相手をコントロールしない生き方が心を軽くする理由
音声配信を文字起こしをしています
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おはようございます、JAYです。
さて、今回は友達とのLINEに関するご相談をいただきましたので、それをテーマにお話ししていきます。
こんにちは、JAYさん。
AAです。1つご相談させてください。
最近、友達とのLINEのやりとりについて悩んでいます。
私はわりと繊細な性格で、友達にLINEを送ってもすぐに返信が来ないと、『何か気に障ることを言ってしまったのかな』と不安になります。
友達が忙しいのはわかっていますが、1日経っても未読のままだと、嫌われたのではないかと考えてしまうのです。
そのまま待てば良いのに、不安に耐えきれず『大丈夫だったかな?』と追いLINEをしてしまい、それでまた『しつこいと思われたかもしれない』と後悔してしまいます。
友達との関係を悪くしたくないのに、自分の不安が邪魔をしてしまい、苦しいです。
気持ちを切り替えたり、LINEが未読でも気にしすぎない方法があれば教えてください。
よろしくお願いします。
というご相談です。
自分の不安と向き合い、レジリエンスを高める
まず、このように繊細な性格の方は、マインドフルネスの練習や思考の切り替えの練習がとても役立ちます。
また、自分の「頭のおしゃべり」に気づいて手放すという習慣を身につけると、心の復活力、つまりレジリエンスが高まり、最終的には執着を手放せるようになっていきます。
そうすると、とても楽に生きられるようになると思います。
このご相談者さんは、自分が繊細でネガティブに捉えがちで、不安が邪魔をしているということを自覚されているのが素晴らしいと思います。
その上で、少しずつ不安をコントロールする練習をしていけば、状況は大きく改善する可能性が高いです。
ご相談者さんのように繊細で、傷つきやすかったり、人の目が気になったりすることは、ネガティブな要素に見えるかもしれませんが、それを強みに変えていくこともできます。
今日は、このテーマに関連して3つの観点から具体的な方法をお伝えできたらと思います。
①返信の早さと関係の悪化は無関係である
1つ目のポイントとしてお伝えしたいのは、「返信の早さと関係の悪化は無関係である」ということを強く認識することです。
これは、意外とわかっているようでわかっていない方も多いかもしれません。
友達がLINEの返信をすぐにしない理由は、ほとんどの場合、あなたとの関係とは全く関係がありません。
多くの場合は、忙しい、メッセージに気づいていない、あるいは返信内容を考えている、そんな理由がほとんどです。
「返信が遅い=嫌われている」という考えに自分が囚われていると気づくことが第一歩です。
そして、「時間が経てば返信が返ってくるだろう」と前向きに考える余白を心に作ってみてください。
それでも不安な気持ちが湧いてきたら、自分自身を俯瞰して見つめてみましょう。
深呼吸をして落ち着き、少し距離を置いて自分の考えを観察します。
「自分は今、LINEの返信が遅いことで不安になっているんだな」と気づき、それが本当に事実かどうかを冷静に考えてみるのです。
こうして、返信の遅さに対する不安があなたと友達との関係性とは無関係であることを、ゆっくり、でもしっかりと認識する練習をしてみてください。
一度だけではなく、何度も不安な気持ちが出てきたときにその都度「またこの考えが出てきたな」と気づいて、手放していく。
この繰り返しが、不安を軽くしていく第一歩です。
②自分の気持ちを考えて整理する
2つ目のポイントとして、「自分の気持ちを考えて整理する」ことを挙げたいと思います。
そのための具体的な方法として、ぜひジャーナリングを取り入れてみてください。
ジャーナリングとは、ノートや紙に自分の思いを自由に書き出すことです。
不安を感じたときに、それを頭の中で抱え込むのではなく、紙に書き出すことがとても効果的です。
例えば、追いLINEを送る前に、まず自分の気持ちを紙に書き出してみてください。
「本当に自分が嫌われるようなことを言ったのか」「これはただの考えすぎではないか」と、冷静に振り返る時間を持つのです。
紙に書き出すことで、頭の中で曖昧に漂っているモヤモヤが視覚化され、驚くほど整理されていきます。
これはカウンセリングでも活用される「感情書き込み法」として知られ、研究でもその効果が実証されています。
書くことで自分の気持ちを冷静に見つめられ、不安が和らぐのです。
さらに、ジャーナリングはネガティブな思考を整理するだけでなく、前向きな目標設定やアイデアを整理する際にも役立ちます。
自分の夢や希望を書き留めておくことで、それが現実に近づく一歩にもなります。
普段から紙とペンを携帯し、モヤモヤや嫌なことがあればすぐに書き出してみてください。
そして、その紙はくるくるっと丸めて捨ててしまうのも一つの方法です。
書き出すことで冷静になり、気持ちを整理できるジャーナリング、ぜひ習慣にしてみてくださいね。
③自分の時間を充実させる
3つ目のポイントは、「自分の時間を充実させる」ことです。
LINEの返信を待っている間にモヤモヤしてしまう時間を、ぜひ自分が楽しいと感じることに使ってみてください。
趣味を楽しんだり、リラックスしたり、ただボーッとする時間を作ったり、YouTubeやNetflixで好きな動画を観たりするのも良いでしょう。
大切なのは、LINEの返信が来ることばかりに気を取られない環境を、自分で整えることです。
自分を楽しませる時間が増えると、自然と気持ちに余裕が生まれます。
この余裕が、結果的にLINEへの過度な依存や不安を減らし、気持ちを安定させてくれるのです。
「自分のことを楽しむ天才」になれるよう意識してみてください。
余裕がないとどうしてもネガティブなことを考えてしまいますが、自分を満たし楽しむ時間を増やすことで、友達との関係や日常生活にも前向きな変化が生まれるでしょう。
また、友達との関係はLINEの返信速度で決まるものではありません。
そのことをしっかりと意識しながら、自分の心を満たす行動に時間を使ってみてください。
結果的に、気持ちが安定しやすくなり、人間関係もより豊かなものになっていきます。
ぜひ今日から、自分を楽しませる時間を意識して増やしてみてくださいね。
あるがままにさせておく
最後にお伝えしたいのは、「あるがままにさせておく」という大切さです。
相手をコントロールしようとしないこと、そして相手のペースをそのまま受け入れることを意識してみてください。
相手が返信をゆっくりするなら、それを尊重してゆっくりにさせておく。
無視されることがあれば、それもそのまま受け止める。
このように、人の行動や考え方に自分の時間を使わないことが、自分の人生を大切にする第一歩です。
相手に「早く返信すべきだ」という自分のルールを押し付けないようにしてみてください。
気づかないうちに自分の中のルールで相手をジャッジし、それが不安やストレスの原因になっていることがあります。
相手が自由であるように、自分も自由であるべきです。
そのルールから解放されることで、心が楽になり、より自然体でいられるようになります。
縁というものは無理して繋ぎ止める必要も、無理に切る必要もありません。
あるがままにさせておけば、続く縁は自然と続き、離れる縁は自然と離れていきます。
そうした自然な流れを受け入れることで、より心穏やかに、自分らしく生きることができるのです。
すべての人間関係や問題は、自分の頭の中が作り出していることが多いです。
その事実に気づき、自分の時間をもっと楽しむことを意識してください。
他人を気にする時間を減らし、自分自身を充実させることが、最終的に最高の生き方につながります。
今日もあなたらしい素敵な一日をお過ごしください。
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