能力主義に疲れたあなたへ:他人と自分を比べない生き方
音声配信を文字起こしをしています
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おはようございます。
今日は、少し繊細な方に向けて
もっと自由に、楽に生きるための方法をお伝えしていきたいと思います。
「少し繊細な私」とは、他人の目が気になったり
わかっているけれど、ついつい他人と自分を比較してしまうことがありますよね。
繊細すぎて何もできない、というわけではなくて
むしろ、これまで結構いろいろと頑張ってきた方だと思います。
競争社会の中で一生懸命やってみたけれど
どこかで「この生き方、もうしんどいな」
と感じているのかもしれません。
そんな思いを抱えている方へ、少しでも参考になるお話ができたらと思っています。
自分軸を取り戻すためのヒント
私は、心の専門家として
またマインドフルネスの専門家として活動しています。
今はベトナムのハノイにいます。ハノイに到着して数日が経ちました。
その前はインドネシアのロンボク島にいて、3週間ほど過ごしていました。
とても素晴らしい場所で、思わず長居してしまいました。
今日は、ハノイから「他人の目が気にならなくなる方法」についてお話をしていきます。
繊細な人ほど、他人の目がどうしても気になってしまいますよね。
例えば、「あの人にどう思われているのか」とか
「どう評価されているのか」といったことが
つい気になってしまいます。
そして、良い印象を与えようとして、自分の気持ちを押し殺してしまう。
自分がどうしたいかよりも、相手によく思われるように行動してしまうこともありますよね。
相手を困らせたくないし、傷つけたくないという思いから
つい自分を犠牲にしてしまう。
それがこれまでの生き方だったかもしれません。
でもこれからは、もっと自分軸で生きたいと感じている方も多いのではないでしょうか。
もし他人の目が気にならなくなったら
もっと自由に、自分らしく
自分の選択でいろいろなことにチャレンジできるようになる気がしませんか?
「人の目を気にしない方法」が通用しないと感じる方へ
やはり、「こういうことをしたら、周りからどう思われるかな?」
というのが気になってしまいますよね。
たとえば、SNSでの発信もそうです。
何かを投稿しようとしたとき
「これを発信したら、どう見られるかな?」と考えてしまうと、なかなか思い切って発信できないんですよね。
本当は、自分らしくどんどん発信して、多くの人に注目されたいし
それで自分の人生をもっと自由に表現したり
ビジネスを発展させて集客もしたい。
でも、他人の目がどうしても気になってしまって
結局はそれを考えるだけで億劫になってしまうんです。
さらに、気づかないうちに自分を押さえてしまっていることも多いです。
どこかで「いい人」を演じたり、ちょっとカッコつけてみたり
できる人を装ってしまうことがありますよね。
そうしているうちに、「自分は本当は何をしたかったんだろう?」とか
「自分って一体何者なんだろう?」と、迷子になってしまうこともあるんです。
だからこそ、人の目を気にせずにいられる
もっと図太い神経が欲しいですよね。
もし、他人の目が気にならなくなったら、
もっといろいろなことができる気がしますし
自由に生きていけると思うんです。
今日は、その「人の目が気にならなくなる方法」についてお話ししたいと思います。
よく「人の目を気にしない方法」として
・自己肯定感を高めましょう
・SNSを見ないようにしましょう
・楽観的になりましょう
・自分軸で生きましょう
といったアドバイスがよく聞かれますよね。
でも、実際、それが簡単にできたら、苦労しないわけなんですよ。
そんな簡単にできないからこそ、みんな悩んでいるんです。
「自己肯定感を高めましょう」と言われても
簡単に高まるものではないですよね。
もし、スイッチを押したら一瞬で自己肯定感が上がって、他人の目なんか気にならなくなるなら、最高です。
でも、現実はそう簡単ではありません。
だからこそ、今日お伝えする方法は、少し違った視点で考えてみてほしいんです。
「こういう方法もあるかも?」と、ちょっと試してみる気持ちで聞いてみてくださいね。
人の目が気になるのは悪いこと?
