MINDFUL BLOG

JAYのマインドフルブログ

笑顔のEmiさん

音声配信を文字起こしをしています
▽ ▽ ▽

JAY:このチャンネルを聞いているだけで、人生がとんでもなく全開になってしまう。

そんなコンセプトでお届けしております。

ということで、今回は久しぶりの配信となります。

これまで毎日、あの配信を続けてきたのですが、200日が経過しました。

飽き性の私としては、そろそろ何かしら形を変えていきたいなと、後半はずっと思いながら続けていました。

そしてちょうど200日を過ぎたタイミングで、毎日投稿というスタイルを一度見直して、より良いコンテンツをお届けしたいという想いが強くなりまして。

今回からは対談形式で配信できたらと考えています。

ということで、今日はゲストの方をお招きして配信していけたらと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

Emi:はい、よろしくお願いします。

JAY:はい。ということで、今日はEmiさんに来ていただきました。

Emi:はーい。

JAY:Emiさんは、マインドフルネスの実践者として本当に長いキャリアをお持ちで、深く実践されている方です。

そして朝ヨガの指導もされていて、瞑想やヨガ、マインドフルネスを伝える活動を一緒にされているんですよね。

よろしくお願いします。

Emi:よろしくお願いします。

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マインドフルネスがもたらした心の変化

JAY:Emiさんの働き方って、少し面白くて特殊ですよね。

普段は子どもたちに対してどのようなお仕事をされているんですか?

Emi:今は「療育」というお仕事をさせてもらっています。

JAY:ありがとう。

Emi:言葉がもう少し早く出るようになってほしいとか、人とのコミュニケーションがうまく取れるようになったらいいな、というようなお子さんをサポートする仕事です。

これが日中しているお仕事になります。

JAY:はあ、なるほど。

Emi:そして、朝はこの瞑想の時間の中で、ヨガをお伝えしています。

JAY:マインドフルネスと出会って、どれくらいになるんですか?

