音声配信を文字起こしをしています
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どうも、 JAYです。

今日も”ASK JAY”にご質問をいただきましたので、それにお答えしていきたいと思います。

今回のご質問は、カナさんからいただいたものです。

カナさんの質問は次の通りです。

「夢はなんですか？」とか「こうなったらいいな」
「こんな事してみたい！」
などと聞かれても、数年前から答えられなくなっていることに気がつきました。
想像でも妄想でもいいと思うのですが、空白です。
何もないわけではないはずなのに…。
自分に何かブロックがかかっているような気がしています。
どうすれば自分を解き放てますか？」

はい、このご質問に関してお答えしていきますね。

実際、コーチングをしていると、こういった

「やりたいことが見つからない」
「夢がわからない」

という相談をいただくことは結構あります。

そこで今日は、アドラー心理学のコーチングの観点から

解決策を5つ考えてみましたので

それをシェアしていきたいと思います。

「夢はなくてもいいか」くらいがちょうど良い

まず、「自分が気づいた」ということが番大きいことだと思います。

これは非常に重要なステップです。

多くの場合、自分の中にある自己制限や思い込み

または過去の経験からくるプレッシャーが

未来のビジョンを閉ざしてしまうことがあります。

そこで、まずは「夢は何か」という質問自体が

何か自分にとってプレッシャーになっていないか確認してみてください。

・夢を持たなければならない
・好きなことをしなければならない
・こうでなければならない

といった思い込みや期待が、逆に自分を縛ってしまうこともあります。

さらには、社会的なプレッシャーを感じてしまうこともありますよね。

その結果、想像力がブロックされてしまうこともあるのです。

だからこそ、「夢がなくてもいいか」というくらいの軽い感覚でいる方が

意外と夢が見つかったり、やりたいことが浮かんできたりするかもしれませんよ。

やりたいことが見つからない人へ、5つのアプローチ

「小さな一歩から始める」

では、1つ目のポイントについてお話ししますね。

「小さな一歩から始める」という考え方です。

いきなり大きな夢を描くのではなく

日々の中で「こうなったらいいな」と思うような小さな願望を見つけてみるんです。

そして、それを少しずつ達成していくことが大切です。

例えば、「午後に美味しいコーヒーが飲みたい」というような

本当にささやかな願いでも構いません。

そういった小さな心の望みに気づいて、それを実行に移す。

そんなふうに、日常の中で自分の小さな願いを叶えていくことで

少しずつ心の中で成功体験が積み重なります。

すると、心に余裕が生まれ、カナさんがおっしゃっていた「ブロック」のようなものが、少しずつ解放されていくかもしれません。

なので、まずは「小さな一歩」を踏み出すことを心がけてみてください。

それが、大きな変化の始まりになりますよ。

「過去を振り返る」

次に、2つ目のポイントについてお話しします。

「過去を振り返る」ということです。

これは僕自身もたくさんやってきたことなんですが

過去に楽しかったことや夢中になれたことを振り返ってみるのは、とても効果的です。

例えば

・幼い頃に何に夢中になっていたのか
・どんなことをしている時に一番楽しかったのか。

そういったことを思い出しながら

自分の喜びや楽しさの源泉が何だったのかを探ってみてください。

これは、自己分析の一環として非常に有効です。

特に、子供の頃の強烈に覚えている楽しい体験を思い出し

それを紙に書き出してみるのは、とても効果があります。

実際、コーチングのワークでもよく取り入れられる方法ですし、僕自身もたくさんやってきました。

例えば、小学校や中学校の頃、どんなことに夢中になっていたのか。

たとえば、女の子であれば、おままごとや泥だんご作り、ピアノなど

そういった小さな遊びを思い出してみてください。

何が自分にとっての喜びだったのか、どの部分が一番楽しかったのかを探ることが重要です。

さらに、その当時楽しんでいたことを、今改めてやってみるのも効果的です。

たとえば、泥だんご作りや創作活動、あるいは好きだった漫画を描き写してみることなど

当時夢中になっていたことをもう一度やってみることで、驚くほどの発見があるかもしれません。

ぜひ、一度過去を振り返ってみて、楽しかったことを再び実行してみてくださいね。

【記事】自己受容を深める３つの方法

「自分を許す」

次に、3つ目のポイントです。

「自分を許す」ということです。

何もないと感じること自体、実は全く悪いことではないんですよ。

そのことに気づいて、罪悪感を持たないようにしてみてください。

もし、そういった罪悪感があるのなら

それでも良いと自分を許してあげることがとても大切です。

夢がない自分を、まずは受け入れてあげることが第一歩です。

冒頭でもお伝えしましたが、夢がなくても全然問題ないんです。

自分自身に「それでいい」と丸を与えてあげることで、心が軽くなっていきます。

そうすると、不思議と新しい発想が生まれやすくなったり

今まで見えなかったものが見えてくることがあります。

また、もう一つ大事なのは、社会的通念に振り回されていないか、ということです。

僕自身もこの点で非常に悩んだことがありました。