この方法、本当に効果的なんです。
気づけば、だんだんと他人の目が気にならなくなって
もっと自分軸で、「自分がどうしたいか」を優先できるようになっていくんです。
つまり、心が自由になって、行動もどんどん自由になっていくということなんですよね。
まず、人の目が気になるということについて、「ダメなこと」と考えがちですよね。
「もし気にならなかったら、もっと楽なのに」
って思うことは、つまり
「人の目が気になること=良くないこと」と思い込んでいるんです。
そこで、まずはそのことに気づいてみることが大切です。
「ああ、自分は人の目を気にするのは良くないことだと思っていたんだな」
と認識するだけで、少し変わってきます。
特に日本では、協調性がとても重視されるので
子供のころから「みんなと調和を保つように」と教えられて育ってきますよね。
そのため、ほとんどの人が自然と「他人の目が気になる」状態になるのです。
人目を全く気にしない、という人は本当にごく少数派なんですよ。
だから、そのような人になりたいと無理に思う必要はありません。
つい、「人の目が気にならない人って素敵だな」と憧れてしまうかもしれませんが、
それ自体が良いとか悪いとか
優劣があるわけではないんです。
「人の目が気にならない方が良くて、気になる自分はダメだ」
と思い込んでしまっているなら
まずはその考えを少し手放してみましょう。
他人の目を気にする自分も、そのままで良いのです。
それがスタートラインです。
繊細さは強さ:自分の特性を受け入れて生きる
人の目が気になることは、決してダメなことではないんです。
「これが自分なんだな」って思えるようになることが大切です。
繊細さや、人の目を気にする敏感さって
まったく弱点なんかじゃないんですよね。
むしろ、それがあるからこそ
周りの人の気持ちにすぐ気づけたり
他人に優しく接することができる人が多いんです。
繊細な人には、思いやりの心があるという、すばらしい特性が備わっているんです。
でも、その優しさや思いやりが、自分にとっては当たり前になっていて、
自分に愛情深さや思いやりがあるなんて
なかなか思えないものです。
「いやいや、私はそんな人じゃない」と思ってしまうかもしれません。
でも、それはまさに「繊細さ」なんです。
もし自分が繊細だと自覚しているなら
それは間違いなく、他人への思いやりを持った人だという証拠です。
まずは、そのことに気づいていきましょう。
繊細で、人の目を気にして生きてきたからこそ
人に対する配慮ができたり、細かなことにも敏感に気づいてあげられるんです。
だから、自分の感じ方や心の反応を否定せずに
「これが自分なんだな」と
認めてあげることが大切です。
それが、自己受容へとつながっていきます。
自己受容ができるようになると
他人の評価に左右されるのではなく
自分自身で自分を認めてあげられるようになっていくんです。
なので、もしかすると
「これを聞けば、人目が気にならなくなる方法が手に入るかも」
と思っているかもしれませんが、
まずは、無理に自分を変えようとせずに
自分自身を受け入れていくことが大切です。
実は、それこそが、人の目が気にならなくなる最短の道、一番簡単な方法なんです。
だから、「人の目が気になる自分」でも
大丈夫なんだよ、と自分に言い聞かせてあげてください。
自分を責めがちなあなたへ
ついつい自分を責めがちになることってありますよね。
特に繊細な人は、自分のありのままの姿を否定して
「このままじゃダメだ」って思いがちです。
でも、実は「このままの自分でも大丈夫なんだ」
と認めてあげることが大切です。
それだけで、心の負担が少し軽くなります。
例えば、近くに不機嫌な人がいると
なんとなく嫌な気持ちになったりしますよね。
僕も、近くにイライラしている人がいると、その感情が伝染してしまって
気持ちがザワザワしたり、緊張してしまったりすることがあります。
そんなときは
「ああ、私は今、相手の感情に影響されて、ちょっと緊張しているんだな」とか
「ざわざわしているんだな」というように
自分の感情を少し客観的に見つめてみるんです。
そうやって、自分の感覚を一歩引いて見ることで、
自分の反応を少しずつコントロールできるようになるんですよ。
つまり、反応している自分に気づいて
そこから少し距離を取るという
マインドフルな感覚を持つことが大切なんです。
これを少しずつ練習していくことで
普段から自分を客観的に見られるようになっていきます。
それがとても大事なことなんです。
そうしていくと、自分の今感じている感情に振り回されることが減っていきます。
つまり、ネガティブな感情に引っ張られて
ぐるぐるとネガティブな思考が繰り返される状態から、
少し距離を置いて観察できるようになり
結果として、手放しやすくなっていくんです。
この方法、ぜひ試してみてほしいですね。きっと、心が少し軽くなるはずです。
超オススメ!「感情筆記法」の取り組み方
もし、ついつい自分を責めがちな方がいたら
自分をありのままに受け入れていくための、良い方法があります。
それは、毎日少しの時間を使って
うまくいったことや、自分ができていること
そして自分の喜びに目を向けてみることです。
そして、それを日記やジャーナリングで書き出してみると
とても効果的です。少しずつでも良いので
感じたことや出来事を文字にしてみてください。
そうすることで、自己受容が深まっていきますし、自然と自己肯定感も高まっていきます。
ですので、「書き出す」という行為をぜひ試してみてください。
これは「感情筆記法」とも言われることがあり
自分の感情や気持ちをそのまま書くことがポイントです。
毎日ノートとペンを手元に置いて
日々の中で自分ができたことやポジティブな面を見つける練習をしてみてください。
そうすることで、少しずつ自分自身を肯定的に捉えられるようになります。
能力主義社会でも揺るがない自分を育てる
他人と自分を比べてしまうのは
私たちが能力主義の社会の中で育ってきたからこそ、自然なことなんですよね。
でも、やっぱり大切なのは
「他人は他人、自分は自分」という視点です。
私たちは、それぞれ全く違うゴールや価値観を持って生きているので
人のペースに巻き込まれず、自分だけのペースや価値観を大切にしていきましょう。
自分自身の軸をしっかり持つことが大事です。
自己受容というのは、一朝一夕でできるものではありません。
時間をかけて、少しずつ取り組んでいくものなんです。
自分のペースで、焦らずに進めていきましょう。
もし、できないと感じても、それで全然大丈夫です。
そして、ふとした瞬間に「実は、このままの自分でも大丈夫だったんだ」
と気づけることがあります。
そうすると、自然と人の目が気にならなくなる、という不思議な現象が起こることもあります。
これは、いわば「パラドックス」のようなものなんです。
まずは、自分のことをとても大切にしてみてください。
自分を大切にすることで、他人の目や評価よりも
「自分がどうしたいのか」という心の声を少しずつ聞けるようになってきます。
そして、その声に従って行動していくことができるようになるんです。
それが、自分軸で生きることの第一歩なんです。
まとめ
繊細な方は、どうしても周りの意見や声
評価に対して、とても敏感に反応してしまうことがありますよね。
まるで、それが自分に直接入ってくるように感じることもあると思います。
でも、そんな自分に対して「大丈夫だよ」と優しく声をかけてあげてください。
そうすることで、少しずつ他人の意見や評価に振り回されることが減り
自分が「本当にどうしたいのか」を大切にできるようになっていきます。
ぜひ、今日一日、そのことを意識して過ごしてみてください。
自分の心の声に耳を傾けて、穏やかに過ごしてみましょう。
いってらっしゃい。
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