Emi:今年の夏で、5年目になります。

JAY:ああ、そうなんですね。

Emi:2020年の7月に始めたんです。

JAY:マインドフルネスと出会う前と後で、結構変化があったって話していましたよね。

Emi:一番変化を感じているのは、人に優しくなったところかなと思います。

特に家族に対して優しくなって、夫婦関係も以前はちょっとギクシャクしていたんですけど、それが円満になったりとか、会社での人間関係も良好になったり。

JAY:なっていったんですね。

Emi:はい、それはすごく実感しています。

JAY:なんか、こんなにいつもハッピーオーラを出せる人って、なかなかいないなって思って見てるんですけど。

いつも本当に幸せそうに見える。

Emi:そうそう。

JAY:それが演技じゃなくて、頑張ってやってるわけじゃなくて、天然なんですよね。

それが素晴らしいです。

Emi:言われるようになりましたね。

JAY:へえ、すごいなあ。

Emi:ありがとうございます。

JAY:でも、ちょっと人と会うときに、自分から頑張ってハッピーなオーラを出そうと思えば、できなくもないじゃないですか。

JAY:でもそうじゃなくて、全体的に自然体でハッピーで、肯定的なエネルギーが出てるって、すごくいいですよね。

JAY:じゃあ今日はですね、ありがとうございます。

ちょっとしたご相談をいただいているので、それについて二人で一緒にお話していけたらと思っています。

Emi:お願いします。

Emiさん

「できること」より「楽しいこと」

JAY:今回のご相談は、なつさんという方からです。

「できることを増やす」っていう概念について。

僕はよく、「できることを増やすことよりも、楽しいことを増やしていこう」って提案してるんです。

できることを増やすための時間を取るより、ワクワクすることとか、人生を豊かにすることに時間を使おうよって。

JAY:もちろん、仕事の上では「できることを増やす」ってことが必要になる場面も多いですよね。

実際に、なつさんは「社会人になってからは評価や給料のために、ひたすらできることを増やしてきた」とおっしゃっています。

この場合、業務においてどう考えていけばいいか?というご質問をいただきました。

Emi:めちゃめちゃわかりますね…。

JAY:難しいテーマだよね、これは。

Emi:そうなの。「できることを増やしなさい」って、小さいころからずっと言われて育ってきたし、「できたら評価される」って価値観もずっと刷り込まれてる。

だから、大人になってもついその思考に引っ張られてしまうのよね。

JAY:その思考でいると、自然とそういう価値観の中に自分を置きたくなっちゃうよね。

Emi:ほんと、それ。まさにそう。

JAY:だから、なつさんも「できることを増やさなきゃ」「評価されないと給料も上がらない」って本気で信じてるからこそ、組織の中で悩んでいるのかもしれないね。

Emi:うん。しかも、できてる人を見て「この人はちゃんとできてるから評価されてるんだな」って思っちゃうし、自分はまだまだだって感じる。

実際にはがんばってるのに、自分に対して否定的なことばかり思い浮かんで、「もっとがんばらなきゃ」って焦ってしまうのよね。

JAY:それ、すごくわかる。

でも、それが“悪い”ってことではないってことにも、気づいていたいよね。

JAY:お釈迦様の教えにもあるけど、「気づく」って本当に大事なこと。

気づくためには、いったんそこから距離をとって、視点を変えてみることが必要なんだよね。

JAY:抽象度を上げて、高いところから俯瞰して見るというか。

JAY:たとえば「嫌でもできることを増やさなきゃ評価されない」と信じていたとしても、「仕事を楽しんでる人の方が評価される」って信じている人もいる。

どっちが正しいとかじゃなくて、ただ信じてるものが違うだけなんだよね。

JAY:自分が「これが当然」と思ってることが、実は人によって全然違うってことに気づくと、評価のされ方とか給料の上がり方も、別の選択肢があるって見えてくる。

JAY:もっと言えば、今いる組織じゃなくても、自分らしくいられる場所や人間関係って、きっとあるんだよね。

Emi:うん。そうやって観察を始めると、「私はどっちの自分でいたいかな?」って、選べるようになるよね。

Emi:がむしゃらに働いて評価を求めていくのか、それとも、楽しいことに心を向けて今を笑顔で過ごすのか。

選択肢が見えてくると、どちらでも自分で選べるようになる。

Emi:そして、笑顔で過ごしていると、周りの人もハッピーになるし、自分自身も「今日もよくがんばったね」って、自分に花丸をあげられる。

JAY:ほんとにそう。

どっちを選んでも、毎日「自分に花丸をつける」っていう姿勢が大事だよね。

反省会から自己肯定へ

Emi:うん。私、以前は毎晩反省会してたの。

マインドフルネスを知らなかった頃は、「もっとこう言えばよかったな」とか、「あの人はどういうつもりだったんだろう」とか考えて、ひとりでぐるぐるしてた。

Emi:でも今は、「今日も一日よくがんばったね」って自分に声をかけて、一日を終えられるようになったの。

JAY:反省会をしなくなったんだね。

Emi:うん。「悩みを作り出さない」って感じ。

JAY:結局は、どう捉えるかだけだもんね。

Emi:ほんとに。人によって捉え方は違うし、自分が今どう感じてるかをただ見つめてみるだけでも、何かが変わってくるよね。

JAY:なるほどね。でもさ、Emiさんって、いわゆる資本主義社会の中にある企業に勤めてる一面もあるじゃない?

そうすると、周りの人たちが必ずしも内省とかマインドセットを持って働いてるわけじゃないよね。

たとえば、Emiさんの上司とかも、そういう意識を持ってるとは限らない。

そういう中で、自分を保つってけっこう大変だと思うんだけど…どうやって折り合いをつけてるのかな?

Emi:ああ、でもね、ぶれることってやっぱりあるよ。

「なんで今ざわざわしたんやろ?」って、その都度、自分に問いかけていく感じ。

感覚の違いって、やっぱりあるやん?

みんながみんな、同じ価値観で働いてるわけじゃないから、そういう場面ではざわざわ~っとすることもある。

Emi:でも、そのざわざわ感って、相手が悪いとかじゃなくて、自分の中にも似たような部分があるからなんかなって思えてきて。

「この人の言動がなんでこんなに引っかかったんやろ?」って、そのたびに問い直すようになったんよね。

Emi:前はすぐ「なんでこんな言い方するん?」とか「この人、無神経やな」って思ってたけど、最近は「自分の中のどこが反応したんやろ?」って、自分を見にいくようになった。

Emi:人を変えようとするんじゃなくて、その出来事を通して「自分は今、どう感じて、どう捉えたのか?」を見ていくようになったんよね。

もちろん、まだまだ揺れることもあるし、完璧には程遠いけど…

でもそうやって、自分の軸に戻れるようになったのは、本当に大きい変化やなって思ってる。

マインドフルでいる難しさ

JAY:昨日ね、ある方から相談を受けたんですよ。

その方は、ある会社のボスをしてて、「スタッフにイライラする。仕事ができなくて、毎回イライラしてしまう」って話で。

JAY:昨日ね、またその方と話してて、本人も「イライラするのは自分が引き起こしてること」って、マインドフルネスを実践してるからこそ分かってはいるんよね。

でも、それでもやっぱり感情が先に出ちゃうっていうか…。

JAY:イライラしちゃうよね。って思うんですよ。

でもね、組織の中ではそういうことが起こるのはわかってるし、仕方ないってわかってても、やっぱりイライラしちゃうんですよ。

Emi:うんうん。

JAY:で、どうしていきたいかっていうと、自分の中でそれを手放せるようになりたいなと思ってて。

Emi:うん、なるほど。

JAY:もちろん、マインドフルなコミュニティにいるときの自分は、落ち着いていられるんですよ。

でも、社会って、必ずしもマインドフルじゃないじゃないですか。

Emi:うん、たしかに。

JAY:だから、そういうマインドレスな場所に行くと、マインドフルな自分ではいられなくなるっていう悩みがあるんですよね。

Emi:ああ、それ、すごくわかる。

JAY:Emiさんも、マインドフルな空気の中にいることが多いと思うけど、会社に行くと、競争的だったり、社会資本主義的だったり、全部がビジネスとして動いてる中で、どうやってマインドフルな自分でい続けるかって、なにか意識してることある?