もっと成果を上げなきゃ

もっと実績を出さなきゃとビジネスの世界で頑張っていましたが

なんか心の奥底で「これは違うんじゃないか？」という違和感を抱えていたんです。

でも、ある時自分を振り返って

「もっと自由に生きたいんだ」

と気づいたんです。

例えば、僕は海外が好きだとか、シンプルな願望に気づき

それを実現するために動き始めたんです。

そうしたら、自然と心地よく感じられるようになったんですよ。

だから、まずは「夢がなくてもいいんだ」と自分に丸をつけてあげてください。

そして、社会的な成功という基準に惑わされないように、自分を大切にすることも意識してみてくださいね。

ここでも自己分析が役立ちますので、自分に正直になって、少しずつ自分を見つめていきましょう。

「他者との対話を増やす」

4つ目のポイントは、「他者との対話を増やす」ということです。

他者とコミュニケーションをとる中で

自分自身に気づくことは本当に大きいです。

話しているうちに

「あ、自分ってこういうことを考えていたんだ」
「話すことで頭が整理された」

という経験、誰にでもあると思います。

また、壁打ちのように誰かに話を聞いてもらい

質問される中で自分の考えを見出していく

というのも非常に効果的です。

新しい視点や刺激を得るには、非常に有効な手段なんです。

もしかしたら、その相手は信頼できる友人や家族かもしれませんし

全く知らない第三者でもいいです。

ジャッジされない相手に話をすることで

自分の思考を解放できることもあります。

そういった対話を通じて、心が軽くなったり

新しい発見を得ることができるんですよね。

ちなみに、今度あそゆかさんのグループコーチングイベントがあるので

そういう場に参加するのも良い機会かもしれません。

こういったイベントには本当に多くの人に参加してほしいのですが

なかなか興味を持つ人が少ないんですよね。

でも、僕自身はたくさん参加してきましたし、非常に助けられました。

例えば、コーチングや自己開示を通じて

泣きながら自分の気持ちをシェアしたこともあります。

普段なら絶対に言えないようなことも

みんなの前で話すことで、自分を解放できる瞬間がありました。

そういった自己分析のワークを通して、自分を深く知ることができたんです。

今でもコーチングを受けたり、壁打ちをしてもらったりして、自分を見つめ直す時間を大切にしています。

だからこそ、自分一人で考え込まないことが大事です。

人との対話を通じて、自分を見つめ直す機会を作ると、意外と道が開けることも多いですよ。

ぜひ、他者との対話を増やしてみてくださいね。

「他者との対話を増やす」

最後の5つ目のポイントは

「自分に問いかける」ということです。

これは、自分が「こうなったらいいな」と思えるシチュエーションを想像しながら

自分に問いかけてみるというものです。

その際の観点は

「どうすればもっと自分を楽しませられるかな？」というものです。

これはとても大事なポイントで、楽しむことに焦点を当てると

自然と自己ブロックから抜け出しやすくなると言われています。

例えば、目をつぶって想像してみて

「こんな状況だったら最高だな」
「こんなことができたら嬉しいな」

といったイメージを持つことが大切です。

楽しむという感覚を大切にすることで、心がオープンになり

未来に対しても柔軟に対応できるようになるのです。

もちろん、ハードモードで目標を達成することが得意な人もいますが

カナさんの場合はおそらく、それとは違う方向性を求めているのではないでしょうか。

楽しさや自由さを追求することで、人生がもっと自分らしく開かれていく感覚を目指していると思います。

一番大切なのは、自分の心の声に耳を傾けることです。

焦らずに、ゆっくりと時間をかけて進んでいけばいいんです。

夢や目標がなくても大丈夫。

よく言われる「目標がないといけない」という教えも

実際はそうでなくてもいいじゃないですか。

毎日を楽しんでいれば、それが最高の幸せなんですよ。

今、自分が健康で、家族や友達がいて、安定した生活があること。

この当たり前のことこそが、本当に大事なことだと思いますよね。

私たちは普段、そのありがたさを忘れがちですが

振り返ってみると、今ここで生きていること自体が奇跡的なことです。

両親や先祖との縁があって、代々の繋がりがあったからこそ、今の自分が存在しています。

それって、本当にすごいことなんです。

一度、この奇跡的な存在である自分に感謝し、そこに立ち返ることが

人生において大きな気づきと安心感を与えてくれると思います。

だからこそ、焦らずに自分を楽しませる問いかけをしながら、今を大切に生きていくことが

結果的に新しい夢や目標を見つけるための第一歩になるかもしれません。

まとめ

それなら、毎日をもっと自分らしく過ごしてみましょう。

自分を全開にして、生きていく感じでいいと思います。

焦らず、自然に。そうすることで、夢や目標がふと見えてくるかもしれません。

だからこそ、焦らずに自分を解放し、そのプロセスを楽しむことが大切なんです。

ですから、これからも楽しんで、少しずつ自分を見つけていってください。

今日もご質問をいただき、ありがとうございました。

何か少しでも参考になれば嬉しいです。

僕も応援していますので、ぜひ一緒に進んでいきましょう！

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