MINDFUL BLOG

JAYのマインドフルブログ

霧の中に立つ人

音声配信を文字起こしをしています
▽ ▽ ▽

どうも、JAYです。

さて、今日もこの時間だけはいいことだけを思い浮かべて過ごしてくださいね。

今日はですね、インドネシアに来ていまして、今はバリ島の南、車で30分ほど行ったところにおります。

ちょっと交通量が多くて、車やバイクの音がうるさいかもしれません。

ご容赦ください。

今はカフェのテラスにいるので、音楽も流れていたりして、もしかしたら雑音が少し入ってしまうかもしれませんが、よろしければ最後まで聞いていただけたら嬉しいです。

離島には3日後、もしくは2日後に移動しようかなと考えています。

バリ島がすごく気に入っているので、またインドネシアに来ました。

ここはヒンドゥー教の影響を受けていて、とてもオシャレな建物がたくさんあります。

スピリチュアルな世界観を感じることができました。

また、お香の香りもいろんなところから漂ってきて、好きです。

今はちょうど6月で、雨季が終わり、乾季に入りました。

そのため、天気も非常に良く、とても過ごしやすいです。

今日はですね、クライアントさんとちょっとお話をして、相談する機会がありました。

その内容について、少しシェアしたいと思っています。

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「やめたい」と「働かなきゃ」の間で揺れる心

男性のクライアントさんで、20代後半の方なのですが、その方が会社をずっと辞めたくて、ついに「辞めました」というお話をしてくれました。

その方が言っていたのは、「ちょっとブラックな企業だったんですよ」と。

そういう背景もあって、「本当はいろんなことを自分で経験してみたい。でも会社員しかやったことがないから、いつか辞めようと思っていた」と。

そんな風にお話をされていて、「辞めることができた」というのは、本当に大きな一歩だったんじゃないかと私は感じました。

ただ、その方はそのあとに「でもまた就職しなきゃいけないんですよね」とも言っていて。

私は「なんで就職したいの?」と聞いたんです。

ぼーっと立つ男性

すると、「何もしないのも不安なので、やっぱり就職しなきゃいけないと思ってる」とおっしゃっていました。

なので、私はもう一度、「でも本当はどうしたいの?」という話をしてみたんです。

すると最終的に「本当は就職したくないんです」と、その方はおっしゃいました。

人って面白いですよね。

私たちの中には、いつも“反対するふたり”がいるような気がします。

ひとりの自分は「こうしたい」、でももうひとりの自分は「こうしなくちゃいけない」と言う。

でも実際には、本心はもうすでに「こうしたい」と明確に決まっていたりするんですよね。

自動思考が生み出す焦りと不安の正体

やっぱりそのクライアントさんにお伝えしたのは、「常識に囚われちゃうよね」ということでした。

常識に従って生きるというのは、それ自体が悪いことではないと思います。

もし本人の中に「常識通りに生きていたい」という強い思いがあるのなら、それはそれで素晴らしいことだと思うんです。

でも、その方の場合は、常識に「囚われてしまっていた」という印象を受けました。

親の影響だったり、周りの環境だったり。

特に日本にいると、「常識に従うこと=正しいこと」というような空気が強くありますよね。

でも、その方の本心、本当の気持ちは、「常識に囚われずに、自分自身で自由に生きていきたい」というものでした。

だからこそ、本当のことは、もうすでにご本人がわかっているんですよね。

とはいえ、常識通りに生きなければいけないという不安や焦りも、確かに自分の中にある。

それも事実なんだと思います。

そういう中で、私たちの思考って、ほんとに自動的に動きますよね。

「次の仕事を見つけなきゃいけない」
「早くしなければならない」
「ちゃんと真面目にやらなければいけない」

……そんなふうに、自分自身に焦りを与えてくるんです。

そして、「そうしないと何か悪いことが起こるんじゃないか」という、見えない恐れのような思考もついてきたりするんですよね。

霧がかった森

頭の中の自動思考が未来を縛るとき

でも、片方で「本当の願いは何なの?」と問いかけていくと、やっぱりその方は

「就職することではなくて、自分自身で自由に生きていきたいです」
「時間に縛られずに生きていきたいんです」

とおっしゃっていました。

それで、「じゃあ、なんでそこに向かって動き出さないの?」という話をしていくと、やっぱり「自分自身にはそれがちょっと難しいんじゃないかと感じている」という答えが返ってきました。

それって、誰にでもあることだと思うんです。

やったことのないことに対して不安を感じるのは、みんな同じです。

たとえば、中学校に入学するときも、みんな不安だったはずですし、高校に進学するときも「本当に大丈夫かな?」と思ったはずです。

出会う人たちと本当に友達になれるのか?という不安もあったでしょう。

そして大学に入り、社会人になるときも、不安はあったと思います。

でも、そうやって不安なことにも一歩一歩進んでいく中で、少しずつ経験を重ねることができて、それによってまた次の一歩が踏み出せるようになっていった。

それに気づくと、それが楽しくなったりもするし、実際にその一歩が人生を変えるきっかけになったという経験もあると思います。

だから、何かを始めようと思ったとき、新しいライフスタイル、新しい生き方、新しい働き方を目指そうとしたときには、不安がつきものなんです。

だって今はコンフォートゾーン、つまり「安心・安全な領域」にいるわけですから、その外に出ようとすると、やっぱり不安な気持ちは出てきます。

でもそれって、未来に対する漠然とした不安を、私たちの頭の中の“自動思考さん”が勝手に想像して、未来に行ったつもりになって、今この瞬間の気持ちを引っ張り出してきて、否定的にさせたりするんですよね。

「ただ見る」って難しい
評価しないマインドフルネスの力

思考は不安のためじゃなく願いを叶えるために使う

でも、改めて考えてみると、失敗したっていいんですよね。

最悪、また就職すればいいし、バイトだってできるし、何だって生きる術はある。

これまでもなんとかなってきたんだから、これからもきっとなんとかなるんです。

なんとかならなかった人は、きっとこの音声を聞いてくれていないと思います。

今ここにいるということは、これまでもちゃんと乗り越えてきた証拠です。

だからこそ、「いま自分が本当に願っていること」のために、行動に目を向けてみてほしいんです。

そうすると、思考も少しずつ変わってきます。

「その願いを実現するには、何ができるのか?」と。

未来の不安を勝手に想像するために、思考を使うんじゃなくて、自分自身の願いを叶えるために、思考を使っていく。

これがとても大切だと思います。

この話をシェアしたあと、「すごく前向きな気持ちになりました」と言ってくれて、そしてまた来週、その話の続きを聞かせてくれるということで、1週間じっくりと考えてね、とお伝えしました。

実は、今日たまたま別の方とも、まったく同じような話題になったんです。

不思議ですよね。

きっと、いま同じようなテーマを感じている方が多いのかもしれません。

だからこそ、この音声を聞いてくださっているあなたも、ぜひ「本当はどうしたいのか?」という自分の願いに、静かに耳を傾けてみてください。

そして、その願いを叶えるために

「どうしたらいいかな?」
「今、自分に何ができるかな?」と、

思考を前向きに使ってあげてください。

それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください。

いってらっしゃい。

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