Emi:それもね、少しずつ変わってきたの。

最初は、すごくイライラしてたし、「なんでもっとこうしてくれないの?」って思ったりしてた。でも、瞑想を続けてるうちに、少しずつ変わってきた。

JAY:うんうん。

Emi:瞑想してるときに、自分がずっと思考の中をぐるぐる回ってることに気づくのね。

「またこの人のこと気にしてる」とか、「またあの人の言動が気になる」とか。

でも、そのたびに「違う」って気づいて、戻る、また外れる、戻るっていうのを繰り返してたら、仕事中も自分の目の前のことに集中できるようになってきて。

JAY:なるほど。

Emi:もちろん一緒に仕事してるから協力はするんだけど、ずっと気にしてるっていう状態からは抜けてきたと思うの。

で、自分ができることに集中してると、不思議と他人の「できる部分」も見えるようになってきて、それを素直に伝えられるようになった。

JAY:ほうほう。

Emi:前は、思ってても飲み込んじゃってたの。

でも今は、「それ、すごい得意なんやね」って言えるようになって、そうすると相手の表情が変わったりするんだよね。「できてる部分を見てもらえてる」っていう安心感が生まれて、その人も自分の得意を活かそうとしてくれるようになるの。

安心感がチームを動かす

JAY:ああ、それでチーム全体の雰囲気も変わっていくわけだ。

Emi:そうなの。全体でフォローし合えるような関係が作れる。

私もそういうチーム作りをずっとやってきたし、今も大事にしてるところ。

JAY:なるほどね。まず自分にフォーカスを当てる。

自分の目の前のことに集中する。

そして、それが自己理解につながって、他者の良いところも見えるようになる。

見えたら、それをちゃんと伝える。

Emi:うん、そう。

JAY:それで関係性が変わっていく…のかもしれないね。

Emi:うん、そう感じてる。

JAY:相手に伝えることで、どう関係性が変わっていくんだろう?

Emi:まず、イライラしてると、イライラって相手に伝わっちゃうの。

そうすると相手は話しかけづらい。

「これどうしたらいいですか?」とか聞きにくくなる。

JAY:うんうん、あるある。

Emi:でも、「あなた、こういうの得意だね」ってできてる部分を見てもらえてるって安心感があると、ちょっとしたことでも「これ、どうでしたっけ?」って聞きに来てくれるようになる。

そうなると、自然とコミュニケーションが増えていって、関係性も良くなっていくと思う。

JAY:なるほどなぁ。医療現場とかもそうかもしれないね。

Emi:そう。やっぱり大事なのは、コミュニケーション。

JAY:うん。大切なのは、やっぱりコミュニケーションだね。

Emi:それにね、関係性が良くなってくると、伝え方も柔らかくなってくるの。

イライラしてる状態で伝えると、意図せず相手を傷つけちゃったりするけど、関係ができてると、「実はこうしてくれると助かるな」って優しく言えるようになる。

それで相手も受け入れてくれやすくなるんだよね。

Emi:ものすごく効率的に仕事が回っていくんじゃないかなって思います。

JAY:そっかそっか。じゃあ、いつもイライラしてしまう対象が見つかったら、その相手との関係性に、今のステップを試してみると、コミュニケーションの質が変わってくるかもしれないですね。

Emi:うん、そうね。

JAY:ちょっと実験してみる、みたいな感覚で。

Emi:まずは自分に集中かなって。

そう思ってても、目の前には絶対自分がやらなきゃいけないことがあるから、まずそこに集中することが大事だと思います。

チーム

まずは自分に集中してみる

JAY:ありがとうございます。

はい、ということで今日はですね…

Emi:(笑)

JAY:結局、コミュニケーションの話になりましたけど、まずは自分のことに集中してみて、そこから相手のいいところが見えてきたら、それを伝えてみる。

そうすることで、コミュニケーションの質が変わってきて、相手も安心して自分と対話をしてくれるようになる。

結果として仕事もスムーズに進んでいったり、人間関係もより良くなっていくってことですね。

Emi:はい。

JAY:やってみます。

Emi:うん、やってみましょう。

JAY:夫婦間でも、ぜひトライしてみましょう。

Emi:トライしてみましょ。

JAY:はい、Emiさん、今日はありがとうございました。

Emi:いえいえ、こちらこそありがとうございました。

JAY:ありがとうございました。

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