繊細なあなたへ:職場で心を守るための3つの対策
音声配信を文字起こしをしています
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おはようございます。JAYです。ハノイに到着して数日が経ちました。
ここハノイは都会なので、クラクションの音や車の音が少しうるさいかもしれません。ご了承くださいね。今日は素敵なカフェを見つけたので、そこで収録しています。
今こちらは朝の7時です。ちょうど6時頃に目が覚めたのですが、目覚める直前に夢を見ていました。
高校生の自分が、GLAYのコンサートを観ているというシチュエーションでした。
GLAY、大好きなんですよね。皆さんは「My Fair」という曲をご存知でしょうか?グレイが好きな方なら、きっと知っていると思います。
その曲を夢の中で聴いていて、感動している最中に目が覚めました。「ああ、夢か」と思って、なんだかすごくノスタルジックな気持ちになりました。
そんなこと、ありませんか?
夢の影響で、朝から感情が動かされることってありますよね。怖い夢を見たら朝から怖くなったりとか。
今日はその夢のせいか、少し切なくて寂しいような気持ちになりました。起きた後はYouTubeを見ながら10分間ヨガをして、その後カフェに向かう途中で、どうしても「My Fair」を聴きたくなったんです。イヤホンをつけて街を歩きながら聴いていたら、涙が止まらなくなってしまいました。
あの感覚、懐かしいですね。高校生くらいの頃、大人になることへの期待と不安が入り混じった感覚が蘇ってきました。
当時は「自分はどんな大人になるんだろう?」と考えていたことを思い出し、切なくなってしまいました。
今日はそんな涙もろい朝を迎えましたが、皆さんはどんな朝を迎えていますか?GLAYが好きな方は、ぜひ「My Fair」を聴いてみてくださいね。
では、いただいたご質問にお答えしていきます。
職場の同僚の態度に心乱されるあなたへ
最近、職場で近くの席の同僚が不機嫌そうにしていると、自分が何か悪いことをしたのではないかと過度に心配してしまいます。先日も、その同僚が私に挨拶をしなかっただけで、一日中その理由を考えてしまい、仕事に集中できませんでした。どうすれば他人の感情に影響されず、自分の心の平穏を保てるでしょうか?
まず最初に、この悩みを打ち明けてくださったことに感謝いたします。
他人の感情に影響されないようにすることって、本当に難しいですよね。特に、これを書いてくれた方は、きっと繊細な方なのではないでしょうか。
たとえ繊細でなくても、自分に対する他人の態度って、やっぱり気になってしまうものです。
私自身も、妻がイライラしていると、つい「自分に対して怒っているのかな?」と考えてしまいます。まるで被害者意識が働いてしまう感じですね。
これって何なんでしょうね、面白いですよね。
そんな中でも、他人の感情から解放され、自分自身の心の平穏を少しずつ取り戻していくことが大切です。そこで、今日は3つの対策を考えてみましたので、シェアしたいと思います。
「事実」と「解釈」を分けて考えるコツ
1つ目の対策ですが、「事実」と「解釈」を分ける練習をしてみましょう。
同僚が挨拶をしなかった、これは事実です。
そして、「自分が何か悪いことをしたのかな?」と感じるのは解釈です。頭の中では、事実を見てから自分なりの解釈をつける、というプロセスを常に繰り返しているんですね。
でも実際のところ、相手が挨拶をしなかった理由って、私たちには分からないんです。忙しかったり、考え事をしていたりして、あなたとは全く関係ない場合も多いんです。
以前もお話ししましたが、例えば妻がイライラしているとき、それが僕に向けられたものなのか、子供たちに対するものなのか、それとも何か他のことでイライラしているのか、よく分からないことが多いです。
それでも、つい「自分が何か悪いことをしたのかな」と思い込んでしまいます。
ここで大切なのは、事実と解釈をしっかりと分けて考えることです。自分に無関係なことも実はたくさんあります。
ですから、まずは事実に基づいて冷静に判断する練習をしましょう。こうすることで、少しずつ過度な心配を減らすことができます。
とはいえ、「頭では分かっているけど、実際にどうすればいいの?」という話になりますよね。これが一番難しいところです。
でも、まずは意識的に「事実」と「解釈」を分ける練習をしてみると良いと思います。今の事実はこれ、そして私はこう解釈した、という具合に分けてみることで、少し心が軽くなるかもしれません。
他人に左右されないために自己肯定感を強化しよう
次に2つ目の対策ですが、これは「自己肯定感を高めていく」ということです。
自分自身を認めることができるようになると、他人の態度に左右されにくくなりますよね。では、どうやって自己肯定感を高めていくかというと、とても効果的な方法があります。
それは、毎日自分ができたことに丸をつける習慣を持つことです。これを紙に書き出していきます。
さらに、感謝できることも紙に書き出してみると良いでしょう。ジャーナリングを取り入れることですね。私も以前この方法を実践していました。感謝したい相手や事柄について書き出すこと、そして、自分が達成したことに丸をつけて自分を認めてあげる習慣を持つことが大切です。
こういった習慣を続けると、少しずつ自己肯定感が高まってくることがわかっています。
もし「自分は自己肯定感が低いかも」と感じる方がいたら、ぜひ試してみてください。
そうすることで、他人の感情に過度に反応することが減り、心の安定へと繋がっていくはずです。
マインドフルネスと瞑想で心の平穏を手に入れる
そして、3つ目の対策ですが、これは「マインドフルネスや瞑想を実践する」ということです。
「今、ここ」に意識を向けることが、やはり一番効果的だと思います。これを続けていくと、過度な思考や自動的に暴走する思考に気づくことができ、一旦手放して「今、ここ」に意識を戻すことができるんです。これによって、ネガティブな自動思考や不安を和らげる効果があることは、多くの研究でも証明されています。
私もこれまで多くの方に教えてきましたが、実践できる方は本当にその効果を感じ、心の状態が良くなっていきます。
100%完璧にできるわけではないかもしれませんが、確実にネガティブな思考が軽減されることは確認されています。間違いなく、変わっていきます。
ですから、毎日数分でもいいので、夜の瞑想や朝の呼吸法を一緒に取り入れてみましょう。こういった実践を続けている方は、心の平穏を保ちやすくなっていると実感されていると思います。
以上の3つの対策を取り入れることで、心の変化を大きく感じられるはずです。ぜひお試しください。
【記事】ネガティブ思考を抑えて、自分らしく生きるために…やる気の波を受け入れる
あなたの優しさが周りを癒す
このメッセージを書いてくれている方は、繊細な方ですよね。
やっぱり、とても敏感で、そのアンテナがいろいろな方向に向いているタイプの方だと思います。
でも、そういう繊細な人こそ、心が優しくて、気遣いができる人が多いんです。自然と周りの配慮ができてしまう。それは本当に素晴らしい強みです。
繊細な方の強みは、その優しさです。自分では気づきにくいかもしれませんが、あなたはきっとその優しさを持っていて、それで周りの人を励ましたり、癒やしたりすることができるんです。
それだけで、あなたは周りの人にとって大きな存在です。
なぜなら、繊細な方は傷つきやすく、その分たくさんの経験を通じて優しさを育んできたからです。
その優しさで人に寄り添い、共感し、「辛いよね」と優しい言葉をかけてあげることができる。それは本当にあなたの素晴らしい宝物です。
ぜひ、その優しさがあなたの大きな強みであることを認識してみてください。
そして、今日もあなたらしく、素敵な1日をお過ごしください。いってらっしゃい!
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