自分を責めがちなあなたへ届けたい「気づきと肯定」の力
音声配信を文字起こしをしています
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おはようございます、JAYです。
今日はマインドフルネスに関するご質問をいただいておりますので、それについてお答えしていきたいと思います。
マインドフルネスを続けているのですが、どうしてもネガティブな思考が消えません。何か悪いことが起きるんじゃないかと常に不安で、気持ちが軽くならないです。ポジティブになろうとしても、すぐ元のネガティブな自分に戻ってしまっている気がして、自分は変われないんじゃないかと思うことがあります。どうすればこの状況を変えていけるでしょうか?
というご質問をいただきました。
これ、よくあることなんです。
マインドフルネスを学び始めたり、実践し始めたりしても、
「変わらない自分」
「繊細すぎる自分」
「ネガティブな自分」
が気になってしまう。
せっかくやっているのに、せっかく学んでいるのに、全然変われていないと感じてしまう。
そして、そのこと自体でまた自分を責めてしまう。
これ、本当に多くの人が経験することです。
指導者も迷うことがある
安心してください。
こうした悩みは、みんな一度は経験するものですよね。
実は僕自身も、指導者としてマインドフルネスを教える立場にいながら、「全然マインドフルじゃない自分」に気づいて、自分を責めてしまったことがありました。
でも、そんな時期があったからこそ分かるんです。
それって、特別なことではないんですよね。
心理的な学びを深めたり、自己啓発に取り組んでいると、同じようなことを感じる人が多いんです。
たとえば、目標設定をして、それを達成するための継続力を高めようとするけれど、途中で挫折して「やっぱり自分はダメだ」と思ってしまう。
この負のサイクルにハマった経験がある方も多いのではないでしょうか。
こういった感情が湧くのは、決して珍しいことではありません。
それどころか、こうした質問は本当によく寄せられるんです。
マインドフルネスの本質とは?変えようとせず気づく練習
では、この状況をどうしていくかというと、マインドフルネスとは、何かを無理やり変えようとするのではなく、「気づく練習」です。
そして、それをただ観察する練習なんですね。
私たちは日々、何かを「良い」「悪い」とジャッジしながら生きています。
そのことに気づくことが、マインドフルネスの重要な一歩です。
たとえば今回のケースで言うと、「私はマインドフルネスを実践しているのにも関わらず、自分のことをこんなふうに責めているんだな」と気づいてみる。
そして、その責めの感情にネガティブなジャッジをしていること自体に気づくことが、とても大切なんです。
つい、「これだけやっているんだから変化してほしい」と思ってしまいますよね。
けれども、それは「今ここ」ではない話なんです。
これまでやってきたことは過去の話であり、「こう変わりたい」というのは未来の話。
でも、今この瞬間にいるのは、「そのままの自分」なんです。
そして、それだけで本当は十分なんですよね。
「良い」や「悪い」という評価を少し手放して、「今、私はこう感じているんだな」と認めること。
そして、それを第三者の視点でただ見てみる。
もし可能であれば、「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」と、自分を少し高い位置から俯瞰してみて、気持ちを軽くしてみること。
こういった練習が、マインドフルネスにおいて非常に大切なことなんです。
自分を責めるループから抜け出す第一歩:気づくという練習
例えば今回のケースで言えば、「マインドフルネスを実践しているのに変わらない自分がいる」と感じている。
その一方で、そう思っている自分をネガティブに評価し、「ダメだ」とマイナスなジャッジをしている。
そのことにまず気づくことがとても大切なんです。
なぜなら、気づかなければ何も変えることができないからです。
これまでは無意識に何度も自分を責めるという負のサイクルを繰り返していたかもしれません。
でも、気づいた瞬間に、そのサイクルに隙間を作ることができます。
そしてその隙間こそが、手放すチャンスになっていくんです。
これは瞑想の実践と同じです。
瞑想とは、普段気づかない自分の思考に「今、自分はこういう思考をしているんだ」と気づいてみること。
そして、その思考を観察してみることです。
そのまま観察を続けてもいいし、一旦止めて呼吸に意識を戻しても構いません。
大切なのは、それをジャッジせず、ただあるがままを見てみることです。
この考え方はヴィパッサナー瞑想の教えにも通じます。
「生成と消滅をただ見る」ということです。
ネガティブな感情も同じで、生成し、消滅していくだけのものなんです。
その感情が湧き上がり、やがて去っていく様子をただ観察する。
そして、その感情に対して「良い」「悪い」という評価をしている自分に気づくことが、マインドフルネスの本質的な練習なんですね。
マインドフルネス実践者こそ「自分に花丸」を与えよう
だって、マインドフルネスを実践している自分というのは、本来であれば「花丸」を与えられるべき存在なんです。実際に日々続けていること、それ自体が素晴らしいこと。
それなのに、そこにわざわざネガティブなジャッジをしてしまっているだけなんですね。
それに気づいてみることがまず大切です。
もしかすると、結果ばかりにフォーカスして「成果が出ない自分」を責めてしまっているのかもしれません。
でも、重要なのはそのプロセスを楽しむことなんです。
マインドフルネスを自分に合っていると思いながら、日々実践を続けている。
その努力に意識を向けてみましょう。
「今日もできたね」
「今日も気づけたね」
と、自分に花丸をつけてあげる練習を始めてみてください。
これは簡単なようで意外と難しいですが、少しずつでいいんです。
日々「自分に花丸をつける」練習をしていくことで、自分を受け入れる力が育まれます。
ついつい自分を責めてしまいがちな人も、その自分を責めることに気づいて、優しく受け止めてあげてください。
そしてそんな自分に「よくやってるね」と声をかけてみてください。
それでは、今日もマインドフルな一日をお過ごしくださいね。
いってらっしゃい!
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