮮さを感じることができるので、ぜひ試してみてください。
さらに、「慈悲の瞑想」や「ボディスキャン」など、異なる種類の瞑想を取り入れてみるのも良いでしょう。
これまで使っていたアプリなどを引き続き活用しながら、新しいツールやガイドを試してみると、また違った角度で瞑想を楽しむことができると思います。
瞑想に多様性を持たせることで、惰性から脱却し、新たな気づきを得るきっかけになるはずです。
③環境を変える
3つ目のポイントは「環境を変える」ということです。
いつもと違う場所や時間帯で瞑想をしてみると、それだけで新しい感覚を得られることがあります。
同じ場所、同じ時間での瞑想が習慣化していると、それが良い面もありますが、変化がなくなって惰性を感じることもありますよね。
たとえば、自然の中で瞑想をするのはとてもおすすめです。
僕自身も、自然のそばでの瞑想をよく取り入れています。
寒い時期なので外に出るのは少し大変かもしれませんが、例えば川のそばや山間部、海辺などは、いつもとは異なる空気感や音が感じられて心がリフレッシュします。
僕の場合は京都の嵯峨エリアにある川のそばがお気に入りで、そこで瞑想をしたり、海に入って瞑想をしたりすることで、心の中に新しいスペースが生まれるような感覚になります。
こういった場所での瞑想はとても特別な体験になりますので、ぜひ試してみてください。
また、外出が難しい場合でも、時間帯を変えるだけで新鮮さを感じることがあります。
例えば、いつも朝瞑想しているなら、夜にしてみるなど、少しの変化が新たな気づきをもたらしてくれるかもしれません。
環境や時間に工夫を加えることで、瞑想のマンネリ感を打破するきっかけになります。
④〇〇でマインドフルネスの意識を高める
最後のポイントは
「日常生活の中でマインドフルネスの意識を高める」
ということです。
瞑想といえば、目を閉じて静かに行うイメージが強いかもしれませんが、実は日常生活の中でも多くの場面でマインドフルネスを実践することができます。
例えば仕事をしている最中でも「今ここ」に意識を戻す時間を少しずつ増やしてみるとか、誰かと話している時にそのコミュニケーション自体にしっかりフォーカスするのも良いでしょう。
また、先ほど触れた食事の時間も、食べ物の味や香りをじっくり味わいながら食べることで、マインドフルネスを実践できますよね。
こうした工夫は、日常の中で簡単に取り入れられるものばかりです。
まとめ